徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和3年7月3日、土曜日、雨、土石流発生)

2021年07月04日 | 日記
  今日も雨だ。
  午前10時過ぎに下の街の方からサイレンの音が聞こえた。
  まあ、いつものことで、救急車か消防車かパトカーの出動の音かと思った。
  市役所の広報のお知らせが拡声器を取り付けた塔から聞こえて来たが、ここでは山に声が
  反射して内容が分からない。
  こんな時のためにメールの登録をているのでメールを見ると
   「伊豆山小杉造園付近で土石流が発生しました。
   付近の危険な場所にいる方は避難してください。」
  というメールだった。
  すぐにグーグルマップで「小杉造園」と入力して場所を特定しようとしたが
  「小杉造園」が見つからない。熱海市から配られた電話帳で調べても電話の登録が
  ないので分からなかった。
  そうこうしているとテレビにニュース速報が出て、お昼にはツイッターの映像が
  流されて衝撃を受けた。
       
       
      土石流が国道135号線まで押し寄せ木造家屋をなぎ倒して襲ってくる
      映像だった。
      まるで津波と同じだ。
      詳しいい情報と報道は明日にでもテレビなどで報じられるだろうから述べないが

        「ワタシ」は無事で元気です。
      心配してメールやSMSを呉れた友人知人に感謝します。

     この国道135号線をもう少し行くと伊豆山神社への石段の参道だ。
     赤いビルの右下は伊豆山港に続く道があり「ばくちの木」があることで有名だ。

    夕方になって雨も小雨になり
        
        霧も晴れてきたがすぐに高層マンションも霧に隠れ
        
        テレビ局のヘリコプターも2機、上空を回っていたが、
        視界不良になったので引き上げて行ったようだ。
        
        この山の手前の斜面にはMOA美術館や芸能人が多く住むマンションが
        ある。この山を巻くように道をたどると土石流発生の山間にたどりつく
        はずだ。

      斜面に建つマンションや鉄筋住宅は土台をしっかりしないと建てられないから
      今回の土石流でも被害がすくないようだ。
      あの付近にもマンションやリゾートホテルや保養所が点在しているが
      どこも無事のようだ。
      土石流に飲み込まれた方々の一刻も早い救出を願うばかりだ。
  
  
    
  

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