今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

カンボジアの旅、最終章

2013-05-21 23:21:10 | カンボジア

カンボジアの旅も、とうとう最終章に来ました(というか、長いよ!)

3泊5日の旅で、駆け足でいろいろなものを見てきましたが、カンボジアで見たものを通して
日本を客観的に見るいい経験になりました。

これは私の中でのパラダイム変化。

「変だな~」と感じたのは、日曜日のホテルの部屋で、NHKの日曜討論会を見た時。
「あっ、日本語のテレビが映るんだ~」と何気なく見始めたけど、カンボジアのホテルで見る
日本のテレビの内容は、日曜の朝なのに異常な暗さ。

何だこの違和感は?
ここでは原発も年金も雇用も生活保護の問題も、何の意味も持ちません。

逆に日本はすごいなと改めて感じたのは、日本の経済成長。いくらカンボジアは戦争が長かった
とはいえ、戦後20年も経つのにいまだに電気、ガス、水道のない生活を続けているのを見ると、
日本の戦後の復興はやっぱり奇跡的なことだったんだと思いました。
やはり産業が育たないと国は発展しないんですね。自給自足では経済成長はしないと最近読んだ
本にも書いてあったけど、本当にそうなんだなと思いました。

もちろんアンコールワットは素晴らしい建造物だけど、11世紀12世紀のものだったら、日本にもたくさん
残っているはず。日本は木造建築で残っているものもあるから、それはすごいこと。見直さなきゃ。

今まで行った国の中では、一番貧しい国で、経済成長にはまだほど遠い国だけど、自分の中で
ちょっとした価値観の変化が起こりました。

行ってよかった、カンボジア、また行こうかな、カンボジアで しめたいと思います

ご清聴ありがとうございました


カンボジアの旅、ナイトマーケット

2013-05-21 00:16:28 | カンボジア

買い物に夢中で、写真を撮ることを忘れてしまったのですが、シェムリアップには
ナイトマーケットとオールドマーケットというみやげ物屋がぎっしり並んだエリアがあります。

ぎっしり店が並んでいるんだけど、売っているものはどの店もほとんど同じ。

だからどこで買っても同じかというとそうではない。全部電卓叩いて交渉で買うので、
あっちの店で売っていたスカーフ1枚10ドルが、こっちの店では3枚5ドルだったりします。

こういう時は3人いると情報を共有できるので便利。

私が値切り交渉に苦労していると、「そのスカーフはあっちの店では3枚5ドルだったよ」
という助け舟が入り、「じゃあ、あっちで買う」と移動をし始めるや否や、「お姉さん、ちょっと待って」
とガシッと腕をつかまれ、再度交渉が始まり、こっちの要求価格に下がるまでひたすら交渉を続ける。

なので、これは買い物と言うよりも、我慢比べ。根性があれば相当安く買えるけど、
「あ~、もうめんどくさい」となってしまうと、ちょっと高い値でつかまされることになる。

なのでお勧めは毎日通い、物価の感覚を身に付けて、交渉のスキルを上げること。

3日目ともなると、「1枚10ドル?冗談じゃない、そんな高いのは買えません、じゃバイバイ」
と自信を持ってお店を去ることができます(笑)。
そうすると、お店の人は、「ちょっと待って、お姉さん。1枚7ドルでどう?」と声をかけてくるので、
その時におもむろに振り向いて、「7ドル?」と言いながら、もう一度商品を手に取って、買うそぶりを
見せながら、「5ドルだったら買う」と再度交渉に入ります。

これはなかちゃんに教えてもらったテクニック。効果大です。ぜひお試しください(笑)

ガイドによると、交渉の結果、大体半額ぐらいになるのが一般的らしいです。。

しかし、やってるうちに、高いんだか安いんだか感覚が麻痺してきて、気がついたら、たった1ドルの交渉に
15分以上時間を使ったりしてヘトヘトになっていたりするので、冷静になることも必要(苦笑) 
そして、やっているうちに何を買ったのか訳が分からなくなり気がついてみれば、大量のスカーフを買いこんで
いたりするので、十分注意が必要です(笑) 

これは実体験。

こういうお店を経営しているつわもの揃いのお姉さん方は、ほとんどが中国人らしいです。
中国人はどこに行ってもたくましい。

ところでカンボジアにはリエルという通貨があるのですが、観光客はこれをほとんど使いません。

何を使うかというとUSドル。コインはないので、すべて紙幣を使います。端数が出た場合のおつりは
リエルで戻ってくるけど、100リエルが2円相当なので、どれだけお札を集めてもやっと水が買えるぐらいにしか
なりません。みやげ物屋では、リエルを出すと拒否されたりします。

自分の国の通貨の価値よりも、ドルが重用されてしまうなんて、複雑。