おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

策士小沢策におぼれてまたまた壊し屋に

2007-11-04 23:26:27 | つぶやき
小沢代表が辞意 「党内混乱の責任取る」 (共同通信) - goo ニュース 
 やはり今回の自民・民主の大連立構想。邪智にたけた小沢が仕掛けたということだろう。
 今朝の「朝日」には、小沢が、ある政治学者からの「民主党生き残りのために、自民との大連立を!」との提案に、乗っかったかのように書かれてあった。民主党が政権担当能力があることを、国民に理解して貰うためには、部分的な政策協定による大連立が必要だ!
 かつての、自由党の時と同じ戦法。参議院選での勝利を無にし、国民の期待を裏切ることには何とも思わない、小沢。そして、代表を辞任すると表明して、脅しをかける。それどころか、民主党を分裂に追い込んでしまう。自民党のほくそ笑む様子が。
 これで、衆議院選挙では、自民党が大勝するだろう。小沢は、小沢シンパの民主党議員を率いて、自民党に戻ることになるのか。
 コイズミ以来、自公政権の横暴に痛めつけられ、その批判を、参院選で民主党に投票することで、意思表示した国民の心を、どこまで踏みにじるのか、小沢!
 それにしても、この黒幕があのナベツネだったとは!
 ただ、今、冷静に考えるに、どうもマスコミの情報操作・特に読売や産経の記事には、意図的な(小沢追い落とし、即民主党解体の)腹黒さも感じないわけではない。
 次の小沢発言が、彼の憤りの真実の一端を表しているとしたら、軽々にそうした自民党の野望に与することも、また、得策ではない。
 「それにもかかわらず事実無根の報道がはんらんしていることは、朝日新聞、日経新聞を除き、ほとんどの報道機関が、自民党の情報を垂れ流し、自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。それによって、私を政治的に抹殺し、民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な中傷であり、強い憤りを感じる。」
 との小沢発言をどう評価するか。実は、我々国民の民意の進度を、小沢は、はかっているのかもしれない。
 「このようなマスメディアのあり方は、明らかに報道機関の役割を逸脱しており、民主主義の危機であると思う。報道機関が政府与党の宣伝機関と化したときの恐ろしさは、亡国の戦争に突き進んだ昭和前半の歴史を見れば明らかだ。
 また、自己の権力維持のため、報道機関に対し、私や民主党に対する中傷の情報を流し続けている人たちは、良心に恥じるところがないか、自分自身に問うてもらいたい。
 報道機関には、冷静で公正な報道に戻られるよう切望する。」
 との小沢発言を。
 しかし、あくまでも体制寄りでしかない今のマスコミ。その筆頭がナベツネ。それに気脈を通じて、大連立に荷担した小沢。マスコミが、小沢主導と一斉に報道することを、今さら非難していったい何になるのか。それを想定できなかった、小沢もまた、己の不明を恥じるべきではある。
 その昔、佐藤栄作が首相を辞任するときだったか、新聞記者を閉め出して、ただ一人、テレビカメラに向かって、不平不満を言っていた、あの愚かな姿も、また時を失った、政治家の無惨な姿であった。
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