8月14日(火)
目が覚めたら、雨戸を鳴らす風の音が聞こえた。
強風の中を歩くのは嫌だなあと一瞬頭をよぎる。
そうだ、今日は午前中から雨になると予報が出てたなあ。
嫌だけど行くか!と自分を叱咤する。
わざと暑苦しいヤッケを着て出る。汗が一杯出るだろうし、風に強い。
歩き出して2分、空の開けた地点「わあ~、きれい!」
綺麗なピンクのグラデーション、美しい茜空だ!
早く土手に上ろう。急ぐ。
なんと綺麗な空。でも雲の動きは風雲急を告げそうだ。
東の空ばかり見上げて歩く。首が痛くなる。
5,6分で黄色系の空に変わってしまったが満足した。
帰り道、今度は南の空を何気なく見ると、あ~ッ虹!
朝の虹なんて始めて見た。5時ジャストぐらいから家に帰り着くまで何度も振り返ってみた。
土手の上で、見知らぬ男性と「珍しいですね~」と話す。
虹を見ると人に告げたくなる。私もそうだがその人も同じだったらしい。
自然の美しさは人の心を柔らかくしてくれる。