今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

Chinese Medication

2014-09-30 23:38:50 | 中国

北京1日観光で同じバスに乗り合わせたメンバーです

 

エジプト人のビジネスマン2名とインド人のおばあさんとお孫さん姉妹2名とクリスティーンと私。

インド人のファミリーは国際ファミリーで、お姉さんはロンドンで働いていて、妹は北京で働いていて、
おばあさん(76歳)は、インドからたった一人で飛行機に乗ってやってきたそうです。
インド人で、しかも女性が海外一人暮らしをするなんて、相当特別な、恵まれた家庭の人たちだと思うけど、
女性は強しですね~。

そして私たちはどこにいるかと言うと、中国療法をやってくれる有名店にいます(連れてこられた)

そして、脈拍を取るだけで、その人の何が悪いかを言い当てて、その人に必要な漢方薬を処方してくれるという
先生をここで待っているのです。

怪しい雰囲気がプンプン。カモが7匹も連れられてきました。

まず登壇したのは、30代ぐらいの肌つやのいい医師。この施設の素晴らしさと東洋医学のミラクルさを熱く語り、
その後で、うわさの大先生が英語の通訳の女性を連れて現れました。

よっ、待ってました!

先生は軽~く私の脈を取り、憂いを帯びた神妙な顔つきで、通訳の女性に何かをボソボソ伝えます。

『な、何だ???』 とドキドキしていたら、通訳の女性に「睡眠障害はありませんか?」 と言われた。

「いいえ」 だって寝つきは自慢できるぐらいいいです。

私の返事を通訳して先生に伝えると、次の質問がきた

「頭が痛くなることはありませんか?」

「いいえ」 

また脈を取って、何かをボソボソ伝えている。

「内臓はどうですか?消化はいいですか?」

「あっ、消化はそんなに良くないです」

私の答えを聞いて、先生は、ハッと意を得たりと言う表情になり、通訳の女性に何やらいろいろ話し始めた。
それを聞きながら通訳が、漢方薬のリストの上に丸を付け、おもむろに私にそのリストを渡し、
とうとう始まりました、漢方薬営業トーク。

『結局こういうことか、分かってはいたけど、やっぱり薬を売るのね』 と思いながら女性の話を聞いていたのですが、
その時の先生と通訳の表情が演技そのものに見えたのは私の錯覚?

『心からあなたの体調を気の毒に思い、何とかしてあげたいと思っています』 という雰囲気がありありと伝わってきました。

これは良くないビジネスですね。人の弱みに付け込んだ○○商法と同じ。

大体、脈取っても、悪いところ言い当てられなかったし、何回か質問を繰り返せば、そのうち当たるに決まってんじゃん。

そんなのを信じるほど、バカじゃないんですけど…。

でも相手は高名な先生らしき人なので、十分敬意を払って、お礼を言い、

「今回は結構です」

と言ったら、さっきの神妙な顔がさっと変わり、椅子を持ってとっとと出て行ってしまいました。

変わり身が早いっ!

中国は謎だらけです。


天安門広場

2014-09-30 22:28:35 | 中国

こちらは天安門の広場前です。

あの正面にある建物の中に、毛沢東の遺体があるそうです。

 

リアルな遺体を見るという趣味は私にはないのですが、中国人にとっては絶対にはずせない場所らしく、
朝から長い行列ができるそうです。

外国人でも中に入ることができるそうです。ご興味のある人はどうぞ。


故宮(Forbidden City)

2014-09-30 02:32:25 | 

日本人は故宮って言いますが、外国人はForbidden City って言うんですよね。

北京に来たら必ず一度は行くでしょうっていう場所です。(私は2度目)

 

まず入り口の毛沢東の写真の前で、記念撮影大会。故宮はとにかく広くて(72万㎡)、いったん入ったらここには
戻ってこないので、思い残すことがないよう、みんな必死で写真を取ります。

とにかく観光客が多い!一体どんな人たちが来ているのかと周りを見渡すと、なぜか中国人ばっかり。

旗を持ったグループもいれば、赤い帽子や黄色い帽子の団体もいました。中国人にとっては、北京に行って
故宮を見て、毛沢東の遺体(死んだときの状態のまま特殊加工保存されたもの)を見るのがステータスらしいです。

 

ゲートは昔とは違い、自動改札みたいになっていました。そして私服の警備隊の姿も。

 

実は、故宮と言う場所は、建物以外は、あまり見るものがないところなのです。

唯一見ることができる調度品はこの二つぐらい。正大光明と書かれた額の下には、「宝座」 と言われる箱が置いてあります。
この箱の中には何が隠してあるかと言うと、何と次期皇帝の名前が書かれた紙が隠してあったらしいです。
うわぁ~、ぞくぞくする話ですね。そしてすり替えられてしまうリスクを考えて、同じ名前の書かれた紙を必ず皇帝が身に付けていて
2つの紙に書かれた名前を照合する仕組みになっていたらしいです。怖いですね~、これを巡って陰謀や裏切りや、いろんな
うわさがこの閉ざされた世界で飛び交っていたんでしょうね。
そして赤いベットは皇帝の寝室だったところです。地味好きな日本人にはケバすぎて、これじゃ寝れません。

 

故宮では何を見るかと言うと、とにかく歩いて、その広さを感じて、悠久の昔、この敷地内の中で生活していた
皇帝一族の華やかな生活を想像する場所なのです。そう、私のイメージは映画「ラスト・エンペラー」

 

いくつもの宮殿を通り抜けた先にあるのが出口です。

 

お疲れ様でした。

 


Silk Market (秀水街)

2014-09-27 23:06:09 | 中国

地下鉄を乗り継いで、SILK MARKET (秀水街)に行ってきました。

 

SILK MARKET と言っても、シルク製品だけが売られているわけではなく、一言で言えば何でも売っているけど、
そのほとんどがコピー商品です。合法のコピー商品(?)なのか、メーカーから文句言われないものを扱っているのか
良くわかりませんが、こっそり売るのではなく、堂々の品揃えです。

ビルも立派なビルで、何百と並んでいるお店は、想像していたような雑多な状態ではなく、予想外にきれいです。
きれいなコピーデパートって感じ、こんなものが存在するところが中国ですよね~。

そしてすべての商品に値札がついていないので、電卓叩いての交渉で売買が成立します。

今回私たちは、スマホに currency converter なるアプリをダウンロードしておいたので、
相手が電卓で数字を出してきたら、すかさず換算して、高いか安いかの判断をすることができました。

そして、こっちの要求金額をアプリに入力して、水戸黄門の印籠みたいに、「これでどうだ!」 と
数字を目の前に突き付けてやりました。

『この数字が目に入らぬか…』 

『はは~、黄門様』 と観念する、なんてことには全然ならずに、しつこく交渉を繰り返し、交渉の最後は
半分喧嘩別れみたいになって、『ふんっ』 って感じで、商品とお金を交換することになります。

大体は、「いらない」って言って店を出ると、出たところで、「分かった、それでいいよ」ってことになるので、
戻って買うことになります。この時に、「やっぱりいらない」って言うと、マジに怒り始めるらしいです。気を付けましょう。

買う時は、全て現金で、おつりはレジから出てくるのではなく、専用の財布のようなものから出され、レシートもなく、
安っぽいビニール袋にポイッと入れられて渡されます。

それを受け取ると、ととっと店を出て、「さっ、次行こう」 ってことを繰り返します。

ほとほと疲れ果てるのですが、これを毎日やっている売り子さんたちのエネルギーはすごい。
そりゃ、たくましくなるわ。

売り子さんもすごいけど、今回一緒に旅行したクリスティーンの買いっぷりにもビックリ。

私たちは、同じ人事部なのでメールや電話で一緒に仕事をすることはあっても、実は初対面なのです。
なので、実はどういう人なのか、お互いに全然知らない状態で旅行することになったのですが、
初日から、くつ、Tシャツ、ジーンズ、スカーフ、サングラス、テーブルクロス等々、次々と休む間もなく
買い続ける彼女に唖然。。。その熱気に押されて、私もコンバースの靴と良くわからないブランドのTシャツを買いました。

コンバースは交渉して、150RMB (2700円)で買ったけど、その後で45RMB (810円)で売られている店を
見つけ、ガッカリ やられた…。

初日は物価の感覚が分からないので、初日からバンバン買うのはやめましょう。


北京到着

2014-09-25 23:34:41 | 中国

9月13日(土) 成田から北京に向けて飛びました。

到着した北京空港は、こんな感じ。

 

超巨大な空港で、ピカピカでした。10年前は電気もあんまりついていないような薄暗い空港だったのに、大変身です。

そしてタクシーに乗って、目指すホテルに向けて出発したのですが、今回の北京滞在で毎回悩まされたのは、
泊まったホテル(ノボテルSANYUAN)がどうやらあまりメジャーなホテルではなかったようで、毎回ドライバーが道を
間違えるのです。トホホ

その上、タクシードライバーは英語を一切話さない。日本語も通じなければ、英語も通じないので、
地図とチャイニーズで書かれた住所で場所を伝え、気力と根性で何とか交渉成立するという感じ。

空港から乗ったタクシーの運転手は、大音量でラジオを聞きながら、しきりに身振りで私に携帯でホテルに電話しろと言う始末。
『なんだよ、お前がお前の携帯でやれよ』 と思ったけど、中国ではこういうのは客の仕事になっているんでしょうか?
そう言えば、ナビがついたタクシーは1台もお目にかかりませんでした。

しょうがないから、私の携帯でホテルに電話して、その携帯をドライバーに渡して、ホテルの人と話してもらって
場所を確認してもらいました。

一事が万事こんな感じ。

ところで、簡単にホテルに電話できたように思うかもしれないけど、これは結構レベルの高い技だったと自分では自負しています。
だって、到着したばかりの旅行者が、スッと問題なく電話できるってすごくないですか?
これは中国国内での電話のかけかたを予習しておいたことが功を奏しました。何でも準備は大切ですね~。

  

そして無事ホテルに到着したのですが、ここからがまた問題。レセプションの中年女性のスタッフが愛想よく迎えてくれたのは良かったけど、
この人がとんでもなく要領が悪く、チェックインだけで20分もかかってしまいました。

あり得ない…。

クリスティーンは、到着日の夜11時過ぎに、突然誰かがドアをノックする音で目が覚め、ドアを開けたら、ホテルのスタッフに「チェックアウトしろ」 と
言われたそうです。

あり得ない…。

そして、窓の外はこんな景色、超巨大な大都会です。

 

 

 


2014年の中国

2014-09-23 15:55:31 | 中国

2014年9月、4年ぶりに中国を訪れました。今回の訪問地は北京と上海です。

北京に行ったのは2005年、約10年前で北京オリンピックの3年前です。
そして上海に最後に行ったのは、上海万博が行われた2010年なので、約4年前です。

この激動の数年間に中国の都市部がどう変わったかを肌で感じてきました。

今回北京を一緒に旅したのは、オーストラリアのメルボルンオフィスで働く同僚のクリスティーンです。

上海で行われる人事ミーティングの前の週末を使って、クリスティーンが北京に行こうとしているのを上司から聞き、
「私も行く!」と参加表明し、オーストラリア人と日本人の二人での珍道中が実現しました。

中国の激しさに翻弄されながらも、果敢に戦ってきました。一人じゃできないことも、二人いれば何とかなるものです(笑)

では今回は中国編をお楽しみください。


乗馬体験しました

2014-09-07 14:17:11 | モンゴル

モンゴルツアーのハイライトと言えば、何と言っても乗馬です

乗馬体験と言っても、日本でやるような、牧場内のサーキットをぐるぐる回るという安全重視型のものではなく、
乗り方も分からない素人を連れて、いきなり大草原3時間ツアーを行うのです。

頼れるのは、自分と馬のみ。これは日本ではできない体験です。

  

そして連れて行ってくれたのは、乗馬ガイドのお兄ちゃんたち。驚くなかれ、ガイドには9歳の小学生も含まれています。
そしてカーボーイハットがカッコいい、H.I.Sのシュレさん。巧みに馬を扱って、自由自在に走り回っていました。

 

実は私は昔々その昔、カナダのバンフで乗馬をやったことがあったのですが、絶景の景色を楽しむ余裕が全くなく、
尾根伝いを歩くことが怖くて怖くて、その恐怖心が馬にも伝わり、寿命が10年ぐらい縮む思いをしたことがありました。

その記憶が残っていたので、今回の旅行で唯一、一番心配だったのが乗馬だったのですが、見事にその
恐怖心を乗り越え、無事に3時間のトレッキングを終えることができました。

自分自身でも意外だったのですが、乗馬が楽しかったのです!
こんなに楽しいんだったら、来年また行っちゃおうかなって思ったぐらい。

大草原の中を馬で小走りに(疾走ではない)走り抜ける感覚は、爽快でした。

私の馬は優秀で、途中で隊列から離れてしまい、平原を抜け、川を渡りということを馬と私の2人だけでやったのですが
不思議にも不安感がなかった自分に気付きました。途中で韓国人ツアーと合流し、彼らが道を間違えそうになった時も、
私の馬はいち早く気づき、突然立ち止まって方向転換。
『な、なんで…』、と思ったのですが、川を渡るポイントを間違えそうになったのに気付いたのです。

優秀、おりこう、エライ! (この中央の子が私の馬)

ただ、馬によってもかなり性格が違うようで、なかなか言うことを聞かない、あまのじゃくな馬に翻弄されたメンバーもいました(失笑)

ゆっくりテクテク、時々小走りだったら初心者でも大丈夫ですが、自分で操る(乗りこなす)のは相当難しいことです。
疾走する馬を片手で操るなんて、信じられません。

競馬の騎手もそうだけど、時代劇で馬に乗って刀を振り回す役者もすごいですね。岡田准一はエライ!

そして、ヘルメットをかぶり、全身から緊張感を漂わせている私たちとは対照的に、突然颯爽と現れた、遊牧民のおじさん。

 

年季の違いを感じました(笑) カッコいい~ 

ということで、モンゴル旅行記はこの辺で終了します。 長らくありがとうございました。


チンギス・ハン

2014-09-03 23:39:39 | モンゴル

ウランバートルにはチンギス・ハン広場という観光名所(?)があります。

 

国会議事堂の中央に鎮座しているのがチンギス・ハンです。

モンゴルの英雄といえば、巨大なモンゴル帝国を一代で築き上げたチンギスハン以外に誰がいるのか知りませんが、
21世紀の今でも英雄と言えば、チンギスハンのようです。

ところが、この広場をチンギスハン広場と呼ぶようになったのは、つい数年前の事らしく、
社会主義の時代は、チンギスハンの名前を使うことを禁じられていたようです。

その前は何と呼ばれていたかと言うと、スフバータル広場と呼ばれていたらしい。

ところで、その人、誰??

この人です。

チンギスハンと言えば、もっとも子孫をたくさん残した人としても有名で、その数は1600人と言われているらしいです。
だから大帝国を築くことができて、いまだに英雄として国民から慕われているのでしょうか?

そう言えば、タイで代理出産させて帝国を築こうとした日本人が昨今ニュースを賑わせていますが、同じ発想か?

そしてこの写真に写っているサークルは、モンゴルの中心点を示した場所だそうです。

だから何?と言われても困りますが、中心だと言われれば、そこに立って写真を撮る!

観光の王道です。


カラオケ好きらしい

2014-09-03 00:22:52 | モンゴル

モンゴル人は老いも若きもカラオケが大好きだと聞きました。

確かに、ウランバートルの街には、カラオケと書かれた看板があっちにもこっちにも。

残念ながら、カラオケと書かれたお店の中に入ることはできなかったのですが、
代わりにハイキングで登った丘の上で、カラオケなしの生歌を聴きました。

 

歌ってくれたのは、ガイドのグレさん。

年下の女性上司のシュレさんが、「はい、今からグレが歌を歌いま~す」 と言うと、
グレさんは待ってましたとばかりに、モンゴルの歌を2曲も歌ってくれました。

モンゴル人は丘に登ると歌を歌うことになっているのでしょうか?

そしてその歌いっぷりが堂々としています。アカペラで歌詞も見ずに2曲も歌えるってすごくないですか?
ましてや草原でいきなり歌えって言われても、すぐには大声出して歌えないですよね。

これは相当歌いこんでいるだろうし、もしかしたらモンゴル人の歌唱力は高いのかも…。

さらにそう思ったのは、バスの中で日本のミュージシャンの話になった時。

グレさんは去年まで埼玉県熊谷市に住んでいたので、日本の芸能人やミュージシャンの事をよ~く知っているのです。

そしていきなり、「僕この歌が好きなんですよ」 と言って勝手に歌い出したのが、ソナーポケットの「好きだよ」 という曲。
結構複雑なメロディーの曲を、スラスラとバスの中で歌い始め、一同からは「お~、すごい」の歓声。

日本のバスガイドさんのように、「僭越ながら1曲歌わせていただきます」 と言って手拍子で歌うのではなく、
鼻歌で歌う延長のような感じで、しっかり歌うのです。歌うことに全く抵抗がない感じ。

ちなみにですが、グレさんはマツコデラックスが大っ嫌いで、マツコが出てくるとすぐにチャンネルを変えていたらしいです。

「今はミュージシャンは誰が人気ですか?」の質問に、「嵐かな?」 と答えたら、「え~、まだ嵐?」 とも言っていました(笑)

グレさん曰く、日本のテレビは、いつも同じ人ばっかりで、何で同じ人ばっかり使うんだろうと不思議に思っていたようです。

そう言われてみれば、確かにそうかも。
芸人と嵐と関ジャニばっかり見て、1週間終わっている気がする…。確かに変だ。