ひしひしと迫る物価高。ロシアの領土拡大の戦争が招いた、いまや恐慌に近い食糧難、エネルギー難が世界を覆っています。ガソリンや電気料金、食品や輸入物資の高騰が私たちの暮らしを直撃しています。
何年も前からこの未来を予測して自国で、地域で食料やエネルギーを賄おうと取り組んだ人たちがいます。山形県長井市の有機農家菅野芳秀さんや星寛治さん、渡辺務さん、新エネルギーの後藤さん、生活クラブ生協や地域をも巻き込んで2014年「置賜自給圏構想」が生まれました。画期的な地域再生、地域自立の構想でした。その根本理念は「いのちのみなもとである土の健康を守ること」でした。
設立から八年がたちその役割が期待されています。
全有連もこれからの時代、土地に根差した食品の流通に価値を置き東北の産物を広めようとしています。 輸入食品の代表的な小麦粉などは国産小麦を使用したパンやめん類を、野菜果物はもちろん国産に。円安で価格が高騰している輸入食品は国産に代えるなども必要です。
お店に入ると何でもそろう「お買い物」は楽しくもありますが、1か月の食料品の購入量を目安にして「計画購入」はスッキリと生活費が算段できます。食糧は自国で賄える安心感がなによりです。これからの地域経済をけん引する「自国自給圏構想」生活しつつ考えてみる価値があります
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