今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

ツーリストキャンプにて

2014-08-30 21:03:25 | モンゴル

今回宿泊したのは、テレルジ国立公園内にある、ツーリストキャンプです。

ここにはツーリスト向けのキャンプがたくさんあり、そのうちの一つに2日間滞在しました。

 

室内はこんな感じで快適です。4人で一つのゲルなので、一人参加のSHISHIさん、みきちゃん、ぽこちゃん、私の4人で
ワイワイ、楽しい夜を過ごしました。

 

夜はストーブに薪を入れてくれるので、寒さ対策も万全です。
ただ、燃え盛っているときは暑いぐらいですが、火が消えるとひゅ~っと気温が下がるところが難点。
でも伝統的な暮らしを体験するには、やっぱりストーブです。

トイレとシャワーは別棟にあって、なんとトイレは洋式トイレでした。ありがたや、ありがたや。

そしてこのツーリストキャンプを運営しているスタッフの女性のみなさん

モンゴルの若い女性は背が高くてスタイル抜群。特に足が長くて足のきれいな人が多かったです。ウラヤマシイ!

メイクアップもバッチリで、その上巨乳。これポイントです。

女の私でも、朝からピッチピチの巨乳にどうしても目がいってしまい、おかげですっきり目覚めることができました(笑)


日本人女子にドン引きされた理由

2014-08-30 12:26:20 | モンゴル

昼間の草原で、羊の解体、ゲルの解体組み立てと、上半身の筋肉をきらめかせながら女子の目をくぎ付けにした
モンゴーさん。

夜のキャンプファイアーでも大活躍だったのですが、その姿に女子はドン引きしてしまったのです。

  

酔っぱらってゲルで寝ていた私は、その決定的瞬間を残念ながら見逃してしまったのですが、女子の話を聞くとこんな感じ。

「あんなに、ノリノリで踊る人だと思わなかった 

「腰をクネクネさせて踊っていた、幻滅 

「歌はうまかったけど、あんなに大声で歌う人だとは思わなかった、幻滅 

「あんなにお酒飲んで、陽気になるとは思わなかった、幻滅  」

キャンプファイアーでお酒飲んで歌って踊って、何がいけないんだ!(怒) とモンゴーさんは怒るかもしれませんが、
昼間の硬派な姿からは想像できなかったチャラ男ぶりが日本人女子の心をひどく傷つけたようでした。

ギャップが大きすぎたのかも。

女心は複雑ですね~、『あの人にこんな一面があったなんて…』、というギャップが好感度アップになる場合もあるけど、
キャンプファイアーを盛り上げようとした結果が、好感度を下げる結果に。あ~あ…。

日本人女子の理想は、「男は黙って語らず(高倉健)」 なのですよ~。分かってないな~。
腰をクネクネはあり得ないから、

そんな陽気でおおらかなモンゴル人がもう一人。

バスのドライバーのおじさん。

最終日に私たちツアー客は全員、彼が昨日までどんなパンツをはいていたかを見ることになったのでした。

これがそのムラサキのパンツ。

私たちが観光に出ている数時間の間に、あろうことか私が座っていた座席に、昨日洗ったパンツを干していたのです。

ギョギョ、何これ?

『パンツが半乾きだったから、日当たりのいいところにちょっと干しておいたんだよ、うっかりしてた、失敬失敬』
ぐらいの軽いノリでドライバーさんは悪びれる様子もないのですが、日本人の感覚からしたら、あり得なくない?

しかもムラサキだし。こんな派手なパンツを履くのかと、バスの中は大爆笑でした。

このエピソードからも分かるように、モンゴル人は相当おおらかな国民性のようです。

そういえば、朝青竜は、「横綱の品格がない」 とさんざん非難されたけど、モンゴルでおおらかにやんちゃに育った(であろう)
彼にとっては、「日本人の求める立派な人格の備わった横綱」 になるのは大変だったのかもしれませんね。


モンゴルの日の出

2014-08-28 00:04:50 | モンゴル

別に日の出を見るのはモンゴルじゃなくてもいいと思うのですが、モンゴルでも日の出を見てきました。

ところで日本人は何でこうも日の出を見ることにこだわるのでしょうか?不思議な民族です。

特にその傾向が顕著に表れるのは、観光地に行った時。山があれば日の出、海があれば日の出。
どうもこうも、これを見ないことには何だかすっきりしません。

そんな日本人が「明日の日の出の時間は何時?」と聞いたこところで、草原でのんびり暮らすモンゴル人からは
的確な答えが返ってくるはずもないのですが、「5時ぐらい」という答えを得て、それを真に受けた私たちは
4時に起きて4時半にゲルを出て、日の出が見える丘のてっぺんを目指しました。

我ながら、全くご苦労なことです…

 

真っ暗な中を懐中電灯の明かりを頼りに、教えてもらった日の出ポイントに到着したまでは良かったのですが、
待てど暮らせど一向に日の出の気配が見えない。

日の出予測時刻5時はとっくに過ぎ、かれこれ1時間

「ほんとにここでいいの?あっちの方が明るくなってきてるけど、あっちじゃないの?」

どうもおかしいと気付き、移動して別のポイントで待っているうちに、あたりは完全に明るくなり、普通の朝になって
しまってもまだ太陽が出ない。

「もう太陽出ちゃったんじゃないの?もしかして反対側とか?変だよね…」 一同不安。

『日本人はこんなところで朝っぱらから一体何をやっているんだ?』 とタオルを巻いた番犬も心配してついてきてくれました。

 

そしてようやくご来光

 

あ~、やれやれ。ようやく拝むことができました。日の出に感動というよりも、見ることができてすっきりしたって感じ(笑)

そして気が付いてみれば、朝の7時。私たちは何と2時間もここで日の出をじ~っと待っていたのです。お疲れ様。

仲間がいなければ、とっくの昔にあきらめて、ゲルに戻ってベットで二度寝していました(笑)
みんなの辛抱強さに助けられ、寒い中待つことができました。感謝、感謝。

ところで、よくよく考えてみれば、モンゴルは高地にあり、その上山の上から出る日の出を見ることになるので、
時間はかかって当たり前だったんですよね。

それにしても、誰だよ、5時って言ったのは?適当にもほどがあると思いません?


モンゴルのお茶とお酒

2014-08-25 00:52:25 | モンゴル

モンゴルでは紅茶が日常的に飲まれます。
コーヒーは最近になって一部の人が飲むようになったけど、まだまだ一般的ではないらしいです。

そして遊牧民のゲルを訪ねると必ず出されるのが、ミルクティーです。日本で飲むものよりもミルクの分量が
かなり多いので、色はアイボリー色で、甘くない(ちょっと塩っぽい)ミルクティーです。

  

そして似て非なるものがこれ。

 

馬乳酒という、文字通り、馬の乳から作ったお酒です。

朝搾乳した馬の乳を、牛の皮袋に入れて100回ぐらいかくはんして作るらしいです。
50回ぐらいだとあまり美味しくないと、ガイドは言っていました。100回がポイント!

味はかなり強烈で、ヨーグルトが発酵して酸っぱくなったって感じでしょうか。

アルコール度数は2~3度と聞いたので、お酒にあまり強くない私でも、これしきの量で酔っぱらうことは
ないと思ったのですが、数時間後にはこめかみがガンガンしてきました。

えぇ~、なんでだ?

そのせいで羊肉のディナーはほとんど食べれず、早々に引き揚げてゲルで休む羽目に。。。

お酒に強いメンバーは馬乳酒をお代わりしてガンガン飲んで、羊肉ももりもり食べて元気いっぱいだったのですが、
迎えた翌朝、突然の高熱に見舞われて体調を崩してしまったのです。

何が原因だったのかは分からないけど、馬乳酒はちょっと怪しいかも。
免疫のない日本人は、まずは様子を見ながら、ほどほどがいいのかもしれません。

写真は、次に訪れる悲劇を知らずに、どんどん飲みまくっていたツアーメンバーとのワンショット。 


遊牧民の食文化

2014-08-24 11:39:42 | モンゴル

遊牧民はおもに、牛、馬、羊、山羊、ラクダの5家畜を扱い、その中でモンゴル人が一番多く食べるのが羊です。

その羊の解体を目の前で見せてもらいました。生きている羊を殺すわけであって、『うわぁ~、残酷 、正視できない』
なのですが、これが人間が生きていくうえでの現実です。きれい事を言っていては生きられません。

そして特筆すべきは、モンゴル人の家畜に対する愛情ともいえる、解体の方法です。
モンゴル人は血を一滴も流さずに、家畜に与える苦しみをできるだけ軽減してあげる方法で、解体します。
これぞ、まさに職人技!

 

まず、羊のお腹に10センチぐらいの切り込みを入れ、そこから手を入れて動脈をカットすると、
泣き声を上げることもなく、抵抗もせず、わずか1分ぐらいで静かに成仏します。 南無阿弥陀仏…。

 

そして羊の毛皮を丁寧に剥ぎ取り、内臓を取り出して、内臓と肉に分解します。見ての通り血は一滴も流れず、
血は内臓と一緒にお鍋の中に収まりました。

モンゴル人はほぼ全ての部位を丁寧に、大切に食べるようで、捨てるところはほとんどないと聞きました。

解体は男性の仕事ですが、その後の処理は女性の仕事になっていて、ここから先は奥さんが丁寧に下処理をし、
腸に入っているものや、胃の中に詰まっている草などを丁寧に何度も洗って調理できるようにします。

解体をしてくれたのは、この家族の叔父さん(31歳独身)で、上半身裸で、くわえ煙草をしながら、寡黙に黙々と
解体作業を進めていく様は、これぞモンゴルの強い男、男の中の男! と女子の間での評価はうなぎのぼり!!
だったのですが、女心は複雑、この後彼の評価はあることがきっかけで下がってしまうのです(苦笑)

そしてこのお肉がどうなったかと言うと、レストランに持ち帰ってこうなりました。この日のディナーです。

 

モンゴルの羊肉は臭みがなくて、柔らかくて、塩ゆでしただけのシンプルな料理でしたが美味しかったです。

羊さんに感謝!

 


遊牧民の住居ゲル

2014-08-23 23:43:56 | モンゴル

遊牧民は円筒形のゲルと呼ばれる移動式の住居に住みながら、遊牧生活を行います。

  

 

ゲルの中には何が置いてあるのかと言うと、ほぼ何もないに等しいぐらいこざっぱりしています。

あるものは、鉄製のストーブとテーブル、ベット、そして箪笥、食器棚、以上終わり、って感じ。

こんなに何にもなくてどうやって生活するんだろうと思うのですが、その潔さにはあっぱれです。

物にあふれて断捨離だの、片づけの極意なんて本を買って、結局片付かなくて悩んでいる私たちの
やっていることって、何?

わが身に振り返ってみると、たった5日間の旅行なのに、スーツケースには物が一杯。

何かが間違っているような気がする…。

そして遊牧民を訪ねるツアーの一つの目玉商品は、ゲルの解体と組み立てショー。

彼らが実際に生活をしているゲルを目の前で解体して、その後また組み立てるプロセスを見せてもらいました。

 

 

 

 

蛇腹式の枠組みを上から覆っているのは、羊の毛で作ったフェルトです。このフェルトを冬は何層にも重ねます。
フェルトの上にビニールをかけて防水をし、さらに白い布で覆い隠し、周りを3本のロープで締めあげれば完成。

モンゴルのたくましい男性がやれば、解体組み立てはあっという間なのですが、これは相当な重労働だし、
金づちや釘を使うわけではないので、どれだけしっかりした頑丈なゲルを作れるかは、その人の力技に
頼っているっていう感じです。

モンゴルの遊牧民の男はたくましい!ジムで鍛え上げた筋肉ではなく、自然に鍛えられた肉体に女子は
釘付けになったのでした。


ウランバートル情報

2014-08-23 13:26:09 | モンゴル

モンゴルの首都、ウランバートル情報

モンゴルの人口は約280万人。そのうちウランバートルには現在約半数の130万人ぐらいが住んでおり、
どんどん首都に人が集まってきていると聞きました。1ヵ所にこれだけ集中する国というのは、世界的に見ても珍しいことらしい。

その過密化が始まったのは近年になってからなので、現在ウランバートル市は建設ラッシュでプチバブル状態です。

 

これは、ウランバートル市街のちょっと南にある、ザイサン・トルゴイという展望広場の周辺の写真。
高級住宅街としての開発が始まり、高い物件は1億円するというからビックリです。
しかも、ここで開発をしているのは、中国と北朝鮮のディベロッパーだと聞き、2度ビックリ。

北朝鮮はビル建設技術が高いとも聞きました。

日本人の私たちにはにわかには信じられない事実。ほんと?

日本人にとっての北は、敵国以外の何者でもないのですが、モンゴル人にとっての北朝鮮は敵ではなく、
どちらかというと好意すら感じているようなイメージ。

ガイドのグレさんのお母さんは、北朝鮮から韓国に亡命をはかろうとする脱出者にご飯を作ったりして、サポートをしていたらしいです。

そんなグレさんも、日本人拉致問題については当然批判的で、その点については変な国だと思っているようですが、
日本人の抱く感情とはかなり違いそうです。

ロシア、中国、韓国に挟まれて生きていくモンゴルの厳しい現状なのでしょうね。

そしてウランバートルで問題になっているのは、渋滞ラッシュ。

 

地下鉄も電車もないウランバートルでの移動手段は車とバスのみです。

意外なことに自転車やバイクはあまり走っていません。理由は冬に使えないから。
冬の気温はマイナス40度にもなるので、これらの乗り物は普及しないらしいです。

グレさんは自宅から6キロ先の会社に通勤するために、朝は2時間前に家を出るらしいです。こりゃ大変だ。

よって、ツアー中も次の目的地に到着するのがいつになるのか予測不可能。
「ここから15分ぐらいです」 と言っていたら、3分で着いちゃったり、その逆もしかり。

ちなみにですが、大渋滞のウランバートルの人口は130万人です。それに対して、新宿駅の1日の乗降者数は350万人。

日本の鉄道の能力はすごい!

モンゴルの車の70%は日本車だと聞きました。一番人気はトヨタのプリウス。東京よりもトヨタ車を見る確率は高かったです。
モンゴルもトヨタ自動車の最高益に貢献していたんですね。


世界の日本人妻は見た モンゴル

2014-08-21 02:47:39 | モンゴル

確か数ヶ月ぐらい前に放送された 「世界の日本人妻は見た」 のモンゴル編で、世にも奇妙な光景を目にしました。

それは新宿区出身の久子さんという遊牧民と結婚した日本人妻が、週末は旦那と息子と一緒にゲルでデールを着て遊牧生活をし、
平日は息子の学校のためにウランバートルにある近代的なマンションで、電化製品に囲まれた生活をするというもの。

『なんじゃこりゃ?』

そして、小学生の息子は、学校の授業参観で、「将来はお父さんのようになって草原で暮らすのが夢だ」 と語っていた。

マンションでテレビゲームやって、有名小学校に通っているのに、草原で遊牧が夢?

それを見て、お母さんの久子さんはわが子の成長にニコニコ顔。

なんだ、この奇妙なバランス感覚は?

と、めっちゃビックリしたのですが、モンゴルに行って、遊牧と近代化のバランスが分かったような気がしました。

 

まず、ウランバートルと遊牧民の暮らす草原地帯が結構近い。ウランバートルの中心から車で30分~1時間ぐらい走れば、
あっという間に草原地帯に早変わりするのです。

これを東京に例えると、東京駅から新宿あたりでコンクリートの建物がなくなり、中野辺りから草原になるっていう感覚でしょうか?

要するに、遊牧をやっている人たちも、実はすぐ隣にある近代的な街にも日常的に通っていて、良く知っているということです。
その上で、あえてウランバートルを避けて、のんびりした草原の遊牧生活を選んでいるというイメージを受けました。

なので、ゲルに住んでいる遊牧民は、貧しい生活を強いられていると言うわけではない(なさそう)
よって、大人も子供も悲壮感ゼロ。お腹の底から陽気で明るくて、エンジョイ草原ライフなのです。

   

お風呂がなくても、トイレがボットンでも、テレビも冷蔵庫もなくても、それでも草原での伝統的な生活の方がいいという感じ。

こんな草原ライフをしていても、子供の教育にかける熱意は並々ならぬものがあり、子供の将来の選択肢を広げるために
教育は不可欠と考える親が多く、就学率も高いと聞きました。

だから久子さんの息子も、ゲルと都会を往復する変な生活をしながら学校に通うわけです。

実際、私たちが訪問した遊牧民の9歳の少年も、9月になって学校が始まると、おじいちゃんの住んでいるウランバートルに移り、
親とは離れて暮らして、学校に通っているって言っていました。

なるほどね~。

実際、ウランバートルに戻り、車の洪水とクラクションのけたたましい騒音の中にいると、私ですら、静かな草原に戻りたい気持ちが
芽生えてきました。

都会の小学校に通っていても、『将来はお父さんのような遊牧民になりたい』 という子供の気持ち。
なるほどね~、ちょっと分かりました。


モンゴルの満月

2014-08-20 01:11:13 | モンゴル

モンゴルでのアクティビティと言えば、乗馬と満点の星空

なのですが、

私たちが夜空を見上げたその日は満月で、煌々と夜空を照らす月明かりの陰に星たちは隠れてしまいました。 

残念。

でもお陰で満月の神秘的な美しさを楽しむことができました。

この写真はツアーで一緒だったSHISHI さんが撮ったもので、ため息が出るぐらいきれいな写真です。

 

 

 

裸眼で見ていた景色よりも、写真の方がきれいなぐらいです。写真の力ってすごい!

満月の光と雲と空の色が織りなすハーモニーに酔いしれました。