徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(平成31年4月8日、月曜日、雨のち曇り、寒い)

2019年04月09日 | 日記
     朝、起きてベッドで本を読んでいたら、雨音が聞こえた。
     雨でも降っているのかとリビングに行ってカーテンを開けたら雨が降っていた。
     天気予報通り雨だ。

     雨なら今日中に片付けたいミッションがあったので10時からそのミッションに取りかかった。
     「恩師」からさりげなく依頼されていた「長谷川路可」の壁画の写真を送ることだ。
     プリンターで出力すれば簡単なようだが、印刷する用紙がない。
     A4の写真光沢の用紙があったので、それをハガキ大に切断して印刷だ。
     歳を取ると、こんな簡単な作業も簡単には行かない。
     プリンターの用紙セットのトレーに裏表逆に入れてしまったり、PCの方からの出力のさいに用紙サイズを
     間違えたり、悪戦苦闘だ。
     そして、なにより苦労したのは、それに添える手紙の文章だ。
     末尾に通り一遍の「熱海にお越しの際にはどうぞお立ち寄りください」とか
     「壁画を見にいっらっしゃいませんか、その際は当マンションの温泉掛け流しのお風呂でお体を癒していただき
      一献傾けたいと思います」などと
     書いたもんなら、お孫さんに頼んで「熱海のS君のところに行きたい」などと言い出したら大変だ。
     20年以上も前に、やはり「S君に会いたい」と東京の拙宅に手土産持って来たことがあるのだから・・・・(笑)
     拙宅に来訪されるのは拒まないが、何しろ88歳だかんね~~~。
     とういう訳で、悩んで悩んで
      「ご長寿をお祈りします」と冷たい終わり方をした。
     お昼まで掛かった。
     
     吉 幾三の歌ではないが「おらの村にはポストがねえ、信号ねえ」状態だから、投函するために「里」に
     下りて行かなければならない。
     外は寒い。
     貼らないホカロンを手袋の中に入れて、帽子はネパール帽をかぶって郵便局に行った。
     郵便局で切手を買って投函し、帰りに尿意をもよおしたらマズイのでイオンに入ってトイレに行った。
     ネパール帽をかぶっていたのでイオンのレジのネパール人の目がチラッとワタシのネパール帽に!
     一瞬、固まったようだ。(笑)

      午後は昼寝もせずに今日中に片付けたいと額縁作りに励んだ。
      
      彫刻刀での作業を終え午後5時過ぎにやっと塗装をし終えた。
      これは「仏画」用の額縁で毘沙門天と広目天用なので朱色は炎を意味し、
      両脇と下の金色の図柄は仏(ホトケ)なので朱の炎も金に変わるな~~ちゃってね。
      上のウンチみたいなのは雲を現した。(笑)
      解説しなきゃ~~分からいない額縁だが、作った当人がそう言うのだからいいじゃない。(笑)

     これで額縁作りはしばらくお休みし、晴れの日は外徘徊と釣り、雨の日はお絵かきに励むことができるように
     なるだろう。
     テレビなどでは「タケノコ」が旬だと騒いでいるようだが、今、出回っているタケノコはタケノコ生産者の
     タケノコで、その辺の「勝手に生えました」タケノコではない。
     「家主さん」から「タケノコまだか?」とSMSがあったが、タケノコはまだだ!

     夜は寒いのでウインナーソーセージとジャガイモと人参を煮込んだ鍋にした。
     

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