今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

高野山奥の院

2014-07-31 01:35:05 | 国内旅行

さて、メインイベントは高野山奥の院です。

 

母親に、「20代の頃に高野山に行ったけど、お墓がずらっと並んでいて、こんなところがあるのかってビックリするわよ」
と言われていた通り、こんなにお墓があるのかと驚きました。20万基ものお墓が並んでいるようです。

それも並んでいるのはただのお墓じゃなくて、戦国時代の武将のお墓(供養塔)が勢ぞろいしています。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家もあれば、明智光秀の供養塔もあります。比叡山を焼打ちにした信長のお墓が
なぜ高野山にあるのか、謎ですよね~。

現世での敵味方も残虐な行為の数々も、死んであの世に行ってしまえば、タダの人。
全部まとめて面倒見ましょう、ってことなのかしら?

ガイドさんが言っていましたが、阿弥陀如来とは弁護士のようなものらしいです。犯罪者に対しても、深い慈悲の心で
有罪を無罪にするために一生懸命働いてくれるようです。なんて有り難い宗教なのかしら。

弘法大師は、入定してから今でも奥の院の霊廟において、禅定を続けていると言われています。
実際に、霊廟の地下に入って、弘法大師に一番近づけるところまで行って、御数珠に触れてきました。
時空を超えて、宇宙を超えて、触れ合う(?)感覚を、何となくですが感じましたよ。ホント、ホント。

弘法大師はなんと56億7千万年、人類のために祈り続けてくれるようです。

ガイドに、「布のお守りは破れてしまったらそれで終わりですが、このステンレス素材のお守りは56億7千万年、
ず~っと持ち続けることができます。しかも、これは1200年記念の特別なものなので、2年間しか発売しません」

と言われ、素直に、56億7千万年用のステンレス素材のキラキラしたお守り、3000円也を母親に買いました。
ついでに、これまたキラキラした1200年記念のスペシャルバージョンのお札3000円と、お線香もお買い上げ。

これだけ買えば、母親の足の痛みもあっという間に良くなるはず… と思って、旅行の帰りに実家に
立ち寄って、母に渡してきましたよ。

当たるも八卦当たらぬも八卦、信じる者は救われる。

そうしたら、その週末には本当に足の痛みがなくなったと母から電話がありました。すごい効き目だ!

母は、「病院を変えて、治療法を変えたら良くなったのよ~」って言っていたけど、きっと弘法大師の3000円のお守りの
御利益もあったはず。

高野山まで行った甲斐があったというものです。良かった、良かった。


金剛三昧院 

2014-07-30 12:01:40 | 国内旅行

高野山は杉の木でおおわれている山なのですが、
その中でも特に立派な杉の木が金剛三昧院にありました。



写真をつなげて大きさを演出してみましたが、実感できますか?

金剛三昧院のHPを見ると、これは六本杉と言われている木のようです。

 

ところでHPを見ていたら、僧侶募集 というお知らせを見つけました。

僧侶って募集して採用するものだったの?

しかも、募集要項のところに、男性(女性でも検討致します) と書いてある。

女性でも検討してもらえるとは驚きです。

ダイバーシティの波は、僧侶の世界まで。

僧侶の世界も人材不足に苦慮しているんですね。

世襲だけでなく、優秀な人材を幅広く受け入れようとする努力は感心です。

高野山には高野山大学というものもありました。
立派なキャンパスで、大学まで作って人材育成しているとは知りませんでした。

僧侶の世界も時代と共に変わっているんですね。


宿坊体験 金剛三昧院

2014-07-28 23:57:46 | 国内旅行

こちらが宿泊した、世界遺産になっている宿坊 「金剛三昧院」 です。

 

  

この雰囲気、どうですか?いいでしょ。自然の山々と建物が見事に調和していて、レベルの高さを感じます。

でもこの文化遺産を守っていくのは大変な事だと、朝のお勤めの時に僧侶から聞きました。

修復にかかった費用はなんと37億円。半分は文化庁が負担してくれるらしいですが、
もう半分はこのお寺が自腹で捻出したようです。半分と言ったって、18億5千万円。
貧乏和歌山県が出してくれたのは、わずかに1千万円。消費税にもなりませんよね。

その工期も4~5年かけての大改修のようで、ねじの一本から番号を付けて解体していき、
その全部が文化遺産保護のための、貴重な資料になるようです。

最近の修復は耐震補強も行うらしく、これらの建物の地中には基礎に加えて
耐震補強のためのジャッキなど、最新のテクノロジーが埋まっているらしいです。

重要文化財となっている、襖絵の修復にも1億7千万円。

お金がいくらあっても、次々と修復に消えていきそうです。

でも裏を返せは、そんな途方もないお金を捻出できる経済力があるってことですよね。

ちなみに宿坊は、トイレ、お風呂、洗面所は共有だけど、お部屋は10畳~12畳ほどの広さがあって、
お布団を3枚敷いても十分余裕がありました。

小型の薄型テレビ、エアコンもあり、自動販売機で飲み物やビールを買うこともできます。

不便なことを強いて言えば、部屋に鍵がかからないことと、セイフティボックスがないこと、
部屋の蛍光灯のスイッチが傘からぶら下がっている紐であること、ちょっと布団が湿っぽくてかび臭かったこと。

これぐらいかな。

食事は精進料理、簡素な器に、胡麻豆腐、高野豆腐などのおかずが並びます。
簡素で量も少ないので、10分ぐらいで食事が終わってしまったのですが、
精進料理は5色の色にちなんだ食事であったことを後で知りました。

何でも理由があるんですね。

ちなみに座禅などの修行はなく、日頃の生活態度を戒められることもなく、静かに平和に夜が更け、朝を迎えました。


バスで行く高野山

2014-07-27 22:46:07 | 国内旅行

今回の高野山の旅で選んだツアーは、「クラブツーリズム」

比較検討して選んだというよりも、直子さんに「これはどう?」 と言われ、「いいよ、オッケー」 で、はい、即決。

私たちは高野山を甘く見ていました。

その工程に書かれていたのは、必要最小限の情報のみ。

1日目(7/20)

東京駅(7:56)  品川駅(8:04)  豊橋駅(10:16)  高野山・大門(車窓)  壇上伽藍  高野山(泊)

さあ、この謎解きのような日程、豊橋到着時刻は書いてあったのですが、高野山に何時に着くのか書いていないのです。

ここにツアー側の策略がありました。

なんと高野山到着は5時だったのです! 聞いてなかったよ!
私たちは6時間近くもバスに乗ったまま、トイレ休憩3回ぐらいしながら、延々と車窓を見ることになったのです。(ほとんど寝てたけど…)

というか、この旅程は無理がありすぎ。いつどこで渋滞に巻き込まれるかもしれない危険をはらみながらも、とにかく行くっきゃないという感じで、
運を天に任せるような日程だったのです。だからバスガイドも添乗員も、四六時中時間のことばっかり気になっているって感じ。

そのあおりを食らった客は、トイレ休憩もバスの発車時間に遅れないようにピリピリしなきゃいけないし、ソフトクリーム買ってちょっと遅れたら
怒られて目を付けられるし。なんだよ~、こんなツアーの企画を作った、そっちの責任じゃないか。プリプリ

大体、豊橋からバスに乗るという時点で、もっとちゃんと 「怪しい」 と気付くべきでした。 失敗。

まあ、でも無事に何とか到着できたので良しとするべきか。

写経をした神社に飾ってあったお言葉。

 

この言葉の意味する深い部分は分かりませんが、

「豊橋から高野山、地図で見ればわかる通り、どこでもドアがあるわけでなく、起きた現象は事実ありのままである」 と読みました。

ご名答!


高野山巡礼の旅

2014-07-26 21:25:06 | 国内旅行


柴門ふみさんが書いている、「にっぽん入門」 にヒントを得て、
『にっぽんってこんなに面白いところだったのよね~』 という再発見をするために始まった企画、

「にっぽん、行ってみたらこんなところだった(タイトル未定)」 (どっかの番組のパクリか?)

今回で5回目となりました。

えっ、いつから始まったかって、そんな細かいことをいちいち気にしていたら残りの人生楽しめません。

5回目の旅は、高野山 巡礼の旅です。

  

高野山と言えば、1200年前に弘法大使が開いた真言密教の修行道場であり真言宗の総本山です。

そんな高野山に行く旅のお供は、
キリスト教徒のたかよさん、
仏教でもイスラム教でもキリスト教でも好奇心の赴くまま、何でも受け入れちゃう直子さん、
そして実はかつて、お経(浄土真宗)をそらんじることができた(最近は怪しい)、という特技を持つ、一番信心深い(?)私の3人です。

こんなチグハグな信仰心の私たちでも受け入れてくれる、21世紀の高野山はお心の広いところでした。

その上、日頃から行いのいい私たちは、弘法大師様のお導きがあったとしか言えないような幸運に恵まれていました。

 その1、開山1200年。その記念行事が今年~来年にかけて2年間だけ行われる、まさにその時にやって来ていること。

 その2、毎月21日は弘法大師が入定し即身成仏されたその日。

 その3、泊まった宿坊「金剛三昧院」は数ある宿坊の中でも、唯一世界遺産に登録された宿坊であったこと。

 その4、金剛三昧院の僧侶は、来年1200年の代表者として、高野山の僧侶の中から選ばれた人であり、
      そんな高名な有り難い方のお話が朝のお勤めで聞けたこと、

これだけ見ても、私たちは相当運がよさそうです。これ一つとして狙っていなかったというところが、私たちのすごいところです(笑)

高野山はその昔は一生に1回行ければ、もう思い残すことはないと言われていた場所だったようです。確かにこの山を目指すのは相当な難行。
そして遠い!(まあ、遠いのには遠いなりの理由があったのですが…)

でも来てみて、実際に目で見て、体で感じて分かったのですが、高野山はそれでも目指す価値のあるところです。

和歌山県にこんなところがあったなんて驚きです。

レポートは続きます。


東京デビュー

2014-07-20 01:02:10 | 東京

武蔵小山の商店街でビックリするものを見つけました。

あの、オカザえもんが売られていました。

メジャーデビュー?

でも棚の横には、ALL 300円の文字が

メジャーデビュー果たすも、売れ残ったのか?

地元民としては、今後の動きが心配です。。。


ワークスタイル変革

2014-07-19 18:50:46 | 気付き

ビックサイトで行われた、ワークスタイル変革に関する、イベントに行ってきました。

人事部の私は、ソフトバンクテレコムとシスコの代表者の人材育成系のセミナー参加が目的
だったのですが、そのセミナーも興味深かったのですが、もっと興味深かったのは各社が
ブースで行っているテレワーク(在宅勤務)をサポートするための新商品の数々。

本日のネットニュースにも書かれているのを発見しました。

ワークスタイル変革EXPO

これを見て、近い将来の労働環境の変化を間近で感じました。
会社にデスクを持たずに働く人たちが、今後急増するであろう未来の働き方。

ここに商機を感じて、大手電機メーカーからインターネットメーカー、はては、オフィス機器の製造販売メーカーから、
文具品メーカーまで、こぞって新商品開発を手掛けていたのですね。すさまじい勢いでした。

そうなってくると、次は住宅メーカーまで、「テレワーク用のオフィスを備えた住宅」なんて商品を開発しそう。
もうやってるかな?

ソフトバンクテレコムが考える10年後の世の中では、スマホ、タブレット、クラウドが三種の神器になるようです。

あらゆるものがクラウドで繋がり、全ての情報が集約されて、スマホやタブレットで管理が可能になるようです。

実際にソフトバンクテレコムの営業社員は、全員がスマホ、タブレットを持って営業活動し、Google apps を使って
誰が今どこで何をやっているかも一目瞭然。東京で営業している社員が、客の注文に対応するために手が空いている
横浜の営業社員をアプリを使って探して、依頼をかけたり、報告もアプリを使って上司に伝達。

上司は各地にいる営業社員の一日の報告を、オンタイムでスマホで受け取ることができます。

こうなってくると、喫茶店やパチンコ屋での時間つぶしは、すぐにばれてしまう時代になりますね。

つながって有難いことと有り難くないことがあるけど(苦笑)、そんな選択すらも難しくなってくるのかも…。

私たちは激動の世の中を生きているようです。


ユウコさんとサッカーしよう

2014-07-16 23:23:41 | ビジネス

自分の名前の入ったネームボトルを入手しました。

ただ、ラベルに自分の名前が印刷されているだけですが、それだけで愛着200倍!

まんまとコカコーラ社にしてやられました。

目下の悩みは、これをいつ飲むのか?

サッカーはもう終わっちゃったし、困ったな~。

飲んじゃったらただのゴミになっちゃうし、それは可哀そうというもの。

でもとっといてもな~~~

 


町家見学ツアー

2014-07-14 22:41:17 | 国内旅行

午後のメインイベントは町家見学ツアーです。

これは  という会社が行っている無料の見学ツアーです。

一度実際に目で見たかった町家ホテルを見ることができると知って、この機会を狙っていました。

そして時同じくして、昨日の「新堂本兄弟」に 庵が経営している、美濃屋町町家がロケ地として放送されましたよ。
見ましたか?これぞシンクロニシティーですね。

参加者は10名ぐらいで、庵の町家のリノベーションを担当した建築家の男性が丁寧に説明してくれました。

こちらの物件は、泉屋町町家です。鴨川沿いに建つ、おしゃれな町家です。

 

  

 

日本人のインテリアのセンスはブラボーですね。四角い部屋を丸く見せる工夫や、調度品や家具にもこだわり、
屏風を置いて、照明で演出するという心憎い気配り。相当建築家の気合が入っていますね。

この町家ホテルは、年間1000軒ぐらいが壊されていく町家を保存するという目的のために、始まった事業だと聞きました。

「暮らすように滞在する」 をコンセプトに、町家を保存したいオーナーと京都の町、日本文化を守りたい建築家が
一緒に作り上げたもののようです。よって採算の取れるビジネスというよりは、町家を壊さずに再利用して、文化を残す
という趣旨の事業のようです。

こういう形でたくさんの町家が残っていくといいですよね。

実は現在リノベ中の物件も見せてもらいました。写真を撮ることができなかったけど、相当いい感じでした。

オープンが待ち遠しいです。次は見るだけじゃなくて、宿泊体験してみたい!

 


京都 街歩き

2014-07-13 22:48:56 | 国内旅行

2日目は、四条烏丸から京都市役所をめざし、河原町丸太町まで街歩きをしてみました。

知らない土地を地図を片手に歩くのは楽しい!
特に京都は、古い町家を改装した、おしゃれなセンスのいいお店があっちにもこっちにも。
お茶道具のお店や、足袋のお店や、甘味屋さん、おせんべい屋さん、レストランもいっぱいあるし、
細い路地に気になるお店がいっぱいあります。

そして、いろいろ寄り道しながら目指したお店はここ。

スマート珈琲店

想像していたのは、古い町家風情のカフェだったのですが、実際はアーケードの商店街の中にじみ~に並んでいました。

  

本に繰り返し登場するカフェがこれ?ちょっと拍子抜けの外観。

何の本に登場するかというと、永江朗さんが書いた、「そうだ、京都に住もう」 という本です。

「いつものように、スマート珈琲でホットケーキとコーヒーの朝ごはん」というフレーズが繰り返し何度も登場するので、
一体どれほど美味しいホットケーキなんだろうかと、ず~っと気になっていたのです。

そして私も朝食代わりに、向い側の席に座っている外国人も、隣の席に座った中高年の男女も注文した、
ホットケーキセットを注文してみました。

何の変哲もないホットケーキなのですが、明らかにホットケーキミックスで作ったものとは違う。
シンプルなんだけど、程よい甘さが、酸味の強い濃いコーヒーにベストマッチでした。

シンプルなホットケーキって奥が深いかも…。

ところで京都には有名な珈琲店が他にもたくさんあるようです。

こちらはイノダコーヒー店。落ち着いたたたずまいなのですが、中に入ったら、めちゃ混みで
とてもお茶できる状態ではありませんでした。こちらは次回チャレンジします。

珈琲店だけでなく、お茶屋さんもあります。一保堂の本店。さすが、格式と雰囲気で他を圧倒していますね。