孫の散歩におつきあい

　さすが１１月３日。天気の特異日、午後から青空が広がってきました。孫も朝から元気で、お散歩。
　２才半を過ぎた男の子。いっときは、外を歩くのが好きだった。２才になった頃には、ピタリと外に出ず、家でプラレール遊びに夢中。時々テレビゲーム、ＤＶＤとテレビ小僧。外に誘っても出かけない。これは、今から引きこもり？　
　しかし、夏。もう毎日のように、水遊び。我が家の水道メーターも、うなぎのぼり。まあ、暑かった夏ですからちょうどよかった？　
　そして最近。またまた、積極的に外に出て行く。
　外にでたとたん、走る、走る・・・。追いかける方も、必死。町内を一巡して、八百屋さん、豆腐屋さん、本屋さん・・・。一通り、ご挨拶。何とか言葉も通じるので、相手もにこにこ声をかけてくれる。悪い気は、しない。
　とっとこ歩き、消防署。消防車、救急車を見ては、大はしゃぎ。それから娘のマンションまで、激しい通りもなんのその、トラック、タクシー、バス・・・。いちいち指さし確認。
　そして、やっと帰路につく。ところが、もう「だっこ」。くたびれ果てて、「おんぶ」。こうして、じいさん、孫をだっこして、帰り道をくたくたになって戻ってくる。
　若いうちの子育ては、こちらも若いし、自分の子だし、お互い、かみさんと二人で必死。ところが、孫は、また別、こっちはとしとり、向こうは若い！おいおい、じいちゃんはもうくたびれた、なんて聞いちゃいない、「だっこ」。
　汗をかきかき、やっとの我が家。この間、約１時間３０分。こっちもいい運動にはなるが、やっぱり年には勝てない。てな、穏やかな日差しの中での散歩でした。　
　企業の収益は、ものすごい。が、我々の賃金は、なかなか上がらぬ、身近な商品は、食べるものなど、ぐっと値上がり。ガソリンも、近所のスタンドでは、今や「１４６円」（これでも安いほうだとか）
　これでは、車も控えめに、できるだけ足を使って、電車を使って、おでかけするしかない・・・。歩くのは、一番安上がり。ほどよい疲れで、安上がりな散歩でした。
　自民・民主の大連立構想。公明は、おろおろ、他の野党は、憮然。と、政治の世界は、魑魅魍魎の集まり。こんな連中に任せておくことは、果たしていいのか？
　自衛手段は、まず家族の健康、経済・・・。いよいよ、各家庭がタコ壺して、我が家のささやかな日常に、何となく安心、これでいいのだろうか。・・・
これは自戒の言葉です。