今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

ロブスター

2016-11-29 09:57:29 | カナダ

プリンスエドワード島(PEI) の名物と言えば、ロブスターです。

お皿からはみ出しそうは大きさです!カナダ人は、塩ゆでしたロブスターを溶かしバターにつけて食べるのが一般的なようです。
溶かしバターはくどいという人は、レモンをさっと振りかけて食べます。
しっかり入った身は、食べごたえ十分ですが、日本人(私)は、ポン酢しょうゆで食べたかったな~~。
日本人向けにそういうサービスはいかがでしょうか?

ところでロブスター、昔は大量に取れるザリガニという位置付けで、誰もこの価値に注目していなかったと聞きました。

農家の貧しい子供たちは、サンドイッチにロブスターを挟んで持って行ったらしいですが、ロブスターが入っているのが恥ずかしかったらしいです。刑務所ではあまりにロブスターばかりが食事に出されるので、囚人からクレームが入り、ロブスターは週に2回までというルールまであったそうです。ロブスターの価値に目を付けたのはフランス人で、それから輸出されるようになり、値段がどんどん高騰し、今では特別な時しか食べない高級素材になったようです。あたり前のことが、実は価値があり、それに目を付けるのは外国人、という構図は、古今東西、不滅の原則なんですね。

お天気が良くて、レストランからの景色は最高。

 

景色もごちそうでした。


フレンチリバー

2016-11-28 12:40:00 | カナダ

ここはフレンチリバーと呼ばれる場所で、カラフルな家々は漁村です。

単純にここから眺める景色がきれいだということで評判になり、観光スポットになったそうな。

これは絵葉書の世界ですね~。絵の才能があったら書いてみたい景色!

 

お昼寝最高!何時間でもいたい!

えっ、死んでる?

 


モンゴメリー

2016-11-27 19:23:38 | カナダ

ご存知だと思いますが、赤毛のアンは、ルーシー・モード・モンゴメリさんが書いた小説です。
それを日本語に翻訳したのが、村岡花子さん、「花子とアン」で一躍有名になりましたよね。

プリンスエドワード島は、赤毛のアンの舞台であると同時に、モンゴメリさんにまつわる場所もいろいろ
見て回ることができて、モンゴメリと赤毛のアンがクロスオーバーする場所になっています。

 

等身大のモンゴメリーさんは、意外と小柄です。田舎に住むおばちゃんというイメージではなく
都会的な印象ですよね。お美しい~。

孤児院にいたアンは、グリーン・ゲイブルスに住むマリラとマシューに養女として引き取られるのですが、
実はモンゴメリさん自身も、1歳の時に母親がなくなり、祖父母に引き取られるという経歴の人だったようです。

その祖父母がやっていたのが郵便局です。

  

おじいさんが亡くなった後は、この郵便局で仕事をしながら、執筆活動もしていたらしいです。

こちらはモンゴメリーさんが生まれた生家です。

そして博物館

   

このワンちゃんの右隣に座っている人は、モンゴメリーさんの曾孫で、こちらにお住まいのようです。
NHKBSの「世界わんわんドキュ、プリンスエドワード島」に出てきたわんちゃんは、確かこの犬です。
実物とご対面!こんなところで暮らせて、幸せもんですね~、うらやましい。

それからツアーバスはお墓にも連れて行ってくれました。

  

プリンスエドワード島の州民が、みんなで大切に管理している感じでしたよ。
そりゃそうですよね、モンゴメリーさんのおかげで、100年以上たった今でも、日本から、世界から
観光客が押し寄せるわけであって、モンゴメリー様様ですよね。

赤毛のアンの原稿は、最初に持ち込んだ出版社では却下され、その後2年間ぐらい塩漬けになっていたようです。
そして2年後にモンゴメリーさんがもう一度取り出して読み返し、やっぱりいい!と確信して、もう一度別の出版社に
持ち込んで採用されたらしいです。その時の契約金はわずか50万円。
ここまで大ヒットするとは、書いた本人も出版社も、想定できなかったんでしょうね。

プリンスエドワード島のキャベンディッシュは、風景と物語が100年たっても、そのまま残っている感じでした。
この景色は、未来永劫残して欲しいですね。


グリーン・ゲイブルス(赤毛のアンの家)

2016-11-26 21:27:40 | カナダ

赤毛のアンの純粋なファンの方からの抗議で、ブログが炎上しちゃうと困るので、正しいプリンスエドワード島をお伝えします。

まずは絶対外せない場所が、赤毛のアンの家のモデルとなった場所で、物語にも出てくるグリーン・ゲイブルズです。

本当に物語そのもの、今にも本物のアンが出てきそうです。

そしてファンにはたまらない、アンの部屋はこちら

アンがあこがれ続けた、ふわっとしたお袖のドレスもあります。

こちらが、マリラの部屋です。

ベット脇のテーブルには、紛失騒動のあった紫水晶のブローチがあったのは、後でガイドブックで知りました。
そんな細かい演出までしていたとは。

そしてマシユウのお部屋はこちらです。

アンやマリラ、マシユウがくつろいだダイニングルーム

私が見たかったもの、見つけました!なんだか分かりますか?

真ん中の段にある、ガラス瓶に入ったものが、「いちご水」です。
アンが間違えてダイアナに飲ませて酔っぱらわせてしまったものです。

飲んでみた~い…、という人には、土産店にいちごサイダーなるものが売っていました。
もちろん直子さんはゲット。

そしてグリーン・ゲーブルにはアンが名付けた2つの小径があります。

お化けの森

  

 恋人の小径

 

えっ、あの奥にいるのは、白毛のアン?

そうとうしつこい?

記:アンみつ

 


ナイアガラ

2016-11-20 07:32:26 | カナダ

トロントに行ったら、何はともあれナイアガラですよね。
というか、ナイアガラを見たいからトロントに行くと言った方が正解かも。

 

写真では見たことは何度もあるけど、生の迫力はやっぱり現場に行って、直接見て音を聞いて感じなきゃ。

テーブル・ロックと呼ばれるこの場所からは、滝つぼを間近で見ることができます。
飛び込もうと思ったら簡単に飛び込めます。こういう大雑把なところは海外ですね。

自然の迫力満載で大自然の雄大さを体いっぱいに感じることができるナイアガラから視線を反対側に向けると、
そこには人工的なホテルやらタワーやらが乱立していて、ラスベガスみたいなことになっています。

 

えー、なにこれ?観光地っていうのは、世界中どこに行ってもこんな感じで開発されてしまうんですね。なんだか複雑…。

そしてここに来たら絶対やるのがこれです。

 

船に乗って滝つぼに突っ込んで、びしょ濡れになるアトラクションです! 船は真っ赤なビニールの合羽を着た人で満載。

 

そして私たちも合羽を着て乗り込みました。期待感200%です。

びしょ濡れもなんのその、船の1階部分の一番先頭に乗り込み、大騒ぎしてきました。

あ~、楽しかった!

このナイアガラツアーはオプショナルツアーだったのですが、「私は前に行ったことあるから行かない」っていう人が何人かいたのですよね。ナイアガラって1回行ったら、もう行く必要ないところなのかな?と思ったのですが、この船に乗れるんだったら、私は機会があればまた行きたいですね! 今度はアメリカ側からナイアガラを見て、滝の近くのトレッキングに参加したい!


トロント ERにて

2016-11-07 19:56:13 | カナダ

トロントには母が40歳ぐらいの時に勝負服として大枚はたいて買った「辻が花」を持っていきました。

本来はここで披露する予定だったのですが、

披露した場所はこちら。

 

相当場違いでした。なんでトロントのERに着物を着た日本人が???

患者さんや患者の付き添いの人達からは、「ビューティフル!」と、おほめの言葉をもらいましたよ。
つい嬉しいので、不謹慎ながら、「サンキュー、 にっこり」なんてやっちゃってから、「いやいや、こんなことしている場合じゃない」と頭を切り替えたり、大変でした。服装はTPOを考えましょう。

でもせっかく重い荷物を抱えてトロントまで着物を持ってきたのだからと思い、写真撮影もさせてもらいました。

病院内の公園で。

 

これだけ見ると、日本の庭園みたいですが、トロントの病院の裏庭です。紅葉にはまだ少し早かった。

ここで食べたランチがその後、一大騒動を巻き起こすのですが、その話はまた後日。

 


トロント

2016-11-06 20:56:30 | カナダ

2016年10月1日から10日までカナダオンタリオ州のトロントに行ってきましたので、今日からトロント特集をお送りします。

これは速川先生が主催する、茶道国際交流の旅です。私は2年ぶりの参加。

旅にハプニングはつきものですが、今回のトロントでは命に係わるハプニングが発生し、チーム力の高さと冷静な判断により、何とか最悪の事態を回避することができ、無事に帰ってこれましたが、一時はどうなることかとハラハラしました。

実はイベントの当日、会場入りした30分後に、速川先生がめまいを起こし、そのまま椅子に座り込んだ後、体調がどんどん悪化し、救急車でトロント市内にある病院のERに運び込まれるという事態が発生しました。

日本でもこんなアクシデントに見舞われることはめったにないですが、それが起きてしまいました。それもトロントで!

茶道のイベントは滞りなく進めなければいけないので、そっちは社中のメンバーに任せて、救急隊員が駆け付ける中、通訳ができる私と薬剤師の直子さんが先生に付き添うのがいいんじゃないかということになり、着物姿の救護隊(?)として命を預かる大役に任命され、救急隊員のイケメン2名とともに救急車に乗り込み、いざ病院へ!

結果として、無事に日本に帰ってくることができたので、今では武勇伝として語ることができますが、その日は本当に大変でした。

だって一時は検査の結果次第では、トロントで緊急手術をする可能性もあったわけで、そうなったら当然日本には帰れません。

ど・ど・ど、どうしよう…。

そんな非常事態が起こっている最中でも、明るい直子さんは、何が起きても明るく前向き。

病院内の写真を撮ったり、救急車と一緒に写真撮影もして、写真の笑顔からは緊急性が全く感じられません。

先生、不謹慎ですみません(苦笑)

まあ、確かに私と直子さんが、どうしようこうしようと悩んだところで、結局は医者の指示に従うしかないので、開き直って楽しんじゃった方がいいんですけどね。でもさすがに先生が担架に横たわってニトロを飲んで心臓発作を抑えているその状況下で、救急車内の写真を撮ることはできず、ちょっと残念。

 

先生は病院に2泊して、無事に退院することができ、予定通りのフライトで帰国の途につきました。
日本で近々手術を受けることにしたようですが、現在はすっかりお元気になってお稽古も再開していますので、ご安心ください。


パスタパスタパスタ

2016-11-01 18:23:40 | グルメ

恵比寿にあるイタリアンレストラン、Ristoria Girasole は手打ち生パスタが有名なお店ですが、
各パスタを乾燥させたサンプルを使って説明してくれます。

このプレゼンテーションはいいですね。メニューに書かれている見慣れないパスタの名前を見つけて、
「これは何ですか?」と聞いたことは何度もあるのですが、説明を受けても結局よく分からない。

「なんか、ショートパスタらしいよ」

「ふ~ん」

で結局その見慣れないパスタを注文するのはやめて、フィットチーネとかタリアテッレという、
比較的なじみのあるものになってしまうのですが、こうやってサンプルを見せてもらうと、
オレキエッテ とか トロフィエ なんていうショートパスタにも挑戦できます。

イタリアに行って、訳知り顔でショートパスタを注文したら、「ん、ちょっとこの日本人、できるぞ」
と感心してもらえるかしら?

と思いましたが、無理して、難しいものを食べるより、パスタをお箸で食べる日本人でいいっか(笑)

ところで、日本人がパスタ好きというのは、どうも日本にやってくる観光客には受け入れられないようですね。

アジアから来たビジターをイタリアンレストランのランチに連れて行ったら、「日本に来たのに、なんでパスタなんだ?」
と、がっかりされました。

「え~、この店のパスタは美味しくて評判いいんだよ」と言っても、
とんかつ、てんぷら、すし、刺身、ラーメン、等々、が食べたいようで、日本食じゃないパスタには興味を示しません。

分かってないよね~

日本のカレーは認知度が高まって、ココイチのカレー弁当はアジアのビジターにも大人気なのですが、
日本のパスタの認知度はまだまだなようです。