今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

スポーツクラブ閉店

2010-03-28 13:51:15 | 気付き

先週の中頃に届いた1通の封書。かれこれ4年ぐらい通っている大手スポーツクラブ、ルネサンス目黒からの封書で、何だろう、と思って開けてみると、

「17年の長きにわたり営業してきましたが、6月30日をもちまして、営業を終了させていただくことになりました」

と書いてあり、あまりのショックに言葉を失ってしまいました。ま、まさか…

かなり繁盛しているクラブなのに、どうして……

土曜日のゴルフとヨガのレッスンは、私の週末の習慣になっていたので、それが出来なくなってしまうのは、晴天の霹靂。一体この先どうすれば…、途方に暮れるというのはこういうことを言うんですね。

私もショックだけど、あそこで働いているスタッフやゴルフの先生はどうするんだろう?と思い、不安を抱きながら、土曜日にゴルフのレッスンに行ってきました。

開口一番、

「来た早々だけど、手紙見た?」

「もうビックリしましたよ。ショックで寝れなくなっちゃった」

「俺もね、先週知ったんだよ。まさかと思ったよ。でもね、ジム閉鎖は残念だけど、俺はこれはチャンスだと思っていて、独立して自分でやる事に決めたから、これからもぜひよろしくお願いします。先週から、場所探しを始めたんだけど、中々いい場所が見つからなくてね。でも7月には開業しようと思っていて、あと3ヶ月しかないんだけど、それまでには何とかするから、少し待っていてください」

えー、すごい!そんなこと考えていたんだ。この切り替えの速さはすごい!それに、もう動いている!

「レッスンに来なくなると、ゴルフ止めちゃう人が多いんだよね。街で見かけて『ゴルフやってる』と聞くと、『全然やってないですよ』って言う人が9割なんだよ。それがいつも残念でね、それだけは絶対避けたいと思っているんだ」

先生は、別のクラブに移っちゃうんだろうなと思っていたのですが、私たちを見捨てていなかったのです。私たちに練習の場所を与えるために、早速奔走している先生に感動すら覚えました。

こういう志の人には、きっとたくさんの人が付いていくと思うし、後3ヶ月という、かなり無謀とも思える目標も、この熱意があれば達成できるような気がしました。

変化に対応できる準備をしておくって大切なことですよね。スポーツクラブ閉店でいろいろ考えさせられました。


長谷川等伯

2010-03-28 11:25:15 | 東京

              

長谷川等伯展に行ってきた時の写真です。

長谷川等伯とは秀吉や利休に愛された、桃山時代から江戸の初期に活躍した画家です。

実は、長谷川等伯って誰?っていうぐらいの認識だったのですが、京都の大徳寺に行った時に山門の天井画を書いた人であることを知り、興味を感じていたところに、国立博物館で特別展をやっている事を知り、「これは」と思って行ってきました。

展示期間が短いこともあり、且つ週末だったので、入場まで40分待ちの大混雑でビックリ!こんなに有名な人だったんですね。知っていました?

巨大な「仏涅槃図」も良かったですが、やっぱり圧巻は国宝の「松林図屏風」かな。ポスターの絵にもなっています。墨の濃淡だけで書いているのですが、少し離れてみると、本当に霧が出ているようで、ぼーっと霧の中から松林が浮かび上がっているように見えます。ぼーっとかすんでいて、本当にその風景を見ているよう。動いているようにも見えたのは目の錯覚でしょうか。


オモシロ小話

2010-03-22 07:36:54 | 気付き

美容師さんの話を書いていたら、以前聞いた面白い小話を思い出したのでご紹介。

世の中には男と女しかいないのですが、こんなにも違うのかという、Good Exampleです。

 

まず女性同士の会話

「わぁ、ダイアン、新しい髪型、いいね!超かわいい!」

「ホントにそう?わたし、最初見たときは、ちょっとどうかなぁって思ったの。短すぎない?」

「全然!とっても似合ってる!わたしもそんな髪型にしてみたいなぁ……、でもわたしの顔って丸いから、こんな鳥の巣みたいな髪型しかできないんだよね」

「そんなことないよ!カレンはすごく細くて、モデルみたいじゃない。髪型だってめちゃくちゃかわいいのに!」

「ええっ?嘘でしょ?わたしがモデルだったら、ダイアンなんかスーパーモデルってくらいじゃない?ダイアンの半分でもかわいくなれるんなら、何だってするわよ!でもとにかく、ダイアンがこの髪型、かわいいって言ってくれて、ホントにうれしい!」

 

同じ状況が男同士だったらこんな会話になる。

「髪切った?」

「ああ」

 

お後がよろしいようで。。。


インドに行った美容師さん

2010-03-21 10:02:13 | 気付き

美容院で、担当の女性とおしゃべりをしながら思ったこと。

その人は、インドに住んでいる妹を訪ねて、2月にインドに行ってきたらしいのだ。

「どうだった?」と聞くと

しかめっ面をして、

「空気に色がついていましたよ。黄土色みたいな色で、いきなり喉が痛くなっちゃいました。 その上、サンダルで牛のうんちを踏んじゃって、もう最悪! ティッシュで拭こうとしたら、『そんなの歩いてるうちに取れるから、立ち止まらないで』と妹に言われて、頭にきました。 ストレスで、ずっと胃が痛くて、日本に帰ってから、とうとう医者に行っちゃいましたよ」

聞けば聞くほど最悪で、やっぱりインド旅行はかなりきつそうだな、と思っていたのですが、一通り話し終えると、彼女はこう言ったのであった。

「でもね、またインドに行きたくなっちゃたんですよ」

「はぁ……、何で?」

「良く分かんないんですけど、汚いし、最悪だし、全然楽しくなかったんですけど、また行きたいなぁって思うんですよ。最近夢にも出てくるようになったんですよ」

「ふ~ん」

「インド行った事ありますか?絶対行った方がいいですよ。ぜひ行ってきてください」

さっきまで散々インドの汚さを語っていた人のセリフとは思えないオチ。言ってる事が180度違うんですけど…、と思ったのですが、なーんか、彼女の言っていることの奥にあるものが分かるような気がしたのです。

汚いんだけど、汚さとは別の、何か違うものを見たんじゃないかな。それはやっぱり人だったり、生活だったり、町の匂いや、人が生きている鼓動。

インドを見ずして、インドを語るべからず。インドかぁ。

ところで彼女が最後に言ったこと。

「旅行って楽しいですね。結婚する前になんでもっと行っておかなかったんだろうって、急に後悔しちゃいました」

ものすごく同感!

旅行の楽しさは、ゴージャスなホテルでリラックスすることじゃなくて(それも嫌いじゃないけど)、私の場合は、見たことのないものを見ること、経験したことのない事を経験すること、ですね。

世界には私の知らないことが山ほど。『世界は広いなぁ』、をいつも感じていたいな。


ひみつのナオコちゃん

2010-03-14 14:19:19 | 友人

お茶のお稽古を一緒にやっている、ナオコさんにはひみつがありました。

それは、「家を建てたって言っても、大した家じゃないから恥ずかしいのよ」 と言って、決して見せようとしなかった家が、実は近代的なオシャレな大豪邸だったこと。

               

          

そして、実は可愛いもの大好きな、夢見るロマンティックな少女の気持ちを忘れていなかったこと。

               

そして、「私、料理出来ないのよ」と言っていたのに、実はお料理上手で、器にも、とことん拘っていたこと。

そして、一番の驚きはこれ。

ほとんど家族のことも旦那様のことも話さないので、よくある家庭内別居かなと思っていたのですが、実は旦那様とであったこと。

          

ナオコさん、もうぜーんぶバレちゃったから、今度からは本当のことを話してくださいね!

次回は、直子亭でのお茶会兼お稽古会、楽しみにしています!


2010葵桜

2010-03-11 23:57:12 | Weblog

2010年の今年も葵桜が咲きました。

          

場所は愛知県岡崎市、乙川沿いに咲いている早咲きの桜です。

この写真を撮った、3月6日は既に満開のピークを過ぎていたので、早くも葉っぱが出始めていました。

2001年に植樹をしてから、今年で10年目。ただの枝っきれだった桜が、10年の月日を経て見事に成長し、ここ一番の晴れ舞台を迎えました。

          

                

10年前に、10年後の未来予想図をCGを使って描いたのですが、あの時描いたその景色が今、私の目の前に広がっていました。

木の成長と共に、葵桜の認知度も高まり、雨模様のこの日でも、人出は途切れることがありませんでした。

2年前から始めたフリーマーケットも大好評で、桜と人気を二分しています。

          

桜が終わるまではやっています。今週末がラストチャンスです。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

場 所 愛知県岡崎市東明大寺町/地図

 


洋楽居酒屋 モレイラ

2010-03-02 21:17:16 | グルメ

久しぶりに食事に感動しました。

場所は根津にある「モレイラ」というお店。そこだけ時代が止まってしまったかのような、アンティークなお店で、明らかに常連客のみを相手にしているであろう店構えのお店です。

常連(?)の直子さんの後ろから、恐る恐る入って行くと、そこには異次元空間が広がっていました。壁中に貼られたポスター、CDやレコードのコレクション、なぜかビーズアクセサリーまであって、不思議空間。こういうのって、感性がピタリと合う人には、たまらない空間なんだろうなと思って、どんな浮世離れした人なんだろうと思ってマスターの顔を見ると、拍子抜けするほど、常識的な普通の方なのです。

お店の怪しさと、マスターのキャラクターがミスマッチ。一体どういう常連さんがいるんだろうと思っていたら、岡本太郎がよく通っていたという話を直子さんから聞きました。

そういう芸術家目線で見てみると、無造作に壁に貼られている映画のポスターは、実は新しい映画のDVDジャケットを、わざわざレトロな色合いに印刷し直して、壁一面に貼ってあったりするのです。一見こだわっているようには見えないけど、実はかなりのこだわりがあるのです。だから岡本太郎なのか。。。

ところで食事の話。

人はもちろん美味しいものを食べると感動するのですが、このお店には客の心をギュッと鷲掴みにする特別のエッセンスがありました。

それは意外性!

あのカウンターの向こうにある、人が一人しか入れない古ぼけた湯沸かし器のついた小さなキッチンから、まさかこんな料理が出てくるとは、という意外性にまずやられてしまったのです。

最初に注文したアボガドのサラダは、ワサビ醤油で味付けしただけのものなのですが、盛り付け方一つで、アートなアボガドサラダとなって登場したのでした。

私達は3人とも、見た瞬間に、「えーーーーっ!?」という歓声。

作り手にとって、この客の歓声はこの上ない喜びでしょうね。(マスターは淡々としていましたが) 料理でこんな風に人に驚いてもらえたら、さぞかし嬉しいだろうな。

でも、よくよく聞いてみると、彼の作る料理は偶然の産物だったり、誰かに教えてもらったものではなく、いろいろ研究を重ねて、自分なりに納得のいくアレンジをしていることを知りました。まさに感性と徹底した拘り、そしてオリジナリティの産物だったのです。

だから人に感動を与えることができたのですね。

作り手の顔が見えて、カウンターの向こうから魔法のように出てきて、手早く簡単だけど、味、見た目にも拘りがあって、オリジナリティがあふれる料理。

目指す料理は、これだ!

ということで、ちゃっかり秘訣は教えてもらったけど、これを習得するのは難しそう。日頃料理をしない私にとっては、ハードルが高い!

とりあえず、まずはマスターに教えてもらった料理、パクちゃうところから始めたいと思います!

料理はアートとハートだ!