写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

兼六園で迎える霜月

2018年11月01日 | 写真日記
    [冬の準備 雪吊り作業]

季節の風物詩として全国的に知られる兼六園の樹木を北陸特有の重たい雪から守るための「雪吊り」。
11月1日の今日からその雪吊り作業が始まりました。
毎年一番に作業が始まるのは兼六園の象徴のような琴柱灯篭とともに霞池に美しい姿を映す「唐崎の松」です。
今日は連れ合いとのリハビリ散歩に今シーズン最初の雪吊りを見ようと兼六園を訪れました。
晴れたり曇ったり、時には小雨も降る不安定な天候の合間を縫っての兼六園でしたがちょうど晴れ間の広がる時間に唐崎の松に支柱から枝を吊るための縄をかける作業を見ることができました。
写真は職人さんが高い支柱の頂点に登り不安定な姿勢で枝に向かって縄を投げるところです。

    [霞池に映り込む雪吊り]

まだ作業途中ですが、放射状の雪吊りが霞池に映り込みます。
紅葉が始まったモミジと一緒に青空の下で水面に美しい姿を現し、目を愉しませてくれました。

    [蓬莱島 紅葉始まる]

霞池の中程に浮かぶ蓬莱島は形が亀に似ていることから亀甲島とも呼ばれ不老長寿を表すと言われています。
その島でいま紅葉が進み始め、秋色が水面を染めています。
北陸の11月は別名「霜月」と言われる通りもう霜や霰、ときには雪が降っても不思議ではない季節で、この霞池にもそろそろ冬鳥が姿を現すことでしょう。
美しい蓬莱島の紅葉と霞池、そして雪吊り作業も見ることのできた兼六園散歩でした。

11月に入り雪から樹木を守る雪吊り作業の始まった兼六園の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする