そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

新日フィルコンサート

2012-08-12 16:11:47 | Weblog

8月11日(土)

~新クラシックへの扉~   於 トリフォニーホール

 指揮者    山田和樹

 ピアノ     萩原麻未

 オルガン   室住素子

今日の指揮者、奏者は私には初めての方ばかりの若手演奏家ばかり。

指揮者は、3年前のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、今年の松本でのサイトウ・キネ

ン・フェスティバルを小澤征爾氏の代役として指揮するとのこと。

凄い大躍進ではないか。

若者らしくキビキビした切れのいい指揮!

ピアニストはもっと若く初々しい。

演奏中はとても若手と思えないが、拍手に応える段になると消え入らんばかり、どうしていいか

分からない風情。かわいらしい。

 1曲目    ラヴェル   亡き王女のためのパヴァーヌ

 2曲目    ラヴェル   ピアノ協奏曲ト長調

 3曲目    サン=サーンス 交響曲第3番 ハ短調「オルガン付」

「亡き王女の~」はコンサートの掴みとしてとってもいい曲のように思う。

7分程の短い曲だが、コンサートという非日常へいざなう魅力に満ちた楽曲。

ざわめいた心が静まる気がする。

2曲目は何かとても楽しい曲。

おもちゃばこの中身のような、解説にも書いてあったがサーカスのような賑やかさだ。

そんな中でのソロピアノは素敵だった!

今日の私のお目当てはサン=サーンス。

この曲の主題を聴くと何故か「悪い事はしちゃいけないよ、いけないよ」と言われてる気分にな

る。今日もなった。

オルガンが包み込むように鳴るのもその一因か?