そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

白雲木とエゴノキ~

2010-05-19 14:46:02 | Weblog
5月17日

気になってしょうがないので、やっぱり行くことに決めた。

ささっと家事をして、11時に家をでる。
歩いて行こうと思ったが、今日はあまりに快晴なので一駅電車に乗ることにした。
友達を誘いたかったが、みんな忙しいので一人で行く。

駅から30分ぐらい歩いて行田公園の入り口に辿り着く。

この公園は、旧海軍の無線基地の跡地なので円形の様子を残していて広く、ちょっと不思議な形をしている。真ん中を国道が通るので、跨線橋で渡るようになっている。

西のエリアは大木のユリノキやアメリカスズカケが跨線橋の手前に何本かあり、一本だけ見事に花が一杯咲いていた!

東のエリアは沢山の種類の樹木が植えられていて、実に立派な形のクスノキが多い。
豊かにま~るく大木になり、木の下では遠足の子供達が賑やかに食事中。
この光景は何時見てもいいものだ!

私の今日の目的は、白雲木。
もう何年も前から見に来ている取って置きの樹。
東エリアのどん詰まりに7,8本あるのだ。

その昔、樹木の本を読んでいたら「白雲木」という見出しで美しく連なった白い花の写真がでていて、その解説が「深山にまるで白雲たなびくような美しさ」と。
解説者も大好きな花なのだろうと思わせる説明で、いっぺんに魅了されてしまったのだ。
憧れた花だったけれど、それから10年後ぐらいに8年前、たまたま行った行田公園で発見!信じられない嬉しさだった。
ああ、思いはいつか届くものと感激した。
香りも抜群だ。

花は確かエゴノキ科なので、エゴノキの花と似ている。
今日は残念ながら、殆ど終わっていて、三分の一ほど残ってるぐらいだったが、少しは見られたので満足。匂いはもうしない。

しかし、同じエリアの近くにエゴノキが何本もあって、小さな蕾が一杯!
これはうれしい、6月になったら見に来ようっと。

そのそばには、大きなアカシデの樹があって独特の花をつけていた。これもうれしい!

園内をくまなく歩き回って大満足した1時間半。
春は木々に会うのが一番楽しい。