今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

無賃タクシーの話

2011-09-29 11:17:51 | 気付き
東京に住んでると、タクシーを使う頻度はかなり高いのですが、未だかつてツケでタクシーに乗った事はない。お釣りが足りない事態に陥ると、「えー、困ったなぁ、ちょっとそこのコンビニで両替してきてよ」と言われてしまうのがオチ。

ところが田舎はどうも事情が違うようなのです。2300円の料金を5000円札で払おうとしたら、「えー、参ったな、釣りがないんだよ」と言われ、「うわー、最悪」と思った次に出てきた言葉が、「いいよいいよ、ツケにしてあげるからさ、ここに名前だけ書いといてよ」という、目から鱗の言葉。

「えっ、えっ、ツケって???」と思っている間もなく、「もう行った方がいいよ。早くしないと電車が行っちゃうよ」と言われ、キツネに抓まれた状態で、電車に乗った。

「そうか、電話でタクシーを呼んだので、私が何処に住んでるかは分かっているはず。後日取りに来るのだろう」と思っていたけど、母に聞くと未だに取りに来ていないらしい。

ツケというのは信用取引であるはずなので、母がよく使っているんだろうなと思ったのだが、いつも使うのは××観光タクシーで、岡×タクシーは一度も使った事がないという。

その上ドライバーは、お金を払っていない私にレシートを渡してくれた。

うーん、どうやって回収するんだろう。

そのドライバーさんとは、五平餅ビジネスの話で盛り上がった。ドライバー仲間がタクシーを辞めて、道の駅で五平餅を売り始めたら、見事に当たって、商売繁盛しているらしい。

「五平餅を焼いて売って、楽しいじゃん」

同感!仕事は楽しくなくてはいけません。人生の貴重な時間を他人の思惑に左右されながら生きるのはもったいない。

ところで、ツケの話に戻るけど、やっぱりそもそも回収するつもりがなかったのかな?次回実家に帰った時に、払いに行ったほうがいいのだろうか?どうしよう。。。。

十数年ぶり

2011-09-28 00:43:44 | 友人

三河安城駅から歩いて10分ぐらい。住宅街の奥まったところにポツンとある、「鳥山」というお店に行ってきました。

   

お料理は大ちゃんというオーナーがカウンターの中で作ってくれる魚を中心とした料理で、丁寧な料理に心が和みました。

ところでこのお店には、私が新卒で入った自動車部品メーカーで一緒に働いていた6歳年上の「先輩」に連れてきてもらいました。何と十数年ぶりの再会です。でも同じ会社で、同じ環境で、長い時間を共有していたからなのか、会うと同窓会のようなノリになるのが不思議。何年も会っていないのに、昨日も会っていたかのような気楽さにすぐなります。

あの頃は、日光が高い天窓から筋条に入ってくるような工場の入り口でタイムカードを「ガッシャン」と押して、油の臭いと工場内の騒音を横目でにらみながら、ひたすら歩き、迷路のような階段を抜けて事務棟のロッカーに着き、化繊のスモッグみたいな制服に着替えて、「ラジオ体操第一、よ~い」を毎日やっていました。お昼は「キンコンカンコ~ン」の合図と共に、社員食堂に行って、その日の定食メニューを食べて、売店でお菓子を買って部屋に戻ると、課長や次長がデスクで居眠りをしているような環境だったな。当然パソコンなんてない時代で、何とテレックスで海外と連絡を取る時代。毎朝オペレーターのいる部屋に行って、長~い巻物のようなテレックスの紙の束を取ってくるのが、新入社員だった私の日課でしたね。

懐かしい~~~

昭和の秘書室ならではの不思議な仕事も一杯あったけど、これが仕事だと信じて疑わずにがんばっていました。純粋だったな~

なんだかノスタルジックな文章になってしまいましたね(笑)

 


杉浦直樹さん

2011-09-23 14:26:11 | 気付き
杉浦直樹さんが79歳で亡くなったというニュースを新幹線の中で知った。

直接の面識はもちろんないが、父と同級生で同じクラスで仲が良かったらしい。「直樹ちゃんも立派になられて…」という祖母と父の間で交わされる会話は何度か耳にしたので、なんとなく親しみを関節的に感じていた。

実は今日は父の命日。父が生きていれば79歳だったのかと不思議な偶然を感じました。父も祖母も直樹さんも、私が子供だった頃のあの時の登場人物は、みんないなくなってしまい、ちょっとセンチな帰省となりました。

ご冥福をお祈りいたします

コーチングトレーニング

2011-09-19 21:29:40 | 自己啓発

先週は3日間会社のトレーニングに参加しました。

今回はオーストラリア在住のアイリッシュ系の女性トレーナーによるコーチングを主体としたトレーニングでした。

コーチングというのは、たまねぎの皮をむいていく作業で、状況の把握作業から始まって、本人すらも気づいていないような深層心理まで行き着くところに醍醐味があります。そこにたどり着く手助けをする質問を繰り返し、本人自身が気づき、気づかされ、自分自ら答えを見つけ出し、"Ah, Ha~" という瞬間が訪れれば大成功。適切な質問ができると、"Silence" 状態が現れます。今まで考えたことのないことを質問されると、すぐには答えが出ないので、沈黙状態になりますが、これは鋭いところを指摘されて、考えているといういい兆候。

コーチングのすごいところは、質問で誘導されると、自分の深層心理にある弱いところを案外素直に認めることができたりするところですね。そこまで行かないと、問題の核心に触れることはできません。

「ポイントは何だ?」ということを他人の力を使うことによって、自分の考え方のパターンに陥ることなく、「あ~、問題の本質はここにあったのか」と気づかされます。それが想像もつかなかったことだったりする場合もあって、「えぇぇぇぇぇ~~~~(驚)」ということも、今回経験しました。

ついつい自分の意見ばかりを言ってしまいがちですが、「そうじゃないだろ」と思っても、そこはぐっとこらえて自分の意見を言わず、逆に、質問で考えさせ、答えを誘導する。簡単にはできないけど、自分で納得して答えを出すので、人に言われることの何十倍も説得力があります。

いろいろな気づきがあって、充実した3日間を過ごすことができたのですが、もっと良かったのは、参加者全員がお互いにお互いを助け合う気持ちが生まれたし、前向きに真剣に問題解決に向かおうという気持ちの一体感を味わうことができたことです。

これはすばらしいこと。

教育の重要性を感じた3日間でした。