「人生の楽園」づくり？ 集う人を和ませる農園カフェ「マウビー」 8/16

　筑波学園都市を中核として開発が進んだつくば市。つくばエキスプレスで都心から45分、昔ながらの田園に瀟洒な住宅やマンションが立ち並ぶみどりの駅から車で10分のところに鈴木さんの開く農園とカフェ「珈琲、紅茶の店マウビー」はありました。
　七年前、全有連の主催する「筍掘り」で竹林の持ち主高田さんと知り合い、その後畑と住いを借り週末農業を楽しむ日々、退職後は農業専業にの考えも、途中、東日本大震災で一年余の足踏みを余儀なくされました。その無念の日々も乗れ越えられ、今年四月敷地内に念願の「カフェ」をオープンさせ友人や近くの人が集う憩いの場所になっています。
　訪れた16日は猛暑日、それでも「マウビー」店内は涼やかな風が流れ、無垢の木の香りと店長自慢のコーヒーの香りに包まれ「人生の楽園」気分です。広く切られた窓からは竹林や高い木立ち、晴れた日には筑波山が望めます。広い敷地に建つ家も譲り受けこちらも無垢の木を使って改装、農機具も揃え、生産にいそしむ準備も万全です。
　この日は会員の長倉さんご夫妻も合流され、鈴木さんご家族、ご友人などとの楽しい語らい。畑で穫れたばかりのスイカもご馳走になりゆったりと時が過ぎていきました。