【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

有機野菜宅配の全国有機農法連絡会の農業、イベント、生産者のレポート、直営農場の様子など

梅雨明ける 山の畑は熱暑

2021年07月19日 | ホーテロ村「山形山農場」

  今年の畑は番狂わせが多い、7月末には実るはずのコリンキーがクマにいたずらされたようで、36本の苗のうち30本の苗が抜かれてしまい残念な結果に。この時期シャキシャキと浅漬けで美味しいコリンキー。全有連のお届けでその存在を知った方もいて楽しみな夏の定番品です。苗が活着する前に抜くなんて、クマのすることでしょうか。
 この黄色やオレンジ色のコリンキーを見ると思い出すのが、山形大学の草刈り応援隊の学生たち。お昼の賄付きで募集して、初めて収穫したコリンキーをサラダにして出した記憶、鮮やかな色が若い人の食卓にピッタリで喜ばれました。食後に女子大生の弾いたピアノの軽やかな音色が心地よく、作曲家久石譲の名前と共に忘れられない夏の思い出となりました。
 この日はキャベツと九条ネギの収穫、無臭ニンニクの畑じまいがあります。野菜の収穫は当番の出荷チーム、松田さんと那須さんです。キャベツはすでに取り終えたところ。あとは九条ネギを28㌔と聞きました。ニンニク畑では虹色クラブの面々が収穫作業を終えていて、草刈り、マルチはがしに余念がありません。
 黒マルチは重い土が覆いかぶさり、大の男たちでもてこずる難作業。丁寧に土を下ろしマルチをはがしていきます。一段落したところで「お茶にしましょうか」と声をかけると、すでに休憩は終わったようです。収穫かごに用意した冷たい飲み物は出番なく持ち帰ることに。8時半から作業に入って2時間、遅かったようです。暑い夏の作業、5人の気迫が伝わります。
 九条ネギは白根が丸々と太り、青い葉の部分も柔らかで刻んで薬味にしたら最高!
サクサクと刻みキャベツに、薬味のネギに。
 夏の免疫増強食です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クマの出没に頭を悩ませる | トップ | まれにみるサクランボの不作... »
最新の画像もっと見る

ホーテロ村「山形山農場」」カテゴリの最新記事