今日という一日

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カンボジアの旅、トゥクトゥク

2013-05-06 23:40:50 | カンボジア

タイでもいっぱい走っていたけど、カンボジアにもたくさんいました、トゥクトゥク。

 

特に欧米人はこの乗り物大好きみたいですね。観光地巡りをトゥクトゥクでやっている人をたくさん見ました。

ちなみに私も大好き。乗ってるだけで楽しくなってきちゃいます。街の風景が違って見えるから不思議。

この道は勝利の道。戦で勝つと軍隊はこの道を通ってアンコール・トムに戻ってきたらしいです。
今はトゥクトゥクで観光客待ちをしているおっさんが独り占め。平和な国になったんですね~。

 


カンボジアの旅、バイロンの回廊

2013-05-06 14:06:16 | カンボジア

カンボジアでは子供のころから学校で何年もかけてカンボジアの物語を勉強するらしく、
その物語が描かれているのが、ここバイロンの回廊です。

遠足で遺跡に来ている子供たちも見かけました。

これはクメール軍の行進の様子。クメール人はオールバックのヘアスタイルで
長い耳たぶが特徴のようです。将軍は象に乗って行進です。

こちらは中国人の行進。髪型が違うところが特徴。中国人もクメール隊に
参加していたんですね。

これはクメール人でも身分の低い隊員。洋服を着ずに、裸の行進です。

アンコール・トムの壁画の面白いところは、戦争中の生活様式も描かれているところです。
車輪の下にいる人は、かまどでご飯を炊いている人だと聞きました。それにしちゃ、小さなかまどですよね。
これじゃ一人分?

延々と壁画は続くのですが、なぜこんなに詳しく知る事ができたかというと、それは
現地人ガイドのセンリさんと、ブロットさんのおかげです

カンボジアのホテルに着いてから、アレンジしてお願いした人たちなのですが、
レベルの高い日本語力に驚きました。しかも日本に行ったことは一度もなく、カンボジアで1年間
勉強して身に付けた語学力だというから、2度びっくり。

本当に勉強熱心で、手抜きせずに細かく説明してくれます。その真摯な態度はカンボジアの歴史を
より多く知ってもらいたいという使命感と、まじめな人柄から来るのか、それとも所属しているAPEXという
観光会社の教育制度がいいからなのかは分かりませんが、とにかく熱心。

もちろんアンコール遺跡も素晴らしいけど、それよりもガイドの熱心さに心打たれたかも。

こんな貧しい国で、ポルポト政権の残酷な歴史の悲劇を引きずった国で、日本語を懸命に勉強して
がんばっている人たちがいることを知ったのは驚きでした。

建設現場で働く労働者の賃金が1日3.5USドルの国で、ガイドとしてどれぐらいの収入があって、
どれぐらい生活が楽になっているのかは分かりませんが、「がんばって」と応援の手を差し伸べたくなりました。

でも家に帰ってきてから、世界地図(成美堂出版)を見たら、カンボジアの平均寿命は57歳。
悲しい現実ですね。

 


カンボジアの旅、アンコール・トム

2013-05-06 01:00:48 | カンボジア

アンコール・ワットとアンコール・トムは、ほぼ同じ場所にあり、同じような建造物なのですが、この二つは似て非なるものでした。

何が違うかというと、宗教が違う。

アンコール・ワット(12世紀初頭)はヒンドゥー教の建造物であるのに対し、
アンコール・トム(12世紀末)は仏教の建造物なのです。

カンボジアはその時の王によって宗教が変わるということを何度か繰り返しているようです。

こちらはアンコールトム(仏教)に続く南大門です。道の両側には神々と阿修羅がいてお出迎え。
修復中で顔だけ白い阿修羅もいました(ちょっとこれは微妙)

 

神々にご挨拶をしながら歩いていくと、南大門に到着。よ~く見ると、門の上部は四面塔になっていて、
3メートルもあるでっかい顔が鎮座しています。

 

ここからしばらく行くと、バイヨンと呼ばれる寺院が現れます。古代遺跡ロマンの始まり始まり~。ツゥームレイダーにこんな映像あったような。

 

中に入ると微笑みの菩薩様があちらこちらにいらっしゃいます。分かりにくいけど、左(最初)の写真は菩薩様が3人並んで
同時に見ることができる、ベストショットポイント。1ドル払って舞踊団(?)とのこんな記念写真も。

  

さらに進むとパプーオンという建物に到着。階段を使って登ることができるけど、かなり急です。体力も必要。ふぅ~
この階段は観光客向けに作られたもので、当時の王様は当然これではなく、柵のない石だけの急こう配の階段を上がったらしいです。
王様も命がけですね。

 

上から見た景色。当時の王様はここから眺めて何を考えていたのでしょうか?

 

 次回はバイロンの回廊編です。