獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

ピンクスコピンクスライブ嘘みたいな今日@静岡清水文化会館 昼夜に行った。

2014-09-23 23:52:54 | コンサート舞台
涙が出た。



 朝8時に家をでて、深夜0時20分に帰宅の私。大阪から静岡の清水文化会館の日帰り。Juice=Juiceのエースの宮本佳林がソロでこぴんく楽曲を歌うということで大阪であったハロプロ研修生ライブを回避して静岡へ。



 静岡では去年の3月の駿府公園での宮本佳林コピンクライブのときのガイドヘルパーさんに、今回も手引してもらった私デスペア。網膜色素変性症な私。はじめて行く会場はひとりではいけない。ただ清水文化会館は清水駅の改札をでて点字ブロックにそってあるけば3分ぐらいで雨にぬれず行ける会場なので、次回もしまた佳林がコピンクとして歌を歌うのなら一人でいけそうだな。近くにはマクドナルドとか才ゼリアとかあっていいね。昼公演と夜公演の間は、才ゼリアでガイドヘルパーさんに佳林の衣装や握手会のときの様子などをおしえてもらった。



 昼公演は13時開演、夜公演は17時30分開演。公演時間は2時間30分。昼公演はほぼ満席だったが、夜公演は2階席は半分ぐらいしかうまっていなかった。スタッフにきくと、たぶん遠くから来ている人もいるので昼公演のほうが人がおおかったんでしょうとのこと。おそらくここに集まったファンの半分以上いや8割以上はたぶん静岡県民以外だと思う。これがいいのかわるいのかわからないけど、ひとつ言えるのは客の半分近くは宮本佳林の歌を聞きたくてやってきているような人ばかりだった。



デスペア的コピンクライブ嘘みたいな今日の見るポイント

1、カリーナノッテで涙が出た。

 1年半前にまだ宮本佳林がメジャーデビューしていないときに静岡駿府公園の屋外会場でコピンクソロライブ依頼の佳林のコピンク披露。佳林がことあるごとにコピンクがなかったら今の宮本佳林はないと言うように、佳林がデビューできずにオーディションに落ちつづけていたときに、佳林の心の支えはコピンクのお仕事。2014年7月19日のヤンタン初登場のときも、オーディションにおちても、研修生としてお仕事をやらしてもらっていたので、ちゃんとがんばっていけばいつかデビューできると信じていたと佳林の発言。その研修生には舞台やバックダンサーとかとかもあるけど、やっぱり主役としてテレビ情報番組のナレーターコピンクの仕事が大きい。ナレーターだけじゃなくて、そこから佳林の歌がうまいということで見にバージョンのテレビ用楽曲が佳林のためにつくられ、そしてフルサイズの楽曲がつくられ、そして1曲にとどまらず5曲の佳林のための楽曲が作成されて、アルバムも発売された。



 これがまだデビュー前だから、どれだけ佳林がコピンクに助けられたかがわかる。



 今回のライブでは、昼公演では最高視感度と刈りなー載ってを歌い、夜公演ではリバースとかりーなのってをうたった佳林。(その前にさわやか五郎と一緒に兔tocomeもうたったけどね)。昼夜ともカリーナノッテを歌う。この曲ははじめて佳林のためだけにかかれた楽曲。カリーナノッテという曲タイトルもカリンの名前からとったもの。ほんとはカリーナじゃなくてカリンにしたかったと作詞家が語っているほど。それだけ佳林のために作られた曲。



 カリーナノッテは普通の女の子が鏡にうつる自分をみて、鏡の向こうの世界の私はスーパースターと夢見る歌詞。鏡のこっち側と向こう側の私。なりたい自分となれない私。



 網膜色素変性症な私の眼では、佳林がステージにいるのもわからない。かすかにステージの照明のあかりがついたりきえたりするのがわかるぐらい。あとでガイドヘルパーさんに聞くと、コピンク宮本佳林は白のドレスにティアラの髪飾りでまさしくプリンセス。



 私の見えない目では、今の佳林ともう一人別の佳林が見えていた。小学生のまだこわいもの知らずだったおてんばな佳林、そして後輩にデビューをさきこされたと知って泣き崩れた中学1年のころの佳林。そんな昔の佳林が、今の白いドレスを着た佳林のよこでたのしそうに踊って歌っているイメージが私の頭の仲。



 今の白いドレスの佳林は、あたかも、昔の自分、夢をあきらめかけそうになっていた自分に歌っているようだった。カリーナノッテの歌詞の主人公は鏡の向こう側ではなくこっちがわのわたしなのだが、今の佳林は鏡の向こう側から、過去の佳林に鏡ごしに歌いかけているようだった。



 よく小劇場演劇では、将来の自分が過去の自分をはげますためにタイムスリップをしてやってくるという話があるが、そんな感じだった。もしタイムマシーンがあるのなら、今日2014年9月23日のこのステージで光り輝く佳林の映像DVDをもって、3年前の過去の佳林に見せてあげたい。目をはらして人目を気にせず泣いている佳林に3年後の自分の姿を見せてやりたい。そう思った私。



 そんなタイムマシーンがなかっても、現実に佳林は決して夢をあきらめず、ハロプロを見捨てず、自分を信じて今日という日を迎えた。昔の佳林にとって、今日は嘘みたいな今日ではなく、思っていたとおりの今日だったんだと思う。



 やっぱり宮本佳林は群を抜いてすごい。カリーナノッテを聞いて涙がではじめて、次に2代目コピンクがティアラの条件をうたっているときまでずっと涙がとまらなかった私。30をこえたら残尿感がはじまったが、40を超えたら残涙感なのかな。



 こぴんく曲を2曲うたったあと、ほかの2代目コピンクとかはトークとかしてたけど、宮本佳林は静かに歌い始め、歌い終わったら一言もしゃべらずにはけていった。にくい演出だった。



 そして夜公演おわり、終演後影ナレーションで最後をしめくくる佳林。ちょっとかんでしまってナレーターのコピンク役の佳林が「コピンクだってまちがえるんです!」と一言。そして最後に「コピンクこと宮本佳林でしたー!」のあとの客席の大歓声。この場面がすべてをあらわしていたね。



 気高いプリンセス、おちゃめな女の子、すべてを兼ねそろえた宮本佳林はやっぱりすごいね。



2、Juice=Juiceでも涙が出た。

 今回はコピンクが目玉であるけども、コピンクに関連するアイドルグループが4組登場。GEM、恋するアドレセンス、Juice=Juice、スーパーガールズの4組。登場淳はこのデビューがあさい淳だった。



 JJ以外はいわゆるアイドルポップ、私がよく言う胸キュンセンチメンタルな曲が多かった。歌唱方法も、佐藤優樹のような鼻にかかった発生でまーちゃんが歌が下手になったような歌い方をする人がほとんどだった。あくまでその曲自体をきかせるのではなく、その曲をツールとしてアイドルとヲタが一緒になって盛り上がるというものがほとんどだった。



 その点、Juice=Juiceがでてきたら空気が一変したね。JJの出囃子はかっこいいし、それで会場内を盛り上げていき、そして、そこからのあのいつものJuice=Juiceお得意のファンキーでグルーブでロックな楽曲。胸キュンセンチメンタル要素はほとんどないJJの楽曲だけど、そういった楽曲ばかりのアイドルソングの中で歌うと、このJJ路線の曲が実によく際立つ。すっごくかっこよい。プロデューサーのつんくがJJにはこういう歌でせめてきた意味がやっと分かった私。対バンでこそこのJJ路線の楽曲のよさレベルのたかすぁセンスの良さが際立つ。



 1年前の7月にはじめての対バンに参加したJuice=Juice。秋田県男鹿市での海フェス歌謡祭。大阪から飛行機で行った私。いまおもえば、そのときのJJは今とくらべたら天と地の差があったね。あのときはまだ曲がJJになじんでいなかったちというか、一人ひとりが歌わされているというか、グループとしての一体感もなかったと思う。みんながみんな(佳林以外は)自分のことでせいいっぱいだったような気がする。



 あれから比べたらJuice=Juiceはっまったく別のグループになったと言っていいほどの大成長だった。



 昼は、背伸び、ロマンスの途中、私が言う前、はじめてを経験中にの4曲、夜は、ダテじゃないよウチの人生は、ロマンスの途中、裸の裸の裸のKISS、アレコレしたいの4曲。そして夜公演はこれでおわりかとおもったら、あのイントロが流れる。会場から歓声がおこる。



 MAGIC OF LOVEを最後にうたうJJ。この歌がとってもよかった。佳林がメインボーカルでそれをさゆべぇとかなともがもりたてる。佳林節全開の佳林メインパート、シャウトの高木、低音の金澤。すばらしかった。局自体もあのグルブ感というのかグローブ感というのか最後のゴスペルのような高まりというのか、ハロの仲でも楽曲としては最高傑作のこの1曲。



 あぁここまで来たなJuice=Juiceはとおもったら、涙がでてきた。



 ちなみにこのマジックオブラブはT&Cボンバーの曲でJJの持ち歌ではない。帰りの新幹線の中で携帯の電池がなくなりそうななか、つんくにぜひこの曲をJJでCD化してくださいとツイートした私。この曲はちがったベクトルでスマイレージのスキちゃんんい匹敵するな。



3、その他

・恋するアアアアドレセンスの最年少の子がソロ曲披露とのことだったが、助っ人としてネット歌い手のまち子さんという人がくわわり二人で歌う。昼は再演賞の子がメインでうたって、その歌のへたさにおどろいた私。それでかはしらないけど夜公演はメインが歌い手の人になっていた。



・恋するのカリンこと荻野カリンもソロで、宮本佳林のソロの前にうたっていたのだが、この荻野の歌がすごい。声はいわゆるアニメ声みたいなしゃばれたあまったるい声で、そして歌の音域が非常にせまい、ドレミの中でうたっているような音域のせまさ。これにはびっくりした。そのおかげかしらないけど、佳林の歌唱がすっごく際立っていた。同じ名前の2人のカリン。もう一人のカリンにはこれはちょっと酷だったな。



・ネット歌い手(夜公演ではネットで人気の歌手と紹介)まち子さんは西のカナと中島みゆきを足したような歌い方。こころの詩(詩(死?かも)という曲をピアノの伴奏にあわせて歌い上げる。この歌唱法がすごかった、しゃべるように歌うをとおりこして、泣くように歌うまち子さん。こんなに感情過多で歌う人をいままで私は見たことがなかった。どうしていいかわからず私はピンクのサイリウムをずっと4拍子の指揮者の振りをしていた。カルチャーショックだった。



・さて次はコピンクの登場ですと曲ふりのさわやか五郎、そこで客席からはカリーンとの声援、でもででてきたのりほちゃんという人?さぁつぎかとおもって、またも会場からカリーンの声援

するとでてきたのはカリンちがいの荻野さん、そして3人目にやっと初代コピンクの宮本佳林の登場。この時の声援、まってました、今日の目玉である佳林の登場。そのあとは2代目コピンクがうたう。佳林以外の3人は1曲だけだったけど、佳林だけ2フルでしかも、昼夜曲をかえてうたっていた。佳林がどれだけ大事にされているか、佳林をどれだけみんな聞きたがっているかをわかったうえでの演出セットリストだった。ライブ運営スタッフの佳林に対する愛情を感じた。



・夜公演でコピンク宮本佳林が歌いだすときに、1階席の下手広報からちっちゃい女の子の声で「かりんちゃーん」と声援があがっていた。ほほえましい。宮本佳林も自分がきらりちゃんにあこがれたみたいにちっちゃい女の子からあこがれる存在になったのね。あの白いドレスと銀色のティアラの佳林はそりゃ小さい女の子があこがれる絵本の中野お姫様そのものだもんな。



・GEMがトップバッターだったけど、会場がいようにもりあがっていた。とくにヲタの声援がおおきかった。これにはびっくりした。GEMとスーパーがーっるずは亜アイドルストリートというアイドルレーベルで同じぐるーうプらしくヲタがかぶっているようで、GEMとスパガの掛け声や声援は同じようなものだった、ハロではきかないいわゆるMICという呪いの呪文のを大声でいうようなやつ、メンバーの名前おをコールしているのだが、声をはりあげすぎて誰の名前をよんでいるのかまったくわからない感じ。あと難易度の高いフーーーフワフワの掛け声、こういったヲタかけ声はすぐにはまねできないね。一体感をうんでいるけど、一方でとっても排他的でもあるな。あと新鮮だったのが、Bメロでゆっくり目のときにコールをいれられないようなところは2拍子の手拍子をゆっくりダラダラといれている。これは新鮮だった。JJの曲のときにもこのやる気ない2拍子手拍子がはいっていて新鮮だった。ハローではあえてそんなけだるい手拍子はいれないんだけどな、ここでおもったのは、GEMにしろスパガにしろそのファンはアイドルの歌になんとかしてからんでいく、一体となる、もりあげていかねばという気持ちがつよいんだな。彼らは歌を聴くと言うより、一緒に歌うアイドルと一緒に盛り上がるつくりあげるというスタンスなんだな。マジックオブブラブみたいな曲はアイストっではうまれないだろうなと思った。



・いいなとおもった曲、GEMのDo you believe、スパガのマックス乙女心、まち子のこころのし。ただお友恵こころはヲタの独特なコールにきをとられてた、もっとノーマルで聞きたかった。



4、握手会

 昼公演前と昼公演あとの2回、それぞれのグループが握手会をやていた。JJはCDを予約してくれたら握手券1枚もらえるのだが、ほかのグループはグッズを1000円お買い上げごとに1枚の握手券で、3枚チェキもとれるとのこと。



 Juice=Juiceは握手会の列みじかいかなとおもったら、一番長かった。長すぎてJJ

だけ2回のロビーへとつづく階段に握手列ができていた。ほかのグループは1階ロビーで列をつくらず握手会やっていた。うスタッフにきいてもJJが一番握手列がながいですよとのことだった。



 私も昼公演はじまる15分前昼公演おわりの握手会のに握手券をゲット。番号は230番で、スタッフにきくと1回の握手会で400枚用意しているとのこと。たぶん1回で300枚ぐらいはうれたんじゃないかな。結構うれてるね。



 握手の衣装は背伸び?の水色のベストと短パンとブーツの衣装。



 以下握手レポ



宮崎<宮崎由加です



デスペア<夜公演もがんばってね



宮本佳林>デスペアさ~ん!



デスペア、カリーナノッテとってもよかったよ、涙がでたよ。

小学生のころの佳林ちゃんをおもいだして泣けてきたよ



植村<植村あかりです



デスペア<今日は大阪の子たくさんいたね



植村<あぁそうだ 大阪いっぱいいたー



デスペア<なかよくなってね





高木<高木紗友希です



デスペア<コピンク聞けてよかったね(本編MCではじめて佳林ちゃんのコピンクをきいてうれしかったと発言していたさゆべぇをうけての私の一言)



高木<うん、私もソロで歌いたい。



あそうそう、今日の高木紗友希はおもしろかった。ほかのグループのメンバーがおもしろくてピヨピユオと語尾につけて普段しゃべるんですという暴露話をうけて、宮崎さんが高木紗友希ちゃんもかわっているんです個性的なんです、こんなことするんですと宮崎が話をふっての高木が「ピヨピイヨ」とてんどんでわらいをとっていた、はじめのピヨピヨの子より何十倍も笑いをとっていた。あと夜公演のMCでは4代目コピンクをねらっている高木紗友希ですと自己紹介。これにも笑ったさゆべぇは空気をよむというか流れをつかむのがうまいね。さゆきこれからJJでいいポジションにおさまりそうだな。



握手会にもどって、最後は金澤



デスペア<歌・・うまくなったね(もう言うことがなくなっていたので、ちょっとしどろもどろの私)



金澤<はいありがとうございます



私のとなりにいてくれた女性ガイドヘルパーさんによると、握手の時佳林ちゃんと金澤さんだけは、私にもにこにこ目をあわせてくれたけど、ほかの子は知らん顔だったとのこと。ヘルパーさんにいわせると佳林ちゃんはオーラがある。一番かわいいのは金澤朋子とのこと。私が植村あかりが一番美人さんだと評判ですよといったら、二重の濃い子はそうでもなかったですよとのこと。昔おせわになっていた男性ガイドヘルパーさんによると金澤は美人ではないと断言していたけど、やっぱり主観によるんだな。



ほんとは佳林との握手で、先日のヤンタで私のメールがよまれたことを伝えて、ヤンタンとてもよかたよとイオいう都おもっていたけど、コピンクの歌を1年半ぶりにきいたら、やっぱりそのことを伝えたくなった私。



 大阪について、バスがなかったのでタクシーで帰宅の私。タクシーの列のすすみぐあいがわからず、10分ぐらい様子を見るためにずっと棒だちで足がクタクタ。いつもならその無意味に待っている棒立ちの時間はイライラするのだが、コピンク宮本佳林を思い出すだけで心がたのしくなった。10分ぐらいして一歩前にでてタクシーに近づくとおばさんが順番をゆずってくれてタクシーにのりこんだ私。



 家について、新幹線の中で携帯の電池がきれて、佳林のブログにコメントできなかったので、充電してコメントをした一日のおわり。嘘じゃない今日だった。







 」
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