紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

島内観光

2016-10-28 04:17:58 | 携帯・ipadから
姪たちの滞在2日目。

新鼻新山にいく。
ものすごいたくさんの鳥が、かたまって飛んでいた。
と思うと、海すれすれに飛び、急下降して海にもぐってしまった、ように見えた。




ところが、アカコッコ館で案内してくれた人に聞いたら、水面すれすれに飛んで、外敵から姿を隠しているのだという。
おそらくヒヨドリではないか。といっていたが、点にしか見えないので、なんともわからなかった。
そうして、なるべくおそわれないようにして、海を渡っていくそうだ。




私の好きなアカコッコ館では、いつもとは違う人が、説明をしてくれた。

そして、毎回双眼鏡で鳥を見させてくれる。
ニコンのMONARCH  8×42 という双眼鏡がほしくなってしまった。
すごくよく見える。

それから、1983年の噴火のビデオを見た。

その後、大路池のまわりを少し歩いて、南桟橋までいく。
そこで、中国の女性と、台湾の女性に会って、写真を撮ってもらった。
ホテル海楽に泊まって観光しているとのこと。




二人は、池の回りをずっと歩いていった。
私たちは、アカコッコ館にもどって、車で迷子椎を見に行った。樹齢600年ということである。




そこに行く途中、帽子を二つも拾った。もしかして、さっきの中国の人たちのじゃないかということで、ホテル海楽に届けようということになった。

そうしたところ、戻る途中で、女性の車に会い、無事に帽子を手渡すことができた。

その後は、伊豆岬にいき、夫のアシタバ畑を見せてあげた。




滞在3日目は、前の日に、夫とパスカルが飲み過ぎたため、夫は寝坊し、大急ぎで開墾の仕事に出かけていった。

朝は、自分で焼くフランスパン。姪たちのおみやげ。
こんな風に白いパンを、オーブンで10分焼くと、皮がかりかり、中はふわふわのフランスパンになる。







夫が忘れ物をしたので、届けにいくことになり、パスカルとあっこちゃんも一緒に開墾の様子を見にいった。
私の運転が下手なので、おっ、とかあっ、とか、いって乗っていたのがおかしかった。
バックしようとしたら、急坂だったため、前に進んで、もうちょっとでフェンスにぶつかりそうになったし。

切り出した竹を焼いている夫。




そして、昨日は錆が浜から出航ということで、見送りにいった。

救急車がきていて、患者さんが担架で船内に運ばれていった。
島には診療所があるだけなので、重病の人はこうして、船で運ばれていくようである。
けど、6時間半もかかるので、症状が重いと、それでは無理で、多分ドクターヘリで広尾の病院に運ばれるのだろう。




桟橋に向かう二人。




船出は、いつでも情緒がある。
甲板に出てきた二人に、さようならー、また来てねー。




蛍の光の音楽とともに、岸壁を離れていく船。




そんなこんなの日を送っていたが、今日は私が船で東京(内地)に向かう。
今回は、健康診断を受けるのが目的。
ちょうど今日から、三宅島の家の、二階のリフォーム工事も始まるので、ふすまの紙を買ったりして、用事をすませたら、11月7日には戻ってくる予定である。