そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

富士とジェットとお月様

2008-12-18 14:07:17 | Weblog
昨日は終日雨だったので、散歩もなしにした。
熱心な人は雨でも歩いてるが、私はそんな真面目ではない。

今朝は雨も止み、月まで出てる。
6時40分スタート。雨上がりのせいか昨日よりあったかい。
土手に上がると、太陽が出掛かってるのに全体にモヤっとしている。
対岸の空には月がまだ高い。青空の下のほうはもうスモッグ状を呈しているので、
富士山は見えないだろうな。

雨上がりでちょっと湿った、それでいて晴れる前の微妙な空気の中を気持ちよく歩いて行くと、前方に薄く霧がたなびいている。
え、何か燃やしてるのと左側を見るが、そんな事もない。
清掃工場の煙突からは煙が薄くたなびいてるが、ずっと高い所で関係ないようだ。

どうやらやっぱり霧のようだ。川面にもところどころ霧が這ってる。
幻想的とまでは言えないが、この辺でこんな光景を見たのは初めてだ。

前方の霧の中に入りたくて、足を速めるが追いつかない。なぜか逃げて行く。
又追いかける。又逃げる。
霧の中に立つのはむりだった!
ふと、対岸に目をやると少しぼんやりした富士山が見えていた。
左上には月。そしていつものようにジェット機が富士の上を飛んでいく。
なかなか絵になる光景だ。

そういえば、思い出したが、今年の6月に茨城の息子の家に二週間程滞在した時、
朝、保育園に孫を送りに行く途中近くの畑の上を霧が這うのを良く見た。
後で聞くと、この辺は霧の発生率の高いところなんだそうだ。
お産で入院している孫の母親を見舞いに行く時も急に霧が発生して怖い思いをした
のだ。
息子は慣れてるらしく、スピードをあまり落とさないので、こっちは怒ったり、緊張したりでヒヤヒヤものだった。
あまり交通量がない所でも、霧は怖い!

でも、こちらは幻想的な風景を何度も見たので嬉しい思い出だ。

帰り道は、下の道におりて鳥たちに会いに行く。
途中、全く驚いたが、マサキの木にかわいい赤い実が弾けていた!
今まで全然気がつかなかった。マサキがあることは知っていたが、軽くみていたのだろう、悪い事をした。

新しい発見!今日もあって良かった。

そして、下の道でまたお会いした年配の紳士と笑顔で挨拶。
どうもご同好の士らしいのだ。しげしげと岸辺の植物を観察なさってるようなので。