写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

内灘大橋と虹とハクチョウ

2017年12月21日 | 写真日記
    [内灘(うちなだ)大橋とコハクチョウ]

昨日の河北潟干拓地へのカメラ散歩の途中で放水路方向にコハクチョウの家族が飛ぶのを見ました。
いつもは金沢市内が積雪でも海岸近くにある干拓農地に雪があるのは珍しいのですが、先日の積雪は里雪だったためか農地のあちらこちらにまだ雪が残っていました。
その田んぼの餌場から別の餌場へと移動でしょうか青空と大橋を背景に飛ぶコハクチョウたちを見ることができました。

    [見えるかな? 虹が]

干拓地を移動していると餌場に群れるハクチョウたちの向こうの建物の上に小さな虹が出ました。
それほど鮮やかな虹ではなかったのでさてさて皆さんの目に留まったでしょうか。

    [内灘大橋]

もう60年以上も前になりますが、この橋のある周辺が日本全国から注目を浴びた戦後初の米軍基地反対闘争、「内灘闘争」の舞台、米軍試射場に使われていた地域でした。
いまはずいぶん変わってしまいましたが、この橋のたもとに内灘町の歴史民俗資料館に内灘闘争の様々な資料が展示されています。
かつて汽水湖として豊富な魚などの資源で内灘の漁民の糧となっていましたが今では放水路で区切られ淡水湖となっています。
この美しい橋はその放水路に架かったもので橋の向こうには日本海が広がっています。

今日は河北潟の放水路に架かる内灘大橋とコハクチョウ、そして虹の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加賀レンコン掘り作業と河北潟の冬鳥

2017年12月20日 | 写真日記
    [加賀レンコンの水堀り作業]

朝食後に窓の外が明るくなったので思い立って河北潟までバードウオッチング。
干拓農地ではいま正月を近くにして加賀野菜のうちの一種「加賀レンコン」の掘り出しが最盛期を迎えています。
干拓地でのレンコン彫りは胸まで蓮田の水に浸かってホースから噴出させる「水堀り」がほとんどです。
写真はそうして掘り出したレンコンを洗って田に浮かせた船のような容器に集めているところです。
それも冷たい水の中での作業です。
今夜もレンコンを煮て食べましたが、粗末な食べ方はできません。

    [マガンとコハクチョウ]

この季節の金沢では晴天とは言えないまでも雪や雨が降らないだけで嬉しい気分です。
二時間弱ほどのバードウォッチングでしたが、コハクチョウは少し餌場を移動していて積もった雪の残雪が保護色となって見つけにくい感じでした。
雪の消えた田んぼのひこばえを一生懸命に食べている100羽ほどのコハクチョウの中に「マガン」が混じっていました。
コハクチョウに比べると小さく見えますがカモの仲間では大きい方で冬になると越冬のために河北潟にやってきて、コハクチョウと行動を共にします。
数は少ないものの今年も姿を見せてくれています。

    [ハシビロガモ]

まだ雪の残る収穫の終わったらしい蓮田で見慣れない嘴の広い大きめの鴨がゆっくりと歩いて移動していました。
逆光気味の光が反射するのであまりはっきりと確認できなかったのですが「ハシビロガモ」の♂だと思います。
冬になるとユーラシア大陸から北陸の能登半島までやってきてくれる冬鳥です。

今日も雪のある山間部を避けて日本海に接する河北潟で働く人や冬鳥の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春に備える バラの剪定 

2017年12月19日 | 写真日記
    [共産党が第三党]
まずは気になっていたことを。
先日テレビの報道番組を見ていたらテレビ局調査の政党支持率が画面に出てきたのですが自民・立憲民主・公明そして支持率一パーセント台の希望・維新まで画面に出ているのに共産党は画面に出ないので気にしていましたがその後のネットや報道で共産党は支持率四パーセント台で第三党だったのを知りました。
それにしても現在のテレビメディアの共産党隠しという忖度報道には怒りを通り越してあきれるばかりです。
今日の「しんぶん赤旗」二面の小さな囲み記事にテレビ局調査だけでなくあの日経新聞の世論調査でも自民・立憲民主に続く第三党だということが記されているのを見て、春に備えて準備をしているバラのように私たちの日々の活動は共産党がさらに国民の中にさらに深く根を張るために役立っているということを確信します。

    [美しい花を咲かせるために]

いま時間をとって過去の写真を整理していますが、12年前の12月に撮ったフィルム写真を見つけました。
その写真には私のバラの花写真によく出てくる「富樫バラ園」の雪の中で来春に美しい花を咲かせるための雪囲いや剪定作業をしている写真を見つけました。

    [鋭い棘に雪が]

この時一番印象に残ったのがこの棘に積もった雪のようすで、12年もたった今でも雪が降りだすと思い出します。
なぜそんなに気になっているのかよくわかりませんが・・・。

    [雪のなかに紅葉の色が]

バラ園の近くでは秋の名残りの落ちモミジが雪を秋色に染めていました。


今日は12年前の雪のバラ園のフィルム写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひまわりが雪の中に 金沢市郊外の畑で

2017年12月18日 | 写真日記
    [雪と夏の花]

毎年の初雪の季節に狙っている被写体がいくつかある。
一つは雪を綿帽子のように被る「残り柿」、もう一つは昨日のブログでアップした雪を枝いっぱいに載せた桜の樹、そしてもう一つが雪の中で咲く「ひまわり」です。
「残り柿」と雪を載せた「雪桜」という二つの被写体とは対面しシャッターも切れたのですが、楽しみにしていた「雪とひまわり」は一週間ほど前の暴風雪の時に花が茎ごと倒れてしまって、今冬は見ることができません。
一年前のアルバムを見ていたら昨年の初積雪の12月16日に撮った写真を見つけたので公開します。
まだ明るくなる前の雪降る畑で撮った写真です。

    [雪を帽子のように載せた遅咲きのヒマワリ]

この畑はなぜか種をまくのを遅らせてひまわりの開花を遅らせているようです。
それでも積雪のころまで花が残ることは数年に一度くらいのものでしょうか、なにしろ雪の前は風も雨も強くなる北陸の初冬ですから。
今冬も花はだいぶ頑張っていたので楽しみにしていたのですが・・・。
もっとも昨年は特別な出来栄えの年だったようです。

    [耐えて立つ姿が心を打ちます]

北陸特有の水分を多く含んだ重たい雪に耐えて立つ夏の花「ひまわり」の姿を見ているとなにか胸を打たれます。
夏と冬という季節のギャップをここまで見られる「雪とひまわり」の画像はとても珍しく毎年雪の季節になると心待ちにしています。
撮影技術も撮影機材もあまり関係なく、ただシャッターチャンスをつかめるかどうかという写真です。
次は一年後か、それとも数年後になるのかわからないのですが次のチャンスを待とうと思っている12月です。

今日は一年前に撮影した夏と冬が同居するような「雪とひまわり」の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の華 金沢市内に今冬初の本格的な雪

2017年12月17日 | 写真日記
    [桜公園 雪の華]

今朝は金沢市内が今冬初の本格的な積雪で雪景色が広がりました。
我が家近くにあるかつて金沢市の桜の開花を知らせる標準木として活躍した一本桜を象徴とする「桜公園」があります。
本格的な積雪の朝は私が楽しみにしている光景「雪の華」が桜公園に現れます。
空を覆う雪雲に遮られて光が足りないと思いましたが、うかうかしていると枝に乗っている雪が溶けるので9時過ぎに長靴を履いて雪の中を5分ほど歩いて公園へ。
撮影は最近使い始めたミラーレスカメラ、さてさてどんな写真が撮れるかと楽しんできました。
写真は公園の大きな桜がいっぱいに広げた枝に乗った雪がまるで満開の花のように見える「雪の華」です。

    [インスタ映え? さすがミラーレス]

広角レンズで近づき撮った写真を、ミラーレスカメラの設定を活用して少しファンタジックな仕上げにしてみました。
さて感想はいかがでしょうか?

    [残り紅葉と雪の華]

公園の近くの民家の玄関先で枝先に少し残っていた紅葉と雪のコラボに視点が・・・。
すてきな彩りの組み合わせが印象的でした。

今日は本格的な積雪となった金沢市内、それもご近所で撮った「雪の華」の写真3枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白山山麓の巨樹 五十谷の大杉・御仏杉

2017年12月16日 | 写真日記
    [五十谷(ごじゅうだに)の大杉]

雪の白山山麓、雪の中で凛として立つこの地域を代表する二本の杉の巨樹に出会ってきました。
写真は鳥越の一番奥にある集落の社のご神木「五十谷の大杉」です。
梢から次々に落ちてくる雪の礫をを受けながら膝ほどの積雪の中を泳ぐように移動しながらの撮影でした。

    [大きな枝からのしずくが氷柱に]

見上げる大杉ですがその根元近くから雪を載せた大枝が伸びそこから滴るしずくが凍りついて氷柱になっています。
樹齢1200年と言われ石川県の天然記念物に指定されている「五十谷の大杉」、豪雪のこの集落の社で今冬も出会うことができました。
来春の雪どけの季節にまた会えることを楽しみにしています。

    [御仏杉(おぶくすぎ)]

雪の中で森か林のように見える写真ですが、これがたった一本の杉の木が大きく枝を広げているのだというのですからまさに驚きです。
「御仏杉(おぶくすぎ)」と呼ばれ「おぶく」が「おぼけ」に通じ、「おぼけ杉」とも呼ばれ惚け防止を願う人たちの信仰の対象ともなっている大杉です。
金沢から山越えで福井県に通じる、かつては白山信仰の道でもあった国道157号線沿いの旧吉野谷村「吉野工芸の里」の敷地内にこの巨樹が聳えています。
国道からもよく見えるのですがこれがたった一本の杉の樹だと知る人は少ないようです。
樹齢は約700年、国指定天然記念物でもあり日本の名木百選にも選ばれている名木です。

雪の白山山麓でその存在感を示す二本の巨樹の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]の更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の山里 白山山麓旧鳥越村

2017年12月15日 | 写真日記
    [雪と残り柿]

雪深い加賀の白山山麓はかつて「白山麓6ヶ村」と呼ばれてそれぞれ独特の文化を持つ村々が自治体として活動していました。
一番奥に位置する旧白峰村などいずれも冬は豪雪の中で春を待ちます。
昨日は除雪の行き届いた幹線道路を走り、そのうちの旧鳥越村に久しぶりに行ってきました。
かつてこの村の中心に位置する交差点近くでこんなに見事な残り柿を見ました。
足元の道路は除雪されていましたが、この樹の周りは雪に覆われていました。

    [杉林のなかに]

杉の大木に守られるように小さな一軒の家屋が雪の原にありました。
その家屋に通じる細い道には人の足跡もなかったので、冬は無人となっているのでしょうか?
なんとも印象的な雪の風景でした。

    [民家に通じる雪道]

綺麗に除雪された幹線道路から見える民家に通じる雪の道です。
この家の周囲で15年ほど前は冬の手仕事として創られた竹かごや笊などがいくつも干されていたのを見たことがありますが・・・。
ここ数年はそんな光景も見かけなくなりました。

今日は昨日に続いて雪の白山山麓を撮った写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の手取り峡谷

2017年12月14日 | 写真日記
    [雪の手取り峡谷]

天候が少し安定してきたので、まだ雪雲は頭上を飛び雪をちらつかせているものの午前の用事を済ましてお昼から白山麓へ出かけました。
金沢市内は朝の雪が溶けていたのですが、さすがに白山麓の吉野谷や鳥越は雪国でした。
今日の撮影スポットとして向かったのは雪の手取り峡谷が一番美しく見えるという不老橋。
雪が積もって危険だった足場を先に来たカメラマンたちが踏みしめて作ったところに立ち欄干の向こうの上流に向かって撮ったものです。

    [不老橋の下流を撮る]

たいていの方たち(私も含めて)はカメラを上流に向けます。
今日は下流側も撮ってみました。
雪が川床に残りそれがアクセントになって捨てがたい風景を生み出していました。

    [除雪車の排雪作業]

白山麓の主要道はいたるところで今冬一番の積雪だったためか、除雪作業に懸命な様子でした。
写真は道路わきに除雪によってたまった雪を排雪する作業車が道路わきの田んぼに吹き飛ばしながら進んできたところです。
もちろん冬季に入って田んぼに作物はないのですが・・・、見事な排雪の光景でした。

今日は久しぶりにカメラを手に白山麓の雪の風景を撮ってきました。
すでに雪国となっている吉野谷、鳥越地域の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢電飾の街 とっておき写真

2017年12月13日 | 写真日記
    [片町プレーゴ]

おしゃれなレストランやファッションの店7軒が集まる金沢市片町のおしゃれスポットとして若者や外国人などにも人気のこじんまりとした商業広場です。
バレンタインデー、クリスマスを前にして華やかなイルミネーションで賑やかになっています。

    [香林坊 大きなデコレーション]


暗くなると華やかな繁華街がさらに華やかになります。
金沢市第一の繁華街の香林坊、大通りにはオシャレなブランドショップやデパートが並び、通り一本裏に回ると路地にレストランなどの飲食店がひしめく賑やかな街です。
写真は若者向けおしゃれの発信を続けるファッションビルの正面玄関に設置された大きなデコレーションです。
若い方たちがよくスマホ写真を撮る姿が見られます。

    [香林坊大通り]

金沢市内で最も多くのイルミネーションで飾り付けられる香林坊の大通りです。
歩道の部分も多くのイルミネーションの光で彩られ、広い道路全体が極採色の世界に変わってしまいます。
不思議な世界に入り込んだような感覚でシャッターを押していました。

相も変わらずカメラを持ちだす機会が無くて公開する写真選びに四苦八苦しています。
今日は少し前に撮影した写真の中から夜の街の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬将軍の来襲 波浪警報発令

2017年12月12日 | 写真日記
    [寒波と共に波浪警報]

昨日から日本列島を襲う寒波が強風を伴って日本海海岸へ押し寄せています。
今日の午前中に少し時間が取れたので波浪警報の出ている金沢港へ行ってみました。
気象情報では5メートルとの波でしたが、防波堤を襲う大きな波が砕け散り雪のように舞う波の華が次々と生まれていました。
冬の能登の外海が荒れる時に見られるものですが、金沢周辺ではなかなか見られない現象です。

    [防波堤を次々と襲う]

外界から金沢港へと押し寄せる波を防ぐ防波堤ですが、さすがに今日の高波には抗しきれず10メートルもあるでしょうか、吹き上がる波飛沫が強風に押されて真白い泡状の屏風のようになって堤を超えて湾内に流れ込んでいます。

    [雲と見まがう波しぶきが]

危険防止のために防波堤の入り口あたりに設置された近くによると見上げる高さの大きなフェンスがあります。
そのフェンスの向こうの岸壁にぶつかる大波が砕けて舞い上がる飛沫がフェンスの何倍もの高さまで舞い上がり背後を雲のように遮っています。

今日は冬将軍が伴ってきた金沢港の強風と波浪の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする