[餌場に到着]
数十羽でねぐらから飛来してきたコハクチョウが餌場の上空で旋回しながら風上に向かって次々と羽も両足もいっぱいに広げてブレーキを掛けたように減速して降りてきました。
[先着の仲間に向かって]
「降りるよ、降りるよ」とばかりに声をかけながら雪解け水の溜まった田んぼに急降下、器用に舵を取りながら安全な場所を探し出します。
まるで混んだスキー場で巧みに人を避けながら滑り降りるスキーヤーのように。
まるで混んだスキー場で巧みに人を避けながら滑り降りるスキーヤーのように。
[飛沫を上げて着水]
見ているとなんとも見事な着水です。
減速し、風上に向かう着水とはいえ多くの大型の野鳥、白鳥がいる空間での安全の確保はとても大変な技術かもしれません。
これほどのことをごく当たり前にこなす白鳥たちの持って生まれた(育つ中で獲得したかもしれませんが)才能と体力に感服のときでした。
これほどのことをごく当たり前にこなす白鳥たちの持って生まれた(育つ中で獲得したかもしれませんが)才能と体力に感服のときでした。
二月半ばをすぎると河北潟周辺で越冬の白鳥たちは落ち着きがなくなり、近づく北への旅立ちを感じるのでしようか、そんな日の白鳥写真三枚をアップしてブログ「写真師の新カメラ日記」更新です。