今日の午後。「統合失調症」についての講演会に参加しました。知人の娘さんがこの病気にかかって、入院中です。もうかなり長期になります。来年成人式を迎えるという若さで、発病しました。闘病中の本人はもちろん、家族の方の苦労も、心配も、大変なものがあります。その会合の時間帯には、あいにく家族が行けないので、参加したわけです。
これまで身近に、この病で苦しむ家族はいなかったものですから、せめて側面からでも協力できれば、という気持ちからです。
ある総合病院の精神科の医師の講演でした。内容的には、特に目新しいこともありませんでしたが、なかなか大変な病気であり、家族の負担も、かなり長期戦をかまえての対応・闘いであることを、改めて痛切に感じました。長ければ20年、30年ということです。
急激な時期は、たいていは、入院・投薬で病状は治まりますが、その先の回復期には、薬も余り有効ではなく、家族や周囲・病院などの協力で、リハビリ・社会復帰させていく。そのための家族の心構えなど、長期的な展望を強調されました。
周囲を見回すと、参加者は高齢者が目につきました。また30代、40代くらいの人もいましたが、ほとんどが患者か家族の方という印象でした。講演の後の質疑応答の項目も、そうした病人を抱えているだろう方の質問が出ていました。
主に経済的なこと、病気回復への不安・・・。患者に関わる方の高齢化、自分が死んだ後のこと・・・、知人も若くなく、またもう一人の娘さんも病気がちです。本当に将来の事が不安になってきます。そのときにそれを励まし、支える組織も区や地域、病院、保健所などできちんとあるようです。
でも、それらも、昼間の会合が主で、なかなかそこに参加出来ない場合、結局、家族ぐるみで、厳しい状況に置かれてしまうのではないか、とも思いました。
病気の原因は分からないそうです。何かのきっかけで神経がダメージを受け発症する。脳の神経細胞(神経作用)に関わっているのは、そこへの治療薬が有効なことからそう言えるが、どうもそれだけではないそうです。
だいたい100人に1人か0.5人くらいの割合で発病し、人種、地域、社会、男女には関係なく一定の割合で出現するものだそうです。精神障害のきつさと苦しさ、周囲の者の理解と支援がとても大事だということを学びました。
これまで身近に、この病で苦しむ家族はいなかったものですから、せめて側面からでも協力できれば、という気持ちからです。
ある総合病院の精神科の医師の講演でした。内容的には、特に目新しいこともありませんでしたが、なかなか大変な病気であり、家族の負担も、かなり長期戦をかまえての対応・闘いであることを、改めて痛切に感じました。長ければ20年、30年ということです。
急激な時期は、たいていは、入院・投薬で病状は治まりますが、その先の回復期には、薬も余り有効ではなく、家族や周囲・病院などの協力で、リハビリ・社会復帰させていく。そのための家族の心構えなど、長期的な展望を強調されました。
周囲を見回すと、参加者は高齢者が目につきました。また30代、40代くらいの人もいましたが、ほとんどが患者か家族の方という印象でした。講演の後の質疑応答の項目も、そうした病人を抱えているだろう方の質問が出ていました。
主に経済的なこと、病気回復への不安・・・。患者に関わる方の高齢化、自分が死んだ後のこと・・・、知人も若くなく、またもう一人の娘さんも病気がちです。本当に将来の事が不安になってきます。そのときにそれを励まし、支える組織も区や地域、病院、保健所などできちんとあるようです。
でも、それらも、昼間の会合が主で、なかなかそこに参加出来ない場合、結局、家族ぐるみで、厳しい状況に置かれてしまうのではないか、とも思いました。
病気の原因は分からないそうです。何かのきっかけで神経がダメージを受け発症する。脳の神経細胞(神経作用)に関わっているのは、そこへの治療薬が有効なことからそう言えるが、どうもそれだけではないそうです。
だいたい100人に1人か0.5人くらいの割合で発病し、人種、地域、社会、男女には関係なく一定の割合で出現するものだそうです。精神障害のきつさと苦しさ、周囲の者の理解と支援がとても大事だということを学びました。