今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

カンボジアの旅、アンコール・クッキー

2013-05-15 23:12:49 | カンボジア

おみやげに 「アンコール・クッキー」を会社に持っていったら、カンボジアを旅行した同僚に
「あっ、これマダムサチコだ!嬉しい!(^^)!」 と言われました。

ガイドに「カンボジアのお土産はアンコール・クッキーがいいですよ。すごく美味しいクッキーで、絶対喜ばれます」
と繰り返し言われ、観光の帰り道に頼んでいないのにお店に連れていかれ、何だかよくわからないけど、
とりあえず買ってみたクッキーがコレ。

マダムサチコというぐらいだから、日本人が作っているクッキーに違いないことは分かったけど、
カンボジアなのにひと箱15ドルもする高級品。

買わされ感で買ったクッキーだったけど、日本に帰ってきて食べてみたら、これはかなり美味しいクッキーであることが分かり、
どんな人がどうやって作っているんだろう?と帰ってきてから興味が沸いてネットで調べてみました。

マダムサチコさんは日本語教師としてカンボジアに来て、現地で暮らすうちに、カンボジアの若者に雇用の機会を与えて
将来に夢を持ってもらおうと思い、クッキー作りを始めたようです。カンボジアの材料を使って、1枚1枚丁寧に作っている
工程がYoutube に載っています。

http://www.youtube.com/watch?v=f_U2iidq2zs

それにしても、カンボジアで食品を作るとはすごいチャレンジ。カンボジアに住むということだけでも、「すごいな~」と
尊敬するのに、食品を作って売るとはすごい。偉いな~。

以前バングラデシュで現地のジュートという素材を作ってバックを作る女性起業家の奮闘記を読んだことがあったけど
同じようなことをカンボジアでもやっている人がいたんですね。

これからも美味しいクッキーで夢を描き続けてもらいたいですね。


カンボジアの旅、ベン・メリア

2013-05-15 00:28:41 | カンボジア

ベン・メリアに到着

 

カンボジアに行った人たちから、「ベン・メリア」が一番良かった、と言われ、ガイドブックを見ただけでは、
何がいいのか分からなかったのですが、行ってみて「そういうことか」と分かりました。

他の遺跡と違うのは、半端じゃなく遺跡が壊れていること。そして一切の修復をせずに、
壊れた状態で保存する世界遺産なのです。壊れた遺跡と周囲を取り巻くうっそうとした木々が
ミステリアスな森の中の遺跡を演出していて、何ともいい感じなのです。

 

観光客は壊れた足場の悪い石を渡り歩き、遺跡の石でちょっとしたアドベンチャー感を楽しめます。

例えばこんな状態の石の上に登ることもオッケー。もちろん足場は相当悪いので、怪我をしないという
保障はありません。日本だったら絶対ロープが張られて、侵入禁止だと思う。

 

このぐちゃぐちゃに壊れた場所は、地元のの子供たちの格好の遊び場。足を滑らせたら絶対大けが、骨折覚悟の
場所を、子供たちは飛ぶように走り抜けていきます。私は両手をついて恐る恐る前進。お尻がムズムズ、あ~怖かった。

 

そして日本人にはおなじみの、「天空の城ラピュタ」のモデルになった木がこれ。完全に遺跡の上に木が生えています。
こんなことってあり得るの?

 

雨が降りそうで降らない危うい天気と、崩れそうで崩れない危うい遺跡の不安定感と、手つかずの壊れたままの
遺跡が古代遺跡ロマンの不思議な雰囲気を醸し出していました。