そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

佐藤美術館 (春の粧い)

2011-02-12 09:54:39 | Weblog

2月11日    

前に頂いた佐藤美術館のチケットの期限が22日まで。
そこで友人を誘って11日に約束をした。

ところが予報どおり雪に!

あまり積もる雪ではないし、なにより他の日も予定が詰まっているので決行。
早く行って早く帰ることにした。友人も快諾。
後で友達が言うには「中止のメールが来るよと夫がいうので、忙しい人だから
それは絶対無いわよ」と。

さすが、40年にもなる友は分かってる。その通りになった!
まるで淡雪、すぐに消え去る中をオバサン二人美術館へ向かう。

佐藤美術館は、国立競技場前駅・千駄ヶ谷・信濃町各駅から5,6分。
初めて行ったが、案外近かった。いい所にある。
すぐ近くには新宿御苑。

小さい美術館なので、3,4,5階と上へ見ていく形式になっている。
ゆったりと20点ほどの春らしい作品を見ていくのは気持ちが安らぐ。
しかも作品は名を成した人の絵ばかり。
小倉遊亀・上村松篁・東山魁夷・奥田玄宋・稗田一穂・加山又造など
錚々たるメンバーの作品が並んでいる。何だか贅沢!

後藤純男「古刹麗春」は清清しい作品。稗田一穂「残照」も印象的。

二人とも満足し「いい展覧会だったわね」と美術館を後にする。

帰りは信濃町駅まで行き、駅ビルアトレで食事。
何だかビル全体が閑散としてるので、「なんか寂れた感じね~」と悪い事
言いながら開いていた店に落ち着く。
そして気がついた。
今日は祝日だった。それでお休みの店が大半だったんだ!
毎日が日曜日の二人にかかると、どんな繁華街も寂れてしまう。
失礼いたしました。