今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

国立能楽堂にて

2010-04-27 22:17:48 | 茶道ときもの



「観世九こう会百周年記念特別公演」 に行ってきました。

「どうだった?」と感想を聞かれると、これが答えづらくて難しい。
歌舞伎のように、「海老蔵、超カッコよかった~」、というミーハーな答えができるといいのだが、何せ、今回のメインの演題、「関寺小町」のシテは100歳の老女になった小野小町。お面の上に頬かむりをして、腰が曲がった状態で、杖をつきながら、よろよろと舞を舞う場面がクライマックスシーンなのです。この世界観から、能の芸術性について、アカデミックな批評ができると、「おっ、なかなか出来るな」と、皆様に見直してもらえるのですが、私の場合出直してきた方が良さそうです(笑)

今回は、お芝居そのものより、お茶の先生のご主人の笛の演奏を聴きに行きました。「関寺小町」というのは、大変難しい演目で、一生に一度できるかどうかの演目らしいです。最初で最後の命がけの演奏は、それはそれは素晴らしかったです。とにかく笛を吹いている時間が長い。同じフレーズの繰り返しなのですが、微妙に音程が違ったり、微妙に音量が違ったり、それにしてもきっと水泳選手並みの肺活量であることは間違いないですよね。プロというのは、間違えることもないし、むせ返すこともないし、プロの技、本物の笛の音色をしっかりと堪能させていただきました。

ところで、日曜日はお天気が良かったので、紬の着物を着て行きました。実はこれ、20代後半頃に作った着物。箪笥のこやしから、十数年ぶりに日の目をみました。


アラスカ AGAIN

2010-04-22 23:10:11 | アラスカ

地球探検隊の涼子隊長から素敵なプレゼントが届きました。

遅ればせながら、私たちの旅の報告ページが出来たとのこと。

夏のアラスカ シーカヤックキャンプ

このサイトを見た瞬間、徐々に薄れつつあった私のアラスカ旅行の記憶が、一気に蘇ってきました。こーんなすごいことを、私たちはやってきたのです!

アラスカに行く前は、「こんなこと本当に出来るのかなぁ」と、期待と不安が入り混じっていたのですが、アラスカの氷河の前で写真に写っている自分を見ると、実際にやり遂げたという満足感で、自分を褒めてあげたいような気持ちになりました。

誰かが言った、「できるかどうかなんて、やってみなきゃ分からなかったよね」という言葉が蘇ってきました。

そうそう、やってみなきゃ分からないんです!

行動することによって、新しい世界が開けるということに気付かせてくれた、アラスカ旅行は、私の人生の財産になりました!

涼子さんと地球探検隊の皆様、素敵な企画をありがとう!

今年も新しい隊員と、素晴らしい旅行になる事を祈っています!


美味しいホームパーティ

2010-04-21 18:54:29 | Weblog

はい、チーズ パチリ!

          

いい感じのツーショットで写っているのは、おすがとホームパーティ主催者のラウフェンさんです!満足そうな笑顔でラウフェンさんが手にしているのは、お手製の特製ピザ!ここでしか食べられない絶品ピザです。

パン焼器で生地から作ったこだわりのピザで、くるくると生地を回す、そのあざやかな手さばきはまるで職人のようでした。やっぱり生地の良し悪しは、このくるくるで決まるのでしょうか?生地のパリッとした食感に手作りトマトソースの優しい味が相まって、ボーノボーノでした。

          

さて、こちらもラウフェンさんお手製のボンゴレロッソ。アサリとトマトからでるスープにパスタがよく絡まって、美味しかった!この料理には、にんにくのみじん切りと、プチトマトで、微力ながら私も参加しました。私だってちょっとは役に立っているんです。

ところでこの会にはテーマがあり、今回のテーマは80年代ミュージック。参加者は80年代ミュージックを持ってくるということになっており、80年代の代表格と言えば、やはりマイケル・ジャクソン。ですよね!

          

ラウフェンさん家の、巨大液晶テレビで見ると、こんな感じに。マイケルのダンスの切れ味は、何度見てもすごい!

美味しいイタリアンと、美味しいサラダと、美味しいパンと、美味しいワインで、マイケルとクィーンに酔いしれ、もうお腹一杯、これ以上食べれませーん、と思っていたのですが、最後にメインイベントの、ラウフェン亭名物たこ焼が残されていました。

          

たこ焼は昔の得意料理の一つで、なぜか張り切ってしまうんですよね。何が楽しいかって?そりゃぁ、くるっとひっくり返して、丸くなった時の満足感。こんな楽しい料理はそうそうありません。作って楽しい、食べて美味しい、やっぱりたこ焼は楽しいですね。

そして〆は、本格エスプレッソマシーンで作る、カプチーノ。ミルクの泡立ちも完璧でしたよ。

飲んで食べておしゃべりして、気付けばあっというまに11時過ぎ。きゃー、かぼちゃの馬車に乗り遅れちゃう。

初めて参加させていただいたにも拘らず、リラックスした雰囲気でくつろがせていただき、本当に楽しかったです。それもこれも、ラウフェンさんの温かい人柄と、素敵なお仲間の皆様のおかげです。ありがとう。

月並みですが、ホームパーティってやっぱりいいですね。


鉄鍋ごはん

2010-04-18 09:35:59 | グルメ

みなくちみほこさんの鉄鍋ごはん会(4月10日)に参加したときのスナップです。

          

フードコーディネーターのみなくちなほこさん(中央)は、テレビ、雑誌などで大活躍している方です。様々な活動の中の一つが、鉄なべで作るご飯のプロモーション。今日のレシピの説明の前に、みなくちさんが愛して止まない、愛用の鉄なべの説明を受けました。一口に鉄なべと言っても、いろいろ種類があり、用途に合わせた使い方があるようです。

          

私が「鉄なべ」に惹かれたのは、あるアウトドア料理の特集番組を見てから。鍋一つで、フレンチやイタリアン風の料理からケーキまで作ってしまったのに感動してから、「誰かアウトドアで鉄なべ料理を作ってくれないかな」とずっと思っていたところに、みなくちなほこさんの料理教室に参加するチャンスが訪れました。

このごはん会はPEPOZが主催したもので、料理という媒体を通じて、楽しく交流しましょうという趣旨なので、ビールやワインを飲みながら、テキトーに真剣になったり、手を抜いたりできるので、気楽で良かった。

お料理も複雑なことは一切なし。基本は切って鍋に入れるだけという、超シンプルスタイルなので、実は私がやったことといえば、ケーキに入れる桜の塩漬けを水で洗って切っただけ。これって、料理したうちに入るの?

さてさて、お待たせしました!今回のメニューの紹介です。

1.スペアリブの黒酢煮込み
2.鉄なべフライドチキン
3.アサリのスチーム
4.たけのこグリルバジルソース
5.玄米まめごはん
6.桜の蒸しケーキ

          

          

          

          

          

鉄なべ料理の実力の数々、いかがですか?

鉄なべは、まず鍋を愛するところから入るというのがいいですね。私が得意としてる形から入るっていうやつです。そしてお約束通り、鍋が欲しくなっちゃた。本当に料理するのって突っ込まれそうですが。。。


朝青龍タオと美少女アイドルミント

2010-04-12 22:22:36 | 友人

満を持して、タオとミントの登場

友人が、猫可愛がりしている猫達

 

別名朝青龍と呼ばれているタオの家に
ある日ある時、美少女ミントが突然現れました

無邪気に遊ぶアイドルミントに、みんなの視線が集中する中、
朝青龍タオは、我関せず。

猫なで声も出さず、猫かぶりもせず、
ノッシ、ノッシと体を左右に揺らして悠然と歩き、
ジロッと一瞥したかと思うと、
ドテッと寝そべり、ビヨ-ンと伸びて
そのまま動かず

「アンタ、一体何様のつもり」

「そんなに可愛げがないと、ミントにぜーんぶ
愛情持って行かれちゃうよ」

何を言っても、猫に小判

朝青龍タオは、世間の批判もなんのその

ふてぶてしく、ノッシ、ノッシと今日も行くのでした


目黒川夜桜

2010-04-11 23:18:50 | 東京

目黒川沿いの桜のご紹介です

               

目黒川の桜は川の両サイドから、川に向かって大きく枝を伸ばしているので、橋の上から見る川と桜のコントラストが綺麗です。桜に格付けがあるとしたら、ここの桜は庶民派代表かな。

           

5年ぶりに来たのですが、中目黒の街の発展には目を見張りました。いつの間にか、オシャレなレストランやアンテナショップのようなお洋服屋さんがあっちにもこっちにも。客層も若くて、いつの間にか若者の町になっていたようです。

休日は人混みがすごいのですが、平日のお昼に桜を見ながら、いい感じのイタリアンレストランでランチすると、気持ち良さそう!もちろんデートでね。          


川崎西口桜通勤路

2010-04-11 09:35:57 | 東京

JR川崎西口から多摩川まで続いている桜並木です。

          

桜が咲くと、いつもの無機質な通勤路が一変します。下を向いて歩いている目線が、上を向くだけで、気持ちも上向きになるから不思議です。

今の会社に転職して5回目の桜。今年もまた桜の季節の到来です。


六義園のしだれ桜

2010-04-05 23:40:02 | 東京

六義園の樹齢70年と言われているしだれ桜です。        

         

         

ところで、今年は天気が悪く、寒い日が続く中、そのわずかの合間合間を縫って、桜を求めて東京見物を楽しみました。

六義園も初めての場所。しだれ桜も見事だったのですが、お庭の美しさに目を奪われました。都心のど真ん中にこんなに手入れの行き届いた庭園があったのですね。

         

この庭園も徳川綱吉の時代を経て、岩崎弥太郎の手に渡ったそうですね。どんなにすごかったんだ、岩崎弥太郎。


千鳥が淵

2010-04-04 23:39:07 | 東京

2010年4月3日、千鳥が淵の桜です

          

横綱の品格じゃないけど、千鳥が淵の桜は品格があります。東京の一等地に咲く桜には、品格が備わってくるのでしょうか?

空を覆いつくしている桜のトンネルは、圧巻の一言。きれいを通り越して、すさまじい迫力でした。

          

お堀の両岸に咲き乱れる桜が、色鮮やかなライトに照らされて、その向こうに見えるのは都会のビルの景色。田舎で見る伸びやかな桜もいいけれど、どういう訳か、私は大都会の東京で見る桜が好きです。

          

遡ること15年以上前、まだ東京に来る前に、さだまさしのコンサートで聴いた曲で、1曲だけ印象に残っていた歌が、「風に立つライオン」という曲。

東京に住んだことも、千鳥が淵の桜を見たこともなかったのに、ましてやナイロビになんて行った事もないのに、どういうわけか、この曲の主人公の気持ちがすごく分かる気がしたのです。東京の桜が恋しいということが。

メロディーは忘れてしまったのですが、その時、自分の中で見た景色だけは、未だに覚えています。

 

風に立つライオン

作詩・作曲 : さだまさし

突然の手紙には驚いたけど嬉しかった
何より君が僕を怨んでいなかったということが
これから此処で過ごす僕の毎日の大切な
よりどころになります ありがとう ありがとう

ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更
千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて
故郷ではなく東京の桜が恋しいということが
自分でもおかしい位です おかしい位です

三年の間あちらこちらを廻り
その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました

ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが
一斉に翔び発つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
何より僕の患者たちの 瞳の美しさ

この偉大な自然の中で病と向かい合えば
神様について ヒトについて 考えるものですね
やはり僕たちの国は残念だけれど何か
大切な処で道を間違えたようですね


去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした
闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム
南十字星 満天の星 そして天の川

診療所に集まる人々は病気だけれど
少なくとも心は僕より健康なのですよ
僕はやはり来てよかったと思っています
辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです

あなたや日本を捨てた訳ではなく
僕は「現在」を生きることに思い上がりたくないのです

空を切り裂いて落下する滝のように
僕はよどみない生命を生きたい
キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空
僕は風に向かって立つライオンでありたい

くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい
最后になりましたが あなたの幸福を
心から遠くから いつも祈っています

おめでとう さよなら