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おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

初めての玉川上水

2010-07-22 21:52:22 | 歴史・痕跡
 たまたま国分寺まで用事ができて、ついでに玉川上水を、と。国分寺から西武線に乗り変えて、「鷹の台」駅で下車して、それから「一橋学園」駅までの玉川上水のほとりを歩きました。一歩出ると炎天下の中、けれども、こんもり茂った林に覆われて、静かな散歩道でした。アスファルト道路の照り返しなど、嘘みたいな世界。
 行き交う人もまばらで、気持ちのよい道筋でした。暑い日差しを避けてこうして歩くのも楽しいものです。ここを抜けた後のかんかん照りは、かなり辛いものがありましたが。
 玉川上水(たまがわじょうすい)。かつて江戸市中へ飲料水を供給していた上水。羽村から四谷まで高低差はわずか100㍍。これを掘削したのですから、並大抵の工事ではなかったようです。
 これより上流の小平監視所から、かつては、多量の水が新宿区の淀橋浄水場まで送られていましたが、1965(昭和40)年、浄水場の廃止とともに、送水を停止、それ以降は、水道施設としての利用はなくなり、長い間「空堀」の状態でした。
 現在は、東京都の清流復活事業に従って処理水を流しています。左側に流れている細い流れ(新堀用水)は、多摩川の流れがそのまま流れている、とのこと。
 そうした経過がありますが、この上水道は、古くからの樹木がよく茂り、豊かな木立に覆われている箇所が多くあって、とても長い区間が緑道としてしっかりと保存されています。
 この夏ですから、汗をかきかき、それでも少し爽快な気分で歩いてきました。
小川水視所跡
木漏れ日の中の上水
思ったより谷深い感じ。流れも速い。
津田塾大。創立者・津田梅子さん。
由緒ありそうな建物。大学構内にあった。
平櫛田中彫刻美術館 
学園駅近く。
コメント
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