今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

モンゴル人に聞いたこと

2016-03-29 00:47:20 | モンゴル

2014年の夏にモンゴルツアーで一緒になったメンバーとモンゴル会を結成して、年に2回~3回ぐらい会っています。

 

今回は、代々木公園でお花見をした後に、イタリアンレストランで2次会をしました。

モンゴルに行ったときに、ツアーガイドをやってくれたグレさんも参加です。

グレさんは日本滞在歴6年、日本語も流暢で、日本を楽しんでいるのかと思っていたのですが、モンゴル人が日本で生きていく大変さや悩みを聞いて、なるほどな~といろいろ考えさせられました。

タイムリーに朝青龍が舞の海に対して暴言を吐いて問題になったり、白鵬の千秋楽での勝ち方に苦言を呈する人がいたりしますが、これはモンゴル人としてのアイディンティーを失わない朝青龍と、日本人に近づこうとする白鵬の違いが明確に現れているような気がします。

グレさんの話によると、モンゴル人は朝青龍が大好きで、今でも人気が高いそうです。理由はその時に思ったことや感情をそのままあらわすから。モンゴル人はこういうわかりやすいタイプが大好きで、愛すべきキャラクターらしいです。一方で白鵬は、感情をあまり表に出さないので、モンゴル人には人気がないらしいです。

日本で生活しているグレさんは、ここに日本で生活することの息苦しさがあるといっていました。

グレさんも日本で暮らしていく一つの術として、感情を出さないことを覚えたようです。会社の人ともうわべだけで付き合い、イラッとしても怒ったりするとみんなに迷惑が掛かるので、押し殺して静かにしているそうです(笑)

日本人は言っていることと、思っていることが全然違ったり、表面的には仲がよさそうでも実は違ったり、ストレートに思っていることを言わないところがモンゴル人にはなかなか理解できないところらしいです。

確かに思い当たることはたくさんあります。

グレさんは日本社会でうまくやっていくために、感情を抑えて当たり障りなくやっている自分が嫌いだと言っていました。そして自分はモンゴル人で、モンゴルが好きでモンゴルに帰ってモンゴルのために役に立ちたいという気持ちにたどり着いたようです。

日本人も、一度外に出ると、こういう気持ちに気付く人は多いですよね。モンゴル人も同じなのですね。

朝青龍はモンゴル人として横綱となり、白鵬はモンゴル人を捨てて横綱になった人なのかもしれないですね。そうやって考えると、朝青龍の暴言も理解できるような気がするし、白鵬の涙の裏には相当な葛藤や苦労や悩みがあるのでしょうね。

話は変わりますが、グレさんの今だから告白できる懺悔には驚かされました。
ツアーガイドをやったのは、私たちのツアーが初めてで、実は乗馬は1週間前に2日ほど練習して何とか乗れるようになり、羊の解体ショーもゲルの解体も初体験だったらしいです。

「うっそ~~~~、だって羊の手足を押さえて、解体を手伝っていたじゃん」

「いや~、こうやってやるのかと初めて見て、びっくりしていました」

自由に生きているモンゴル人、うらやましい!

 


シカゴでトレーニングを受けて思うこと

2016-03-23 23:21:03 | アメリカ

シカゴではこのようなセミナーに参加しました。

後姿の写真しか撮れなかったけど、真剣さが写真からも伝わってきますよね。

私が勤めているのはアメリカの会社ですが、ここに集まっているのはアメリカ人だけでなく、
メキシコ、ブラジル、コスタリカ、ルーマニア、ドイツ、イギリス、フランス、
アジアからは中国、シンガポール、そして日本人が参加しました。

同じ会社で働く仲間であり、給与をもらって、組織の利益という目的のために働く
ということは、国や民族や宗教を超えて、仲間意識を持つことができます。

国家間では争っていても、民間レベルでつながるというのは、こういうことなんでしょうね。

国家レベルでも、こういう教育を受けて、世界平和のために一致団結なんてことができれば、
テロが起きない世の中になるのでしょうか?

今回アジアからは5名が参加し、中国人、シンガポール人と2週間弱、朝から晩まで一緒に
過ごしたのですが、アメリカにいると、アジア人という共通項で、不思議なつながり感を感じました。

世界規模で考えると、日本として中国と勝ち負けを争うということよりも、アジアとして
勝てればいいんじゃないか?という感覚になりましたね。

アジアという国で働く一人という感覚。

自分の中でちょっとしたパラダイムシフトが起きました。

 


シカゴ観光スポット

2016-03-21 00:56:23 | アメリカ

週末は好天に恵まれたので、シカゴのダウンタウンの観光スポットを駆け足で回ってきました。

NAVY PIERと呼ばれる場所で、ミシガン湖とダウンタウンのビル街を見ながら、デートする場所です。
お台場や横浜って感じですね。

  

観光客にとって、シカゴのダウンタウンで安い駐車場を探すのは結構大変です。
実は駐車料金は東京並みに高い!2時間で40ドルぐらい取られるのです。
これには、中国人もシンガポール人も日本人も、「高すぎる!」とビックリ!
ようやく見つけた駐車場がここNavy PIERにありました。夜10時まで停めて20ドル。
ダウンタウンまでは20分ぐらい歩きますが、仕方ありません。

Navy PIER から歩いて、歩いて、歩いて、到着したのが、ミレニアムパークと呼ばれる場所です。
広い公園の中に、オブジェや建築物が並んでいます。

 

これがシカゴに来た観光客は必ず立ち寄って写真を撮る、BEANと呼ばれる球形のオブジェです。

 

BEANの表面に写ったビル群が近未来都市みたいで、これは Cool !! でした。
BEANの下に入って、天井を見上げて写真を撮ると、摩訶不思議な映像になりました。

そしてその隣にはスケートリンク。

 

ビルの中にあるスケートリンク、こういう光景はアメリカ的ですよね。

そしてこちらはハイテクなPublic Art と呼ばれるアートのオブジェです。

 

コンピューター制御されていて、顔の表情がどんどん変わります。近くで見ると、壁の表面に
チップみたいなものがずら~っと埋め込んであって、間違いなくハイテクなアートですが、
顔の表情が怖すぎません?

そしてジョンハンコックタワーから見た、シカゴの夜景。

 

シカゴダウンタウン満喫な1日でした。


 


シカゴ美術館

2016-03-20 09:19:44 | アメリカ

アメリカの3大美術館の一つである、シカゴ美術館(Art Institute of Chicago) に行きました。

そんな超有名な美術館であれば、誰でも知っているだろうと思っていたのですが、バスの運転手に、
「このバスはシカゴ美術館に行きますか?」と聞いたところ、「どのシカゴ美術館だ?」とぶっきらぼうに言われ、
びっくり仰天。

『どのって、シカゴ美術館よ、有名な、知らないの?』
このバスの運転手は使えないと思って、別のバスの運転手に聞いたら同じことを言われました。

「どのシカゴ美術館に行きたいんだ?」

2回も言われると、さすがに変だということに気付き、その時初めてシカゴにはいろいろ美術館があることを知り、
シカゴミュージアムではなくて、アートミュージアムと言わないと通じないことが分かりました。

これは「地球の歩き方」の製作者に文句言いたいですよね。

東京に置き換えると、私は、「東京美術館に行きたい」と言っていたのと同じこと?
そりゃ、現地の人にとっては、「何言ってんだ、この東洋人のおばちゃんは?」になっていたのでしょうね、ああ恥ずかしい。

さて、海外の美術館で嬉しいのは、写真が自由に撮れることです。なんで日本はダメなんですかね?
特許権の侵害なのか、フラッシュが絵画を劣化されるからだめなのか、何なのかよくわかりませんが、
海外でOKなことが、なぜ日本ではNGなのか、理解に苦しみますね。
これは外国人観光客には絶対不評だと思います。観光立国を目指すんだったら、制度改正するべきだと思うのですが。

それはさておき、もう二度と行けないかもしれないと思い、いっぱい写真を撮ってきました。

 

クロードモネ 「睡蓮」      ゴッホ 「Drinkers」        

   

 ルノアール「二人の姉妹」     ロートレック    ピカソ「老いたギター弾き」

 

 ジョルジュ・スーラ 「グランド・ジャット島の日曜日の午後」

 

 エル・グレコ 「聖墓被昇天」

  

 アンディ・ウォホール 「リズ#3」   モディリアー二『ジャック・リプシッツとその妻』

 

アンリ・マティス「川辺の水浴者たち」   アンリ・ルソー

さすがは、3大美術館、贅沢な名作の数々を惜しげもなく一堂に見せてもらえて、大満足でした。


2月のシカゴ

2016-03-14 21:37:30 | アメリカ

日本は季節外れの寒い日が続いていますが、シカゴの2月はこんな感じです。

 

これは私が想像していた通りのシカゴ、雪が積もって、見るからに寒そうです。(実際寒かった)

そして1週間後のシカゴは激変を遂げました。

 

 

快晴!気温10度以上。どうなってるの?

アメリカ人の不思議なところは、いきなり半袖になるところですね。

実際、寒くないんでしょうかね?それともやせ我慢?アメリカ人になって感じてみたいところです。

アメリカも異常気象なのかしら?