第3610回や第4240回で取り上げたパリの電気自動車(EV)レンタカーがいよいよ始まるようです。
レスポンス自動車ニュースより 2011年9月16日(金)
パリのEVシェアリング「オートリブ」が新サイトをオープン
今年12月にサービス開始を予定しているパリのEV(電気自動車)シェアリング、オートリブが、本格稼働を前にウェブサイトを一新 した。
新しいサイトでは、利用方法、料金 体系、ステーションの場所など、従来のサイトよりも具体的な情報が掲載されている。サービスに使用されるEV「ボロレ・ブルーカー」の紹介やリクルート情報も用意されている。
オートリブを利用するには、まずイ ンフォメーションセンターで登録を行う。登録には運転免許証、クレジットカード、IDカードまたはパスポートが必要となる。ここで専用カードが発行されるので、あと はステーションへ行き、カードを端末にかざせばEVが 借りられる。コミュニティサイクルの「ヴェリブ」に似た方式だ。
料金体系は、1日コース、1週 間コース、1年コース個人/家族の合わせて4コースが用意される。この他、EVや電動バイクを所有している人が、ステーション内の空いている充電施設を使うこともできる。こ ちらは1年コースのみとなっている。
実施地域はパリと周辺の45市町村で、サイトでは各都市ごとのステーションの所在地も確認できる。このうち パリでは508か所と、メトロ(地下鉄)の駅の約1.7倍もの数のステーションが用意されることになっている。
サイトでは今後のスケジュールも紹 介されている。それによれば、まず10月に66台のEVと33か所のステーションで試験運用を始め、12月に250台・250か所で本格的なサービスをスタート。来年6月には1470台・1100か所に拡充するという。《森口将之》
上手く行くのでしょうか。と言うか、上手く行って欲しいですね。ここで成功すれば世界に広まるかもしれませ ん。これをきっかけに自家用車を持つのをやめる人が増えれば省エネにもなるでしょうし環境にも良いでしょう。
空いた道路は車線を一つ自転車レーンに変えることもできるでしょう。そうなれば、自転車と電気自動車で騒音も減 りそうです。できれば路面電車との併用でやって欲しいところです。
しかし、パリがこれで成功すると京都や東京など日本の大都会は見劣りすることになりそうです。
もっと頑張って欲しい!