そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

こどもの日?に(針桐)

2010-05-06 07:45:10 | Weblog
5月5日

今日もいい天気だ!
全国の子供達のために喜ぼう。

連休最後の日、静かに暮らそうと思う。
そう思っていた。確かに思っていた・・・

時間が経つほどに、なんかムズムズしてくる。
「確かAさん市川の動植物園に行きたいって言ってたな」
「仕事好きのTさんも確か連休は取るはず」
などと、心の声がうるさくなる。

早速連絡すると、何と二人ともオッケー!
いい友達だ。
それから、我が相方にお伺いをたてる。
暇そうに新聞読んでた彼も「あ、いいよ」と軽くオッケー。

市川大町自然動植物園は市川霊園の隣りに位置する。
今日は、緑が目的なので無料の植物園だけをめざす。
わざと霊園の中を通り抜けていく。
銀杏並木がとてもきれいで見せたかったのだ。

植物園は散策するのに最適だった!
気温の高さも気にならない樹木の重なり。山藤がこんなに育っているとは思わなかった。
何度も訪れているが、こんな見事な藤は初めて。ここは奥山?
絡みつかれた樹はたまらないが、これだけ見事に駆け登り、花開くと文句言えない感じがしてしまう。それもあちこちに・・・

そして、今回も私のお目当ては「ハリギリ」。
何年も前に始めて会ったとき、一目ぼれ!
そのとき花も咲いていた。地味な黄色っぽい花。
桐と名が付くだけあって、葉っぱが大きい。やつでのようだ。
この植物園に大木は一本だけ。
今日みるとあちこちに若木が生えていた。
友達が棘を見つけ「かえで?」と。
私も棘があるとは知らなかった。何度も見てるのに。
ああ、それで針桐なのか~と納得。

湿地には「ハンノキ」がまたふえて、しかも大きくなってる。
そうそう、湿地にかわいらしい白花が固まって咲いてるので何の花かしらねと言ってたら、何とクレソンではないか。
普段食べてるクレソンが育つとこうなるのかと、一同ビックリ。
植物園は勉強になる。

以前来た時、とっても人馴れしたカワセミがいて、カメラを構える人たちの前で何度も飛翔を繰り返すので呆れた事がある。
今日のカメラマンさん達はお気の毒、朝から出てこないようだ。

たっぷり3時間近く楽しんで、別行動の相方にまた送ってもらう。
ご苦労様でした!ありがとう。

父子草と母子草!

2010-05-05 11:05:40 | 江戸川ウォーク
5月4日

5時に自然に目が覚めたが、今日は寝坊を決め込んでたのでグズグズしてたら6時半に田舎からの電話でビックリ。

そんなこんなで歩くのが11時になってしまった。
今日も良いお天気!連休中全てお天気が良いのは、久しぶりのような気がする。

いつもと逆ルートを行く。
なんか違った眺めで新鮮!

先日の母子草の辺りを仔細に見ると、父子草が結構生えている。
この草はキク科の植物で、何故か対で生える事が多い。
母子草は茎が白く花は黄色で柔らかい感じ。
父子草は地味目の茶色っぽい花で固めなので、父と付けられたらしい。
良く見ると、生えたばかりのロゼット状の父子草が生えている。
これはなかなか綺麗だ!

工事が休みの土手の上に上り、新行徳橋の階段を上ってみる。
一本向こうの行徳橋のたもとに翻っている50匹(?)ぐらいの鯉のぼりがみえた!
反対側にスカイツリーが見え、これで冨士山が見えれば文句ないのだが・・・

帰り道、パパと歩いていた2才にならないくらいの男の子が、にっこりと手を振ってくれる。途端に心がホッコリする!嬉しいものだ。

上の写真の右が母子草、左が父子草です。

国営昭和記念公園!

2010-05-04 14:53:12 | Weblog
5月3日

8時半、国立昭和記念公園へ出発。
千鳥町から高速へ。
冬なら浦安あたりから冨士山が見えるが、今日は晴れていても春霞で山は見えない。

中央道を快調に走って国立府中で高速をおりる。
カーナビは2,3年前から壊れているので、あとは助手の私がカーナビ代わりだ。
ナビゲーションには自信を持ってる私。
お任せだ!

さて、高速降りる前から恥かしながら小用に行きたくなってた私。
中央道は石川までサービスエリアはないようなのだ。焦った!
降りるとすぐにコンビニがあったので、これ幸いとキャンデイを買い、お借りする。

すっきりしたところで、さあ公園へ。
地図で見るとそれほど遠くない。15分ぐらいで着くだろう。
高速を降りたら、右へ少し行って、20号線を左におれる。
ところが、少しどころかいくら行っても目標の日野橋がでてこない。
どころか大きな川を渡ってしまった。多摩川だ。

多摩川を渡る?そんなわけない!
そこでおかしいと車を止め、交通事故の処理中のお巡りさんに聞く事に。
「あ、それは反対へ来ちゃいましたね。二つ先の信号を右に曲がっていくと日野橋に出るからその辺でまた聞きなさい」と半分親切なお答え。

ああ、やれ助かったと安心して車を出す。
しかし、またも行けども行けども日野橋がない。
その内とうとう高幡不動へでてしまい、さすがにこれはおかしいと気づく。
逆ではないか!!!

「さっきの警官、左って言ったんじゃないのか?」
「そんなわけない。しっかり右っていったわよ!」
段々、険悪な雲行き。

何とか引き返し、またお巡りさんが出てたので、また聞きなおす。
連休のせいか警官が多くて助かった。
今度の正しい情報でやっと日野橋を目指し、公園へも辿り着けたのだ。
(今も、私は右と言ったと信じている)

夫曰く「もう我が家自前のカーナビも壊れたな!」。フンだ。

やっと辿り着いた公園は広かった!素晴らしい。
駐車場もいくつもあり、広い。贅沢だ。
しかもシルバー料金で200円。国営はいい。

公園に入る前から緑滴る樹木が一杯で、一瞬ここでいいかと思う。
いやいや、1時間も迷って来たのだ、入らないでどうする。

広いのでレンタサイクルを借りる人が並んでるが、全部出払ってるそうだ。
白のハナミズキが満開であちこちに。オオデマリも今が盛りと咲いて、白と緑と綺麗だしボリュームがある。

昭和天皇の在位50周年を記念して27年前に出来た公園。
立川飛行場の跡地だ、東京ドーム29個分とかの広さで回りきれない。

園内のレストランですぐに出来るカレーを注文。
これが、何と美味しかった。本格的な味。
連休で確かに人は多いが、何しろ広いのであまり混雑を感じない。
大きな欅や、銀杏、トチノキ、コナラ、カツラなど、木々はみんな勢い良く枝を茂らせていて気持ちがいいことこの上ない。
その木の下で家族連れがお弁当を広げてるのはいい眺めである。

孫達が一緒だったらお弁当も作ろうが、二人だけだと時間の方がもったいない。
でも、ちょっぴり反省。

半分は歩いて回った後、園内を走ってるパークトレインが目の前に来たので乗り込む。
乗り物があると乗ってみたいタチなのでお試し。

中年のオジサンのガイドが楽しい。
私達が入った立川口へも行くと言うので、そこで降りて帰ろうということに。
帰りの高速の渋滞を心配する夫に素直に従う事にする。
別に、私が壊れたナビになったからではない!断じてない。

帰りも大体快調に走り、3時半には家に着く。
夫と行くといつもこんな具合だ。点と線の男!

江戸川だより (ハルジオン)

2010-05-03 16:10:41 | 江戸川ウォーク
5月3日

ゴールデンウイークもあと2日となった。
まあ、私にとってはあまり関係ないかな?

いつもより早く5時50分ウオークスタート。
今日は快晴の予報だが、空には今の所雲が多い。
土手に上ると、対岸はなんかモヤっとしていて今日は暑くなりそう。
スカイツリーもボンヤリとしている。

連休はさすがに工事の気配は全く無い。
やはり、土手の上を歩いてしまう。

淡いピンク色のハルジオンが所々に咲いていてとてもきれい。
ヒメジョオンより花が大きめなので、ハルジオンだと思うが間違ってるかな?

この頃また大きな鯉が増えたようだ。
多分餌をやる人が居るのだろう、橋の下に集まってる。
悪いけど、このオバサンは甘くない。手ぶらだよっと!

帰り道新道を行くと、ハハコグサが黄色い小さな花を咲かせて可愛らしい。
横には、もう咲き終りに見える地味~なチチコグサも咲いている。
これを名づけた人はどういう人だろう?

ゼニアオイの花も増えてきて花は小さいがあざやかだ。

今日は、早めに家を出て夫と立川の昭和記念公園に行く予定。
新緑がきれいだろうなあ!

ボストン美術舘展~西洋絵画の巨匠達~

2010-05-01 12:14:49 | Weblog
4月30日

朝日新聞の集金人さんが、先月の集金日に「ボストン美術舘展のチケットいりますか?」と
珍しく聞いたのだ。
もともとこれは観に行こうと思ってたので、渡りに船と肯いた。
ところが、「今日はもう無くなってしまったので、次回に必ず持ってきます」と頼もしいんだか、頼りないんだかちょっと頭をひねる返事。

さて、今月の集金日お金を受け取ると「ありがとうございました!」と普通に帰ろうとするではないか・・・
エッそれは無いでしょと思い、「あの、確か先月約束したわよね?」と勇気をふりしぼる。
正直自分から要求できないタチなのだ、見かけによらず。

「あ、そうでしたね。ありますよ」と2枚頂けた。
すぐに、いつもチケットをくれる友人に電話して一緒に行く事に。

場所は六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリー。場所もいい!

人気の展覧会なので早めに行ったのだが、皆さん同じ考えなのでやはり混んでいた。
しかし、美術舘の前で待たされたりはしなかったので、いいほうだろう。

ただ、この美術館はというか、ビルの設計が根本的に悪いと思う。
外観に拘るとこうなるのか?
美術館に並ばないのにエレベーターに延々と並ぶのだ。
間違えて並びそうになるぐらい入り口も分かりにくい!

文句を言ってる場合じゃない。
今展は世界屈指の美の殿堂と言われるボストン美術舘から傑作80点が紹介されている。
これだけの作品の展示が可能になったのは、現在ボストン美術館の一部が増改築中のお陰のようだ。

テーマごとの展示になっていて、肖像画・宗教画・日常生活・風景画・静物画などに分かれているので面白い。
私は肖像画はあまり興味がないのだが、見るうちに衣装の流行や髪型など面白いし、トマス・ゲインズバラ作の「エドマンド・モートン・プレイデル夫人」の気品ある肖像画に魅せられた。勿論この作者も知らないし、始めてみる作品だ。
光りをしっかり描いたマネの「ムーラン」やドガの「男の肖像」は人だかりもすごいが、やはりいいなあと思った。

エル・グレコ「祈る聖ドミニクス」、怖い物見たさの「洗礼者聖ヨハネの首を持つヘロデヤ」、「兄弟愛」と、次々に目を奪われる。
カミーユ・コローの「花輪を編む娘」とても好き。

クロード・モネの作品は「モネの冒険」という展示で一室に集められている。
始めて見る雪を描いた作品や、ルーアン大聖堂を描いた作品は素晴らしい。
印象派の作品は「印象派の風景画」として展示。

改めてゴッホの作品の素晴らしさを知る。
シニャックの点描を近くでみると、少し気持ち悪く感じてしまう。

さすがに観る甲斐のある展覧会だったが、時間が経つほど混んできて、普通に並んでいてはちっとも進まない。
いつもの牛若丸作戦で空いてるとこを見つけては、あっちへもぐり、こっちへ戻りと忙しかった!

5階のレストラン街で友達と食事をしたのはいうまでも無い。