今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

ショッピングパラダイス

2011-07-18 16:14:39 | シンガポール

土曜日のフライトまでの空いた時間を使って、地下鉄に初挑戦。オーチャードまで一人で地下鉄に乗って、週末で且つサマーセール中で大混雑したデパートにチャレンジしてきました。

 

地下鉄はクリーンでカラフル。赤、パープル、グリーン、オレンジの4線しかないので、乗り換えも楽だし、迷うことなく目的地にたどり着くことができます。この日は、Clarke Quay で紫のラインに乗り、Dhoby Ghout で赤に乗り換え、2駅目のOrchard で降りました。

降りたところはION デパートの直下。改札を降りたらそこはもうIONデパート。日本のイオンの資本です。シンガポールではその他にも高島屋、伊勢丹といった日本のデパートが大活躍しているのです。

 

とにかく何でもあるというのが印象。日本のブランドから海外一流ブランドからローカルブランドまで、ないものはないです。無印もユニクロもワコールも、そしてダイソーまでありましたよ。

おしゃれなショップが軒を連ねているのですが、街行く人はTシャツに短パン、サンダル履きというカジュアルな服装の人ばかりで、不思議なことに、お洒落をしてがんばっている人がいません。女性はお化粧もあまりしないし、楽で自由な服装に身を任せている人が多い。よって欧米高級ブランドを一体誰が買うのかというのは非常に興味があるところです。

欧米高級ブランドに興味のない私は、一目散にお目当てのCharles & Keith の靴ショップに。このブランドはシンガポールの女性に大人気で、とにかく安い、そしてデザインがいい上に履きやすい。3年前の出張で2足を試しに買ったのをきっかけに大ファンになりました。

今回は2000円から5000円台の靴を数足ゲットし、大満足!


新しいシンガポールの顔

2011-07-18 15:18:48 | シンガポール

 

もう一つのシンガポールの新しい顔と言えば、マリーナベイエリアに登場したカジノと超高層ビル群。カジノは2年前に来た時はまだ工事中だったのですが、昨年完成し、堂々とした姿を見せていました。

カジノの3つのホテルをつなぐ上に位置している船はプールになっていて、空中水泳を楽しむことができるというから驚きです。

昨年のオープン以来、観光客は激増し、カジノの売り上げもものすごい勢いで伸びているらしく、聞くところによると、1日6億円の売り上げがあるらしいです。

外国人観光客はフリーで入れるけど、シンガポール人は100ドルの入場料が必要になるので、回りのシンガポール人の同僚からは、「行った」という言葉を聞いたことはありません。

ということは、1日6億円の売り上げは全部外国人(含む日本人)! シンガポール商法には驚くばかりです。

まばゆいばかりのネオンと巨大ホテルで惹き付け、根こそぎごっそり取られると分かっていながらも、この景観は魅力的。

次回のお楽しみにとっておきます。


住みやすい国シンガポール

2011-07-18 00:13:53 | シンガポール

シンガポールに住んでいる外国人から、シンガポールでの生活の不満を聞くことはほどんどないのですが、同時に良く聞く言葉は、「生活が楽すぎる」という事。

「Too easy!」という言葉の裏には、こんな楽な生活をしていたら、そのうち罰が当たるんじゃないかという、自分に対する警告めいたものを感じるのですが、聞けば聞くほど生活は楽そう。欧米人が楽だと言うんだから、それは相当楽なはず。

アジアの1小国なのに、ライフスタイルは欧米文化のいいとこ取りをしているような感じがします。メイドにプール付きコンドミニアムに、その上物価は安くて、気候は穏やで、治安もいい。食事は世界中の食が手に入るし、ショッピングも充実している。その上言葉が英語なので、コミュニケーション上のハードルもない。

どう考えてもずるいし、羨ましい限りです。

写真はシンガポールの食とエンターテーメントの中心である、クラーク・キーの昼と夜。宿泊したホテルがこのエリアに近かったので、十分に雰囲気を味わいました。

 

 

 

週末になると、観光客から地元の人から、ありとあらゆる人種が集まってきて、マルチナショナルな場所になります。実際、私達人事部のメンバーも、インド、インドネシア、タイ、フィリピン、オーストラリア、スイス、シンガポール、そして日本という8カ国の代表選手(?)の集まりだったので、マルチナショナルをそのまま象徴しています!

夜のネオンで輝いている光景も活気があってきれいなんだけど、昼ののんびりした光景はリゾート地のそれと似ていて羨ましい限り。

こういう場所での気持ちのオフセット、定期的に必要ですよね。いい意味で、自分のポジションを確認することができました。


シンガポール便り

2011-07-10 23:18:53 | シンガポール

いつの間にか、すっかり国際空港に様変わりしていた羽田空港にキョロキョロしながら、夜中の23時半にテイクオフして、翌朝の5時すぎにシンガポールに到着しました。

今日はシンガポールのホテルの部屋からの中継(?)です。

今回はラップトップパソコンを持ってきたので、インターネットの環境は日本と同じ。便利な世の中ですね。

インド人の同僚とホテルからクラーク・キーまで歩いて、屋台みたいなところでチキンのラップサンドみたいなものを食べてきました。オープンエアな環境で、おいしいファーストフードを食べていると、身も心も軽くなってきます。

周りには重厚な格調高そうなレストランもたくさん並んでいたけど、そういうのはめんどくさい。そういうところでご飯を食べる金銭的な余裕はあっても、簡単な気楽な食事に心惹かれるのはどうしてでしょうか?ブランド品に興味がなくなったのと同じかな?

そんなオープンエアなところでご飯を食べて帰ってきて、昨日自分で書いたブログを読んだら、なんだか違和感。

率直な印象は、「何でこんなまじめ腐ったこと書いているんだ?」

シンガポールのオープンな雰囲気に1日でやられてしまったようです。

記憶宗室さまに、「もっと気楽になったほうがいいよ」と言われたのは1週間前。「気楽にってどうすれば?ギャグのセンスを磨くとか、そういうこと?そういうのってどうやって勉強するの?」「だからさぁー、そうじゃないんだよ」と全くかみ合わない話をしていた時には、言っていることが良くわからなかったのですが、シンガポールに来て「気楽になるってこういうことなのかな」と肌で感じたようです。

でもこの気楽さを日本に持って帰れないのが残念。

日本に帰って、翌朝通勤電車に乗ると、元に戻ってしまいます。

つかの間のオープンな雰囲気を楽しみつつ、仕事に専念します。

 

 


ゴルフからの学び2

2011-07-09 14:39:09 | 自己啓発

シンガポールのボスから言われた言葉。

「あなたはもっとプロアクティブになりなさい!」

こういう感覚的なアドバイスって、何をどうしたらプロアクティブになれるのか難しいですよね。きっと全体的なイメージで捉えているので、何か一つやればプロアクティブになれるというものではないはず。

「どうすればいいのかな~」と考えながら、週末のゴルフレッスンに朝行って来たら、ちょっとヒントとなるアイディアが浮かびました。

パターをする時には、目標となるカップを目指して打つのですが、その1メートルぐらい手前に黄色のシールで目印が貼ってあり、その目印を目標に打つと、先のカップに入る確立が高まります。

そして思いついたのは、いきなりプロアクティブを目指すのではなく、その前の段階のアクティブぐらいを目指せばいいのかなという事。アクティブぐらいだったら、「おや?何かちょっと変わったよね」と思わせることはいろいろ出来そうだし、具体的な行動変容もイメージできます。

目標はこの黄色のシール!

明日からのシンガポール出張は、この黄色のシールをイメージしてがんばってきます!

 

ところで、ゴルフをやっている人はパターの時に、「しっかり打ったね~」という言葉、良く使いませんか?

この「しっかり打つ」という、「しっかり」というのはどういう状態を言うのか、皆さんご存知ですか?私はどうも腑に落ちなかったので、先生に聞いてみたところ、先生は「リズム良く打つことだ」と教えてくれました。

イチ、ニ、サンで打つと、しっかり打つ状態になるとの事。

へぇ~、リズムが強弱に影響するというのは、新たな発見。言われたとおりにやってみると、アラ不思議、確かにしっかり打つ状態を何となく実感することができました。

う~ん、ゴルフは奥が深いですね~。


オー人事

2011-07-07 23:39:26 | 気付き

会社の同僚から聞いた話。

彼女のお母さんは、70歳になるまで学校の先生をやっていたのだが、辞めたとたんにボケが始まり、あれよあれよという間に要介護4判定になってしまったそうだ。やむを得ずに介護施設に入居させたところ、偶然その施設に教え子がいて、「先生」と呼ばれ始めたことをきっかけに、めきめき元気を取り戻し、要介護4判定が、要支援1まで回復したらしい。先生時代の経験を生かし、今や施設内の相談役をやったり、役員をやったりして驚くほどの回復振りを見せているとの事。

この話を聞いて、人間は誰かに必要とされて、役割を与えられることで生きていけるんだなと思ったのと同時に、自分のちょっと辛い過去を思い出した。

私も役割のなさや、自分の存在が社会の役に立っていないことに悩んだ時期があったことを。

その頃の私はこんな感じ。

朝起きて、夫だった人を見送り、2度寝して、10時ごろに起きて、掃除したり主婦向けのテレビを見たりして、お昼は社宅の友人とランチに行って、その後また友人宅でお茶して、友人の子供と遊んで、気がつくと5時過ぎになっていて、「じゃあまたね」と言って帰って、夕飯の献立を考えていると、夫だった人から連絡が入って、「今日はご飯いらない」。「な~んだ、だったら早く言ってよね」、と思いながら自分一人のご飯を作って、テレビ見て、お風呂入って、寝て、また次の同じ日が始まる。

一見、何のストレスもない、ばら色の専業主婦生活のように思えるかもしれないけど、その頃の私はストレスの塊。漠然とした何かに対する不安と、焦りと、被害妄想にがんじがらめになり、「私は一体誰の役に立っているんだろう。私は何のために存在しているんだろう」と考えては鬱々としていたのです。

ところがある日のこと、キャリアウーマンの友人にいつものように長電話で愚痴をぶちまけていた時に、事件が起こりました。

  「だからね、こうでね、こんなことがあってね、あ~あ、もういやになっちゃう… (ため息)」

友人はどうでもいい話に30分ぐらい付き合ってくれたその後で、突然態度を翻して、こう言い放ったのです。

  「だから私は専業主婦は大っきらいなのよ」

  「はっ?」

  「何で私があんたみたいな人のために、国民年金第3号払わなきゃいけないのよ。冗談じゃないわよ」

  「はぁ~?国民年金?何でそういう話になるのよ?」

  「あんたねー、ぐだぐだくだらないこと言ってる暇があるんだったら、さっさと働きゃいいよの。働いて少しは社会の役に立ちなさいよ。」

  「そんな、突然働けって言われても、仕事やめちゃったし、どこで働けばいいのよ」

  「どこでもいいじゃない。派遣でも何でも。そうだ、オー人事、オー人事 に電話すりゃいいのよ」

  「えー、オー人事、オー人事?」

オー人事、オー人事とは当時はやっていたスタッフサービス(派遣会社)のコマーシャルで、上司に怒られた部下が、こんな会社辞めてやると唇をかみ締めながら、オー人事、オー人事 (011-011) に電話すると、「はい、スタッフサービスです」と電話の向こうから明るい声が聞こえてくるというコマーシャル。

「何で私がそんなところに電話しなきゃいけないのよ、バカバカしい」、と思いながらも、その時友人が言った、「働きゃいいのよ」という言葉が気になって、「電話してみようかな」と一瞬心が揺れ、電話機の前で数分悩んだ末に、実際に電話したのでした。

0120-011-011

今でも覚えていますが、電話がつながるとコマーシャルと全く同じ口調で、「はい、スタッフサービスです」と電話の向こうから声が聞こえました。

  「うわー、コマーシャルと同じだ」

実はこの電話がきっかけで私のキャリア快進撃が始まったのです。うそのような本当の話ですが、この1本の電話から、いろいろなつながりを経て、世界最大の米系金融会社に就職することになったのだから、人生何が功を奏するか本当に分からないものです。

ところで、この友人には本当に感謝しています。あの時の彼女の言葉がなかったら、今の私はきっといないと思うから。

あの時は怒られたけど、今は自分の年金はちゃんと自分で払っています。えっへん!

 


ゴルフからの学び

2011-07-02 19:23:50 | 自己啓発

ゴルフをやっていて思うのですが、教えてもらったことというのは、頭では分かっていても実践できないものですね。

問題その一、まず教えてもらったことを簡単に忘れてしまっている。

その二、分かっていて、やってみるのだが出来ない

その三、状況が変わると、出来ていた事が出来なくなる

 

これって仕事も同じことですよね。

その一、トレーニングで教えてもらい、「そうか!」と気付いて意気揚々と自分の中での気持ちの変化に気付き、「さぁ~明日からやるぞ」と思うのですが、数日経つと、何事もなかったかのように元通り。要するに忘れてしまうんですね。

その二、よし、やってみようと思うのですが、チームの中で一人だけでやるのはかなり難しい上に、学んだことをその言葉通りにやってもほぼ空振り。要するに経験の蓄積がなく、自分の体で覚えていないので、理想論だけが空回りしてしまう。

その三、今まで上手く行っていたことができなくなる。上手く出来なくなったことには原因があり、自分が変わってしまっていたり、回りが変わってしまったり、仕事で求められることや会社の方向性が変わってしまうなど、職場の状況が変わると出来なくなる。

 

その一、その二の解決策としては、教えてもらったことを記録して、愚直に繰り返し練習し続けることで、血となり肉となり骨となり、経験値が上がって自分のものにすることができますよね。

私が仕事で悩んでいるのは、その三の解決策。会社はリスクを恐れずに、新しいことを積極的に取り入れて、後ろを向かずに変革の一途を辿っているので、そうなってくるとそこで働く私達も今までの仕事のやり方を捨てて、新しく変わっていかなければいけません。そこでいろいろ指導を受けるのですが、しばらくするとやっぱり自分の今までのスタイルに戻っている。これってゴルフと同じ。そのやり方を捨てない限り、次のステージにはいけないのです。

でもゴルフと違うのは、自分が今まで大切にしていた価値観すらも変えなければ次のステージに行けないかもしれないこと。

その価値観を変えるために、何度もトライアンドエラーを繰り返して、会社が求める価値観に自分を合わせていくことに悩んでいます。

ちょっと真面目な話になったのですが、週末のゴルフレッスンで、狭いコンクリートの壁に挟まれたパター練習場でパターの練習をしていたら、ふと、「ゴルフも仕事も同じだな」と思い当たったので、書いてみました。

ところで写真は、東京都江東区にある 若洲リンクスでの優雅なショット! コースからは東京湾、お台場が見えて、電車で約1時間で行くことができます。この日はレディースデーでプレイヤーは全員女性。ありがたい女性特別割引料金で、海を見ながら、ナイスショット! (になれば、めでたしめでたし)