そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

美しい声の持ち主オオルリ!

2013-05-05 10:00:12 | Weblog

後半連休二日目、前日私は出かけたのでちょっと悪いかなあと、夫を誘う。

「お天気もいいし、大町の自然植物園に行かない?ついでにお墓参りもして・・・」

本当はお墓参りは必然なのだが、ちょいと遠慮してついでとする。

なにしろ私の両親のお墓なので・・・

お墓へ行くと、結構人が多い。

墓地は私ぐらいになると懐かしいところだ。同じように思う人も多いのでは。

我が家のお墓のまわりはスギナがいつものように茂っていた。

驚いたのは、江戸川で見かけたマツバウンランがうちのお墓にだけ咲いてたこと!

なんで?何十年ここに来ているけど初めて見た。

私が好きな花を母が連れてきたのかな。なんか嬉しい!

墓地から自然植物園はすぐ傍なので、車はそのままにして歩いて行く。

気持ちのいい木々の匂い。仰ぐと山藤がまだまだ綺麗に咲いているが高すぎる。

お日様を求めて天高く上がっていく藤の花。這われた木々は大変な日々だけれど。

池にでると、案の定カメラ小僧(オジサン)たちがずらりと三脚つきのカメラを並べてた。

カワセミ登場を狙ってるのだ。

そこを過ぎて奥へと向かう。

今日はカメラオジサンがやたら多い。

ハンノキの林にさしかかると、美しい声が聞こえてきた。

澄み切った声「ピーリ、ピールリ、ピッピ」のように聞こえる。

あッ、二三羽いる。ハンノキのてっぺんあたりを飛び交ってる。

もしかしてオオルリ?まさか?市川にいるの?

下から見上げてるのできれいなブルーや紫には見えないが・・・

近くの親切そうなオジサマに小声で「今の鳥は何と言うんですか?」と聞く。

「オオルリなんですよ!うれしいですね~」と教えてくれた。

やった~!何年か前に軽井沢で見て以来だ。私も嬉しい。

帰り道池に近づくと様子が変わってオジサン達真剣ムード。

もしかしてと、池面を見ると今まさにカワセミがホバーリング中。

さっとエサをとり、こちら側のハンノキに止まった!ラッキー

美しいコバルトブルーを堪能した。

「カワセミってこんなに綺麗なんだ!」とは夫の嘆息。良かった!

やっと分かったか!