今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

赤とんぼはなぜ

2011-11-28 23:27:19 | 

赤とんぼはなぜ竿の先にとまるのか? 童謡・唱歌を科学する

「赤とんぼはなぜ竿の先にとまるのか?」「ちょうちょはなぜ菜の葉にとまるのか?」

考えたこともありませんでしたが、童謡の歌詞には科学的な理由があって、赤とんぼには生命の維持のために竿の先に止まらなければいけない、のっぴきならぬ理由があるそうです。

ちょうちょはテキトーに飛んでいるのではなく、菜の葉にとまらなければいけない理由があるそうだ。

へぇ~~~~!

いろいろな「へぇ~~~」があったけど、「春の小川はさらさらいくよ」の小川は渋谷にあった川だったらしい。西武デパートのA館とB館をつなぐ地下の下水道が、春の小川からつながる川だったとは…。岸のすみれやれんげの花は一体いずこに…。

それにしても童謡の歌詞は奥が深い!何気なく歌っていた歌詞の一つ一つに意味がちゃんと存在しているのに感心しました。

1.夕焼け 小焼けの 赤とんぼ
  負われて 見たのは いつの日か

2.山の畑の 桑の実を
  小かごに 摘んだは まぼろしか

3.十五でねえやは 嫁に行き
  お里の 便りも 絶え果てた

4.夕焼け 小焼けの あかとんぼ
  とまって いるよ 竿の先

この本を読んだその日、何気なくTVでバラエティーを見ていたら、スマップと素人が合コンをする番組で、素人の女性がこの歌を歌ってた。
またシンクロニシティーに遭遇!


ドラッカーマネジメントにおけるリーダーシップ

2011-11-27 20:55:15 | 

「もしドラ」がはやって、ドラッカーが日本では時の人になりましたが、ドラッカーの言うリーダーシップには次の4要件が必要になるそうです。

リーダーの4つの要件

1)組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立すること

2)リーダーシップを、地位や特権ではなく責任と見ること

3)周囲からの信頼が得られること

4)リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである。

 

そして、リーダーとして絶対に欠如していてはならないものが、『真摯さ』。成果をあげる手法は習得することができるけど、真摯さだけは習得することができないもので、最初から持っていなければならないもののようです。

真摯さを欠如する者

1)他人の強みよりも弱みに目を向ける者

2)何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者

3)誠実よりも、頭の良さを重視する者

4)有能な部下を恐れる者

5)自らの仕事に高い基準を設定しない者

 

リーダーシップと言うと思い出されるのが、前職で一緒に働いたA氏。強いリーダーシップではなかったけど、「真摯さ」という点においては、お墨付きでした。その真摯な対応は、一緒に働く人間に感動を与えました。最初から持っている人だったと思いますが、私の目標です。


考えない練習

2011-11-27 01:11:04 | 

ジェノサイド

ジェノサイド、読み終わりました。590ページもある本で、超大型級のサスペンス。一言でサスペンスと言うよりも、SF、サイエンス、サスペンス、ミステリーと、全部ひっくるめてさぁどうだ!という感じ。日本とアメリカとアフリカで起きているそれぞれの事件が、同時進行で刻々と進んでいく様は、「24」のようでもあります。毎日の通勤電車の空間が、私の中でだけアメリカに飛んだり、アフリカのコンゴに飛んだり、また日本に戻ったりしていました(笑)。本の表紙にも出ているけど、これは人間の叡智をはるかに超越した生物との戦いでもあり、この生物に支配される地球の未来が示唆されるところは、その他多くのSFミステリーと同じ。こういう圧倒的なスケールの話を読んでいると、人間の考えていることなんてろくでもないな~と自分の存在のちっぽけさを感じます。面白かったのでおすすめ。

そんなことを考えていたら、もう一つの本に出会いました。

考えない練習

この本はヨガの先生に教えてもらったのですが、30代前半の住職さんが書いた本です。人間が考えることなんて所詮ろくでもないし、そんなことを考え続けていると、脳内ひきこもりになって、何をしていてもどこに行っても、自分の頭の中でグルグル思考をめぐらせているだけで、何も新しいことが入ってこないので、そんなこと考えるのやめちゃいなさいっていう本。

確かにね~、余計なことを考えなければ、人生もっとすっきり楽に生きられるのかもしれない。物を捨てることにも通じますよね。

そんなことを考えていたら、中学生の時に遊びに行った友達の家を思い出しました。その家はプレハブの長屋で、確か2Kぐらいの広さで家族5人が暮らしている狭い家で、中学生だった私の目から見ても、「えっ、こんなところに住んでいるの?」というような家だったんだけど、家の中が見事に片付けられていて、清潔感にあふれていて、感動したのを覚えています。物はないんだけど、風通しがよくて、日当たりが良くて、未だにあの家が私の理想。

あの時感じた感覚は未だに忘れられなくて、多分とても大事なものがあの家にはあったような気がします。あの感覚、大事にしようっと。


ときめきのむらさき

2011-11-14 23:28:40 | 

最近読んだこの本に影響されたのか、自分が「好きだ」と思うものに敏感になっておくって大事なことだなと思いました。

人生がときめく片づけの魔法

私の家の中にあるものは、自分で買ったものであるはずなので、当然「好きなもの」に囲まれているはずなのですが、結構そうでないものも多いんですよね。なんとなく違和感を感じながらも、でも使えるし、もったいないしでとりあえず取っておく。気がつけばタンスがパンパン。

この本の面白いところは、捨てるか捨てないかの判断をときめくかときめかないかで決めるところです。なんじゃそれ、そんな頼りない感覚で捨てられるの?と思うのですが、好きか好きじゃないかって結構はっきりしているものです。好きじゃないものは私にとってプラスにならないって思うと、今まで捨てられなかったものも捨てられます。これホント。なかなか爽快です。

好きなものにアンテナを働かせようと思っていたら、今週の会社のフラワーアレンジメントは、私の「好き」光線にピピッとひっかかりました。

色とりどりの紫グラデーションのアレンジメントです。気に入ったものを見ていると、なんだか嬉しいものです。

 

 


ニューファンドランド犬

2011-11-13 00:33:32 | 気付き

お茶の先生の愛犬、エビちゃんの紹介です。

 

ニューファンドランドという種類の犬です。おっき~いですよ。ワンと吠えるとその迫力は子犬のそれとは全然違います。エビちゃんはでっかいだけじゃなくて、しつけも完璧。大好きなりんごをもらう時も、いいよって言われるまで待ちます。えらいぞ、エビちゃん。

この犬と一緒に暮らす先生の1日は朝から晩までエビちゃんの世話に明け暮れているらしい。手間のかかり方もジャイアント級、おしっこもうんちも大量で、トリミングは1回3万円かかるらしいからビックリです。

でもこんなでっかい犬と八ヶ岳で遊べたら楽しいだろうな、最高ですよね。


お稽古は八ヶ岳で

2011-11-12 23:48:06 | 茶道ときもの

八ヶ岳にお茶のお稽古でやってきました。もちろんお茶のお稽古が目的ですが、せっかく八ヶ岳に行くんだから楽しまなきゃ損ということで1.5日たっぷり楽しんできました。

宿泊は、ダイアモンド八ヶ岳美術館ソサエティという会員制のリゾートホテルです。豪華なホテルで夕食と朝食がついて、1万円。温泉大浴場でリラックスして、洋食の夕食を楽しんだ上に、部屋で整体マッサージまで受けてしまいました。豪華3点セット。あー、極楽極楽

  

 

さて翌日はメインのお茶のお稽古。

グリーンピアという施設は厚生年金の保養所のことですが、グリーンヒルという施設もあることをご存知ですか?

グリーンヒル八ヶ岳は八ヶ岳、南アルプスを望む超豪華施設で、新宿区民の保養所だというからビックリです。新宿区民じゃないけど、「こんなところにこんな豪華な施設、いいわけ?」と言うのが正直な感想。

お茶室まで完備してあって、お道具も貸してくれて半日600円。う~ん、年間どれぐらいの利用があるのか知らないけど、600円の賃料で維持は大丈夫なのでしょうか?税金の無駄遣いが叫ばれている昨今、この施設の行く末が心配ですが、とはいえ、おかげさまで紅葉が楽しめて空気のきれいな八ヶ岳の麓でお茶のお稽古をすることができました。新宿区さん、ありがとう。

さてお茶のお稽古の次は清泉寮でソフトクリーム。20代の頃に清泉寮で、ソフトクリームを食べたのは何年前だっけ?昔食べた懐かしの味をもう一度と思ったのですが、残念ながら昔の感動が蘇ってこなかった。もはや味を楽しむというより、清泉寮に来たらソフトクリームというイベントになってしまっていて、バス旅行の客は、バスを降りたら切符を持って真っ先にソフトクリームに並ぶらしい。

 

お昼は「よう」という手打ちそばのお店で、おそばをいただきました。先生が「きれいなおそばね」と言ったのを聞き、おそばに「きれい」っていう単語を使ったことがなかったのですが、このおそばは確かに「きれい」っていう言葉がピッタリ。味もグッドで大満足。

 

そして小淵沢を代表するものと言えば、リゾナーレ。バブル崩壊で経営が行き詰った会員制ホテルを星野リゾートが引き継いで、再生させたホテルです。この日はピーマン通りにいろいろな露店が並んでいて、美味しいパンやジャムやりんごのワイン煮を買いました。

 

さて、肝心の紅葉。写真がない理由は実は天気が悪かったのです(がっかり)。霧の中から雰囲気は十分に感じることができたのですが、写真を撮るような景色にめぐり合えなくて残念。お楽しみは来年に持ち越しですね。


ドラゴンズ、日本シリーズ進出おめでとう

2011-11-06 23:37:10 | 気付き

ドラゴンズ勝ちましたね。ドラゴンズファンの皆様、おめでとうございます!

落合監督、結果出しましたね。

8年前に落合監督が就任したときに、「今の戦力で優勝する、でも面白い野球はしない」と言ったようです。

面白い野球をしないというところに、覚悟の深さが見えます。

結果にこだわる、大事なことですよね。

何事も結果。結果を出す!

この言葉は何度も繰り返し組織の中で言われている言葉なのですが、結果を出すことのやり方ばかりにこだわって、難しい理論を振りかざしている人が多いのですが、実はどこまで覚悟しているかということのほうが重要かもしれませんね。

落合監督、顔も怖いけど、はんぱじゃないですね。


アリとキリギリスの話

2011-11-05 11:28:13 | 経済

ヨーロッパで起きているアリとキリギリスの話

こつこつ働くのが大嫌いなキリギリスにお金を貸していたアリさんが、借金を半分におまけしてあげると申し出たところ、キリギリスは「その申し出を受けるかどうかは家族会議を開いてから決める」と言い出し、アリさんの堪忍袋の緒が切れて…、という事件が起きていたのは昨日のこと。

キリギリスとして一躍有名になってしまったギリシャの国民性はこんな感じらしいです。

・明るく楽観的で人が良い
・先のことを考えない
・時間を守らない
・仕事時間より休憩時間のほうが長い
・失敗すると他人のせいにし、立ち直りが早い
・すべてにおいてルーズなのに、金銭が絡むとうるさい

一方救済する側として、がんばっているアリさん大国ドイツは、国民にこんな比喩を用いて救済を納得してもらおうとしたらしいです。

ロードス島の空は灰色の雲に覆われていた。
どしゃぶりの雨の中、通りはひっそりと静まり返るばかり。
青い空と海を誇った楽園の地はいったいどこへいってしまったのだろう。
それもこれも、すべては時代のせいなのだ。
借金まみれの生活は悲惨極まりない。

そんな中、金持ちのドイツ人が休暇でロードス島にやってきた。彼は一軒の小さなホテルの前に黒光りするメルセデスを停めるとホテルへ入っていった。

ドイツ人はホテルの支配人に部屋を見せてくれるよう頼むと、おもむろに100ユーロ紙幣を取り出し、保証金としてカウンターの上に置いた。

ホテルの支配人はドイツ人にいくつかの鍵を渡した。

①客が階段を上って行くと、やにわに支配人は100ユーロ紙幣を掴み、隣の肉屋に走っていって、借りていたツケを支払った。

②肉屋の主人はその100ユーロ紙幣を持って農家を訪れ、未払い金を支払った。

③農夫はその100ユーロ紙幣を持って協同組合へ行き、借入金の返済を行った。

④協同組合の理事長はその100ユーロ紙幣を持って、酒場へと走って行き、自分の飲み代を支払った。

⑤酒場の主人はカウンターに腰掛けている売春婦の一人にその紙幣を差出した。彼は止まり木を提供する代わりにツケで何度かサービスを受けていたのだ。

⑥売春婦はホテルへと走って行くと、未払いの部屋代として100ユーロ紙幣をホテルの支配人に支払った。

⑦ホテルの支配人はその100ユーロ紙幣を再びカウンターの上に置いた。

ちょうどその時、くだんのドイツ人観光客が階段を降りて来て、その100ユーロ紙幣を財布にしまいながら、気に入った部屋がなかったことを告げた。
そして彼は颯爽とメルセデスに乗りこむとロードス島を去っていった。

◆誰かが何かを作り出してはいない。
◆誰かが何かを儲けたわけではない。
◆しかし関係者たちは皆、自分の負債から解放され、未来への展望を開くことができた。

さて、諸君、これで分かっただろう。
EU諸国によるギリシャへの金融支援策はこのように機能するのだよ。

大人な対応ですね。さすがはドイツ人。

ところでキリギリスがちゃんと働く日は来るのでしょうか?私が読んだディズニーの童話は、困っているキリギリスに心優しいアリさんが餌を与えて、キリギリスは自分の行為を反省してお礼にバイオリンを弾くというものだったと記憶していますが、実はオリジナルの結末は、キリギリスは餓死してしまうそうです。

21世紀の結末はどうなるのでしょうか?

 

 


大前研一による景気の話

2011-11-05 00:18:05 | 経済

とあるセミナーで大前研一氏の基調講演を聞きました。

景気は回復するのかどうかという質問に、一言ズバリ。

「回復しません」 以上終わり。何て分かりやすい!

日本人は世界第2位の経済大国になった経験があるので、待っていれば景気は回復すると思ってみんな待っているけど、景気はよくならないと断言。

理由は少子高齢化と民主党が作った1000兆円の借金、さらに国債は100%の確立で暴落し、ハイパーインフレ時代が到来する…。ヨーロッパのとある南の国で起きていることが、今度はイタリアに飛び火し、ポルトガル、スペインと連鎖し、アメリカは商業ビルの暴落とオバマ政権のばら撒き政策で沈没し、中国も不動産バブルが崩壊して沈没し、そして次は日本。世界中で同時多発テロならぬ、同時国債暴落が起きて、みんなで沈没する構図になるらしい。

なんとすばらしい未来かな。

こういう時代に何が起こるのかというと、車は持たない、家は買わない、子供に教育費をかけない。この3つをやらないと1億円ぐらいが浮く計算になるそうです。

車は持たずにカーシェアリング、家は借りて、子供はお金をかけずに鍛える。この考え方は最近読んだ「シェア」にも書いてありました。人々は物を所有するのではなく、サービスを買う時代になるそうです。

価値観の大変革ですね。さぁ、こういう時代にどうやって生きていこうかな?