団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

アリババ株価50%下落見通し

2015年10月03日 | 中国

  私が思ってた以上にソフトバンクにとって、第 842回の 「ソフトバンク株が2年ぶり安値」で取り上げたアリババ の影響が大きいようです。

   何処まで信じて良いのか は分かりませんが、私として は、そうあって欲しいと信じた いものがあります。もしかした ら、いよいよ、ソフトバンクの 崩壊を見ることが出来るので しょうか。



  大紀元日本よ り    2015/09/27

  ア リババ株価50%下落見通し 米有力情報誌
 
  米週刊投資情報誌「バロンズ」はこのほど、中国の厳しい経済情勢、電子商取引業界の競争の白熱化などが主因で、中国 電子商取引最大手のアリババ・グループの株価は現在の水準より50%下落する可能性があると指摘した。

  また、アリババの予想株価収益率が25倍とされているが、これは同じく電子商取引大手のイーベイ(eBay)の15 倍に比べて大幅に過大評価されていることも理由の一つに挙げられた。

  同誌は、アリババに企業ガバナンス、偽造品問題、収益などの面において多くの疑問がみられるとした。特に企業の収益 伸び率が同業界のグーグル、アマゾン などよりはるかに高い。また、アリババの業績予想は中国政府が公表する国内全体の小売売上高予想、消費者支出予想、オン ライン出費予想を大幅に上回ってい ることから、アリババが収益データを粉飾した可能性があると示唆した。

  「バロンズ」誌は、アリババが07年香港株式市場にIPOを果たして以降の状況を再現していると投資家に警報を鳴ら した。アリババは07年11月、1株 は13・5香港ドルで香港市場に上場し、高い収益が見込まれると投資家からの人気を集めた結果一時、1株が41・8香港 ドルに上昇した。しかし08年7 月、同株価は1株=10香港ドルを割り込み、4香港ドルに急落した。アリババは12年6月に香港市場での上場を廃止し た。

  アリババが昨年9月19日に米国ニューヨーク株式市場に250億ドル(当時の為替レートで約2兆7200億円)と史 上最大規模の新規株式公開(IPO) を果たしてから一年経った19日は、同社の株価はIPO当時の発行価格69ドルを下回り、19日に1株は65・78ドル を付けた。

  日本ソフトバンク・グループの孫正義社長はアリババの約3割の株式を保有している。

  もしこれが実際に起きれば、流石の孫も大損で、ソフトバンクの資金繰りに大きな影響が起きるはずです。それ以上にソ フトバンクの株にも大きく響くでしょう。株価の維持て自転車操業をやってきただけに、その打撃は並大抵のものじゃないは ずです。

  ここで、総務省には、料金の引き下げを強く進めて息の根を止めて貰いたいものです。いずれにしても、中国とソフトバ ンクの崩壊はどちらが先でしょうか。それとも、やはり、一緒かな。何にしても、楽しみです。


世界は腹黒い

2015年10月03日 | 日本再生

  今回のVW不正問題には本当に驚かされましたが、これも、長い間、車はダイムラー・ベンツにより開発され、その歴史により、日本はまだまだ追いつけないと植え付けられた情報で、そう思い込まされていました。
  その所為もあって、F1でのホンダの活躍やトヨタの世界一などがありながらも、何となく劣等感を持っていました。それと同じように、ジーゼルエンジンはヨーロッパにまだまだ追いつけないとの記事などに信じさせられていました。
  ところが、今回の事件で、もしかしたら、これも、GHQによる工作での自虐史観と同じように思い込まされていたのじゃないかと疑うべきじゃないかと思い出しました。

  特に、宮崎さんの書評を、第5830回の「ドイツが何故中国にのめり込むのか」で取り上げたように、日本を攻撃することによって、「倫理的な高みを獲得したとの説を読んで、目から鱗でした。

  そして、ねずさんの義和団事件のブログで確信しました。このブログも是非、リンク元で読んでください。その中で、ドイツの悪辣さを書いてくれていたのです。

  小名木善行 ねずさんの ひとりごとより   2015年09月29日

  義和神拳

  …略

  実際、北京攻略戦には一兵も参加しなかったドイツは、事件後に続々と大兵を送り込んで、北京で稼ぎそこなった分を他の諸都市で略奪しはじめていました。
  また混乱に乗じて全満州を制圧したロシアは、中国を丸ごと手中にしようと、慶親王の誘拐を計画していました。
これには英国公使のマクドナルドがいちはやく情報をキャッチして、柴中佐らと協力して、慶親王の安全を確保してことなきを得ています。

  また事件後の清国への賠償請求では、最大の賠償金を吹っかけたのがロシアでした。
一番少なかったのが日本の5000万円です。
英国は日本の5倍で2億5000万円、
義和団鎮圧後にやってきたドイツは英国の2倍の5億円、
わずかな兵を出しただけのフランスも、日本の2倍(出兵数比で日本の100倍)を要求しています。
まさに「世界は腹黒い」のです。 

  …以下略

  本当に世界は腹黒いですね。日本は戦後劣化したと言えども、どうやら、世界と比べるともっと評価されるべきなのかもしれません。もっと、自信を持つべきですね。

  もう一つ、これも驚きでした。あのカンボジアで亡くなられた高田さんの事件にもとんでもない裏があったようです。私は、全く知りませんでしたが、ネットでは情報が沢山ありました。

  ウィキペディアより

  高田 晴行(たかだ はるゆき)は、カンボジアで文民警察官として任務中に殉職した警察官。階級は警部補(殉職後、二階級特進で警視)。

  …略

  殺害の経緯[編集]

  1993年5月4日昼過ぎ、タイ国境に近いカンボジア北西部のバンテイメンチェイ州アンピル村で、同村に駐在している国連カンボジア暫定統治機構の日本人 文民警察官5人が、オランダ海兵隊UNTAC部隊の護衛を受け、国道691号をパトロール巡回中に、ポルポト派とみられる身元不明の武装ゲリラに襲撃され た。 10人程度とみられる武装ゲリラは、先頭車両を対戦車ロケット弾で攻撃し、車列が停止すると、自動小銃で一斉射撃をした。オランダ海兵隊も最初は応戦して いたが逃亡してしまい、現場に取り残された高田警部補は死亡、他の4人の日本人文民警察官も重傷を負い、ヘリコプターでバンコク市内のプミポン空軍病院に 搬送された。…以下略

  こんな重大なことを報道しない日本のマスコミは本当に腐り切っていますね。世界を称賛し、日本を貶めることで未だに日本人は洗脳されていると言っても間違いではなさそうです。

  ネットのお蔭で、戦後の教育や情報に騙され、日本の素晴らしさを知らなかった私のような者でも目が覚め、先人の素晴らしさ、日本の凄さを知るようにな りました。本当に有難いことですが、まだまだ、目が覚めてない人も多いので、やはり、一日も早く目覚めて貰って、先人の残してくれた素晴らしい日本の伝統 をもう一度取り戻したいものです。

  それが出来れば、日本は今度こそ世界から正当に評価されるようになるのじゃないでしょうか。


ドイツ株急落

2015年10月03日 | 国際

  中国の株の暴落から続く、世界的な株安は東京 株にも大きな影響を与えていますが、そこへの、追い打ちをかけるVWの不正問題はやはり、世界的に影響が出てきているよ うです。
  一体、どうなるのか、株をやられている人達は気が気じゃないでしょうが、株を持たないと言うか持てない私には全く関 係ないので、気楽に眺めることが出来ます。こういう時に、お金の無いのは、精神衛生に良いですね。持たざる者にも良いこ とはあるものです。

  VW問題は、やはり、ドイツに一番大きく堪えているようです。どうやら、ドイツ崩壊も可能性があるのじゃないでしょ うか。  
   ブルームバーグより    2015/09/30

   ド イツ株急落、時価総額48兆円吹き飛ぶ-VW不正などで逆風強まる
 
   ドイツ株は欧州債務危機以降で最悪のペースで下げ続けている。指標のDAX指数は四半期ベースで 2009年 1-3月(第1四半期)以来となる2期連続マイナスに向っており、過去最高値を付けた4月から時価総額が約4000億ド ル(約48兆円)吹き飛んだ。

   DAX指数はユーロ反発とギリシャ危機の悪影響を背景に高値から下げ始め、中国景気減速をめぐる懸念の 強まりと、フォルクスワーゲン(VW)による排ガス検査不正発覚を背景に、下げ足を速めている。

   バンクハウス・ランプ(デュッセルドルフ)のストラテジスト、ラルフ・ツィマーマン氏は、「投資家らは ある程度、リセッション懸念を織り 込み始めている。中央銀行がもはや対応できないと受け止められたら、極めてネガティブな材料となるだろう」と述べた上 で、「だが、相場は中期的に下げるこ となく、上昇するとまだ考えている。投資家らが過剰反応したためだ」と付け加えた。

   DAX指数は4月に過去最高値を記録した後、9月28日までに23%下落。同じ期間としては2011年 12月以降で最速の下げとなった。今四半期だけで14%値下がりするなど、その下落率は西欧の主要株価指数の中で最もき つい。

   DAX指数構成銘柄の株価収益率(PER、予想収益ベース)は11.5倍に低下、2005年まで遡る と、欧州株の指標であるストックス欧州600指数との比較で最低の水準に近づいた。一部投資家にとってこれはドイツ株を 購入するシグナルとなる。

   ライファイゼン・キャピタル・マネジメント(ウィーン)の株式部門責任者、ヘルベルト・ペルス氏は、 「不安を背景に相場が下落した場合、当社は買い手だ」とし、「一部のドイツ銘柄を保有しており、当社のポジションに極め て満足している」と語った。

  中国とVWの相乗効果で大変なことになりそうですね。果たして、VWとドイツは持ちこたえることが出来るのでしょう か。ここで、中国が崩壊すれば、流石のドイツも危ないかもしれませんね。

  しかし、この危機でも、まだ株で儲けようとする人達が手ぐすねをひいているようです。マネーゲームって、本当にいや らしいですね。人の不幸で儲けよう とするこんなシステムはやはり、禁止にすべきでしょう。こんな、一部の人間だけが儲けるシステムは人間を不幸にするだけ です。

   さて、いよいよ、修理に乗り出すようですが、効果はあるのでしょうか。効果があるのなら、初めからそうすれば良 かったのでしょうが、それでは、競争に勝てないのが分っているので、不正に手を付けたと言うことでしょうか。余りにも、 情けないですね。

  ブルームバーグより    2015/09/30

   独 VW、ディーゼルエンジンの修理を近く発表-欧州で販売停止相次ぐ

    米排ガス検査で不正を認めたドイツの自動車大手、フォルクスワーゲンは近く排気システムの修理について発表する。欧州では同社のディーゼルエンジン搭 載車の販売停止を決定する国が相次いでいる。

   該当するディーゼルエンジンを搭載したフォルクスワーゲン(VW)車は、スペインとスイス、イタリア、 オランダ、ベルギーで販売停止となっ た。スウェーデンの検察当局は不正疑惑で捜査に踏み切る方向で検討している。VWはすでに販売されたディーゼル車につい て、修理のための手続きについて顧 客に通知する意向だという。

   排ガス検査での不正を公に認めてから2週間近くが経過したが、VWはいまだに該当するモデルと市場の包括的な内訳を発表していない。疑惑が深 刻化するなかで小出しにされる情報によると、世界で最大1100万台が対象となることが分かっている。これにはVWブラ ンド500万台、アウディ210万 台、シュコダ120万台など含まれる。

    VWは顧客への通知手段として、各国でユーザーがチェックできるようウェブサイトの設置を検討している。不祥事の起 点となった米国ではすでに、サイトを設置済み。


中国に“籠絡”されたボーイングとエアバス

2015年10月03日 | 中国

  中国からの撤退が日本やアメリカでは少しずつでも進んでいるようだと、第5831回の「日本の対中投資28・8%減」で取り上げましたが、その中で、デルなどのIT企業などで投資を大幅に増やしているところもあるようなので、何を考えているのかと残念に思ったものです。
  そんな企業の一つにボーイングがありますが、やはり、あの大量発注などによる工作があるようです。

   産経ニュースより  2015.9.28

  【ビジネス解読】 中国に“籠絡”されたボーイングとエアバス 技術流出覚悟の現地生産は吉か凶か?

  中国が、米ボーイングと欧州エアバスの航空機メーカー大手2強を“籠絡”した。ボーイングは主力の短・中距離機737型機の一部生産の最終工程を中国 に移転することを決定。すでに中国の天津で最終組立工場を保有するエアバスも、蜜月関係を深めている。特にボーイングは、技術流出の懸念から中国移転に難 色を示していたが、巨大市場を背景にした中国の現地生産要請に屈した格好だ。ただ、中国は国産初の中距離機「C919」の開発の遅れを取り戻そうと懸命 で、中国市場を取り込もうという両社の思惑が想定通りに進むか怪しくなっている。

  大盤振る舞いの習主席

  米オバマ大統領との会談のために訪米した中国の習近平国家主席は9月23日、ボーイングとの間で航空機計300機を購入する協定に調印したことを明ら かにした。さらにボーイングと合弁で中国に737型機の組立工場を設立することでも合意した。中国は、米企業への貢献をアピールすると同時に、中国経済の 先行きに対する米国の懸念を払拭する狙いがあるとみられる。

  ボーイングは、737型機の生産を米ワシントン州で行っている。このニュースを11日にスクープしていたロイターは「海外契約や海外での事業展開は、ライバルであるエアバスとの激しい競争を制する一助になるとみられている」と論評した。

  ボーイングはこれまで、中国国内での現地生産に消極的だった。世界最先端の航空機製造技術が流出することを危惧しているからで、中国の部品メーカーと合弁会社をつくり、部品調達の拡大にとどめていた。

  しかし、ライバルのエアバスは、蜜月といえるほど中国との関係を深めている。2008年には、短・中距離機の320型機の最終組立工場を天津で稼働さ せ、中国国内の航空会社から大量の航空機を受注してきた。さらに今年7月には、天津工場近くに中距離機の330型機の完成・引き渡しセンターを設立するこ とに合意した。航空機に客室を取り付けたり、機体を塗装したりする工場だ。エアバスは自社のホームページで、「中国で進行中のいくつかの主要な技術移転プ ログラムを持っています」などと強調しており、日本の航空会社関係者は「エアバスと中国の関係は、日米のそれを上回る」(日本の航空会社関係者)と中国と の深い関係を指摘する。

  こうした関係を象徴するかのように、エアバスは6月30日、330型機を最大75機中国に販売する契約を結んだと発表した。ウォールストリート・ ジャーナルは、17年から後継機種が登場するため、現行機の需要が低迷しているなどとして、「この契約はエアバスにとって重要だ」と分析。エアバスの民間 航空機部門のファブリス・ブレジ最高経営責任者(CEO)は「この注文は当社の330ファミリーへの新たな信任票となる」と述べた。

  ボーイングの誤算

  ボーイングとエアバスが、相次いで中国の“軍門”に下った背景には、中国の航空機市場の成長を取り込みたい狙いがある。ボーイングによると、中国市場 は今後20年間で計6330機、約9500億ドル(約114兆1800億円)を見込んでいる。ボーイングとしては、中国の意向を無視できなくなったという わけだ。

  ただ、ボーイングにとって誤算となる事情も出てきた。年内の初飛行というスケジュールの延期が懸念されていた開発中のC919について、9月17日付の中国人民網は「年末に試験飛行、2017年に発売」と報じた。

  中国のジェット機の自主開発は、高速鉄道、有人宇宙飛行と並び威信をかける一大国家プロジェクト。C919の完成が順調に進んだ場合、競合する737型機を抱えるボーイングにとって逆風となりかねない。

  それでなくても中国は、日本メーカーからまねた新幹線や自動車の先端技術を「独自開発だ」と主張し、世界のマーケットで競合してきた“パクリ大国”。航空機でも同じ運命をたどる可能性もあり、先行きが注目される。(S)

  どう考えても、まともに行くとは思えないのですが、やはり、余りの大きな商談を目の前にぶら下げられて、その利益に目が眩むしかなかったのでしょう。 ここで、敢然と断ることの経営者はいないのかもしれません。いずれにしても、その付けは払わされることになるでしょう。

  それにしても、エアバスといいVWといい、EUはまだ中国の正体が理解できていないのでしょうね。やはり、今回のVWの不祥事と共に、EUの崩壊も避けられそうもないですね。

  こうなると、日本の企業には一日も早く撤退して、出来るだけ傷を小さくしてもらいたいところですが、のめり込み過ぎてもうどうにもならないところも多いのかもしれません。
  目先の利益につられて進出した経営判断の誤りが命取りになったということでしょう。それにしても、中国進出を止めた、先見の明のあった企業はどのくらいあるのでしょうか。そんな、素晴らしい経営者はどのくらいいたのか興味深いものがあります。

殆どいないのかも!