団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ゴミ一つない国

2007年06月27日 | 日本再生

  第2809回でガムの吐き捨てについて書きましたが、あれから注意してみていると未だに吐き捨てられています。実際に捨てているところを目撃したことはありませんが、気をつけてみていると明らかに新しく捨てられたものがあります。どうも常習者がいるようです。

  このガムよりずっと多いタバコの吸殻や缶やペットボトルなどあらゆるゴミが体育館の外や道路だけでなく体育館の中にも捨てられていることがあります。その有様を見ていると、日本の国はもう駄目なのかもしれないと暗澹たる気持ちになってしまいます。

  何とかならないものかと思っていたら興味深い記事がありました。

  JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイルより

  トイレ掃除と公共心 No.1304 H19.06.25

  …略

  自分の家の中を綺麗に保つことは「私事」である。綺麗な家で暮らしたい人が、自分のために自分の家を綺麗にしているだけで、それは公共心とは関係ない。

 ところが、階段や廊下など共用部分を綺麗に保つということは、「他人のために自分が掃除する」という公共心の発露である。

 ここで思い出すのが、JOG(480)「心を磨くトイレ掃除」で紹介したイエローハット社長・鍵山秀三郎氏の「掃除道」である。生徒に学校のトイレを掃除させることで、問題校の立て直しができた、という事例がいくつも報告されている。[a]…中略

  鍵山氏は「日本をゴミ一つない国にしたい」と活動を続けている。駅や道路などの公共部分にゴミ一つなくするためには、それだけ高度な公共心を国民一人一人が持った社会にする必要がある。

 それはよく清掃されたという意味で「街の美しい国」であるばかりでなく、人々の心が公共心に満ちて、互いに思いやりをもっている、という意味で「心の美しい国」であろう。

  「日本をゴミ一つない国にしたい」とは良いですね。こんな活動をしている方がいるんですね。それも企業のトップというのですから最近の不祥事ばかりの企業を見せ付けられているとそんなトップがいるということに本当だろうかと疑いそうになりますが、これぞ下司の勘繰りでしょうね。
  私も、我が家のトイレの掃除をやったことがありますが、確かに最初は気後れしますがやりだすと夢中になっている自分に気がつき、終わった時の達成感は結構感動的なものがありました。自分の家のものでもそうですから公共施設のものだったらもっと大きな達成感を感じるかもしれませんね。

  いずれにしても、「ゴミ一つない日本」を見てみたいものです。

日本人ならできるかも!