今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

森永卓郎の話

2014-04-29 23:33:16 | 経済

2週連続で経済評論家の話を聞きました。

今回は、竹中平蔵氏の天敵(?)と言われている森永卓郎氏。

この二人は、ぜーったいに意見が合うことがないらしく、テレビでの共演は、今まで一度もないらしい。
竹中氏が断ってくるか、竹中氏が出演を承諾すると、森本氏が落とされるらしい。

どうも力関係は、竹中氏が優勢?

日本経済の考え方は違っても、話術、滑舌の良さは、甲乙つけがたいものがありました。
笑いも取るし、おちも入れるし、間の取り方、絶妙!さすがです。

さて、経済の話。

庶民派の森永氏の話は、庶民の私でも、「そこにこだわるか!?」という鋭い指摘(笑)

例えばQBハウス。1000円のカットが1080円になったと、怒り心頭で息巻いていました。

『だって、消費税8%だから…』 と、私なんかはすぐに騙されちゃうけど、確かに良く考えてみると
消費税5%から8%に上がったのだから、3%の上昇で1030円になるはず。

同じようなことは今日行った地元の美容室でも起こった。
今までは消費税込みで6000円だったのに、今日は6480円も取られた。

私も納得いかない。森永氏に軍配だ!

マクドナルドのハッピーセットは360円が430円になり、吉野家の牛丼は280円から300円に。

10円単位の話なんて大したことないじゃん、じゃなくて、これは一大事。
要するに、これらの便乗値上げがそこらじゅうで始まるらしいです。

森永氏の話によると、物価はじわじわと4%まで上昇するのに対し、給料は何十年ぶりの
ベースアップで一部では沸きかえっていたにもかかわらず、結局のところ国全体で0.5%程度らしいです。

ということは実質賃金は3.5%下がる。

よって日本経済は7月以降年末までどんどん悪くなる、というのが彼が予想しているシナリオ。

そして悪くなると、日銀は12月に更なる金融緩和を発表。

その結果、2015年は60%の確率で、バブルが始まる、と言っていました。
これは歴史的に見ても、1985年のプラザ合意以降バブルが始まった時の動きに似ているらしいです。

本当にそうなるかどうかは別として、今年の7月以降はじっくりウォッチする必要がありそうです。


竹中平蔵の話

2014-04-18 00:55:11 | 経済

3日間のセミナーフェスタの初日のトップバッターで登壇したのが、竹中平蔵氏。

「こんなすごい会場だとは知らずに、今朝は国会議事堂から来ました」と言って、話し始めたのですが、
さすがは元大臣。滑舌の良さとテンポのいい話術は、さすがですね。

竹中氏の話はアベノミクスを中心に日本経済の今後についてだったのですが、日本経済が本当に
回復するには、アベノミクス『3本の矢』 の残り1本半を飛ばせるかどうかにかかっているようです。

特に3番目の矢の『成長戦略』、これがうまくいかないと、日本の株式市場に15兆円を投資している
外国人投資家がさぁ~っと手を引いていき、大暴落が起きる…、かもしれない。

15兆円も投資している外国人投資家は、それはそれは真剣に日本の動きを良く見ているようです。

怖いですね~。

日本の岩盤規制を緩和することができるのかどうか、そしてこの夏の法人税の減税が一つの山場になるようです。

そんな厳しい日本経済の未来ですが、希望の星があります。

それが2020年の東京オリンピック。

東京の街とインフラは1964年の東京オリンピックの時に作られたものがベースになり、その後50年間の発展の
基礎になっているようです。

東海道新幹線、モノレール、ニューオータニ、ホテルオークラ、青山通り、冷凍食品、現在のトイレのマーク、セコム
等々、これらは東京オリンピックの開催前に作られたようです。

そう考えると、東京オリンピック投資は成長戦略の一因となりそうです。

2020年まであと6年(自分の年を考えると恐ろしくなりますが)、東京の街の何がどう変わっていくのか、
じっくり観察しようと思いました。

 


アンソニー・ロビンス

2014-04-16 14:23:05 | 自己啓発

アンソニー・ロビンズ初来日イベント

幕張メッセで4月11日から13日まで3日間に渡って行われた、アンソニー・ロビンスのセミナーに参加してきました。

日本初来日、なんと参加者は日本全国から集まった7000人!ドッヒヤ~。
チケットは末席で7万円 (私は早割で買ったので、5万円ぐらい)VIP席は100万円!

でも驚くのはまだ早い、アンソニーはこの後、上海に飛んで同じセミナーを行うらしいのですが、
上海では1万人集めたそうです。チケットは東京よりも高くて10万円とか。

ということは、日本と上海で興行収入17億円ぐらい?ローリング・ストーンズよりもすごいかも。

アンソニーは身長2メートルの巨人なのですが、その恵まれた体格から繰り出されるエネルギーに圧倒される2日間でした。

私は人より多くいろいろなセミナーに参加していると思うのですが、セミナー=座学 という常識を覆す内容で、
そのスケールの大きさには仰天。

まず朝は大音響の音楽の中で、7000人全員がスタンドアップで踊って、叫んで、周りの人とハイタッチして、ハグして

イェーイ と何度も叫んで始まります。

踊って騒いで声を出すのに意味はない、とにかく体全体を使って叫べ~~~ というプラクティス。

不思議なもので、最初は「どうしちゃったの、みなさん???」と引き気味だった私も、声を出し始めたら
どんどん大きな声が出るようになりました。最近、絶叫した経験なんてありますか?
そして声を出すと、体も動くようになり、ノリノリになれます(笑)

声を出すって、実はとっても大事なこと。大声を出すことによってエネルギーで満たされていく感じがするから不思議です。

今回のセミナーでの一番の収穫は、

Emotion created by motion

を体感することができたこと。

何をするにも、心の状態が健全でエネルギーで満たされていることが大事だけど、それは動くことによってもたらされるという感覚です。

 頭と心と体は一つのボディ。言葉では分かっていても、なかなか体感できなかったところを教えられるアンソニーはすごい!

そしてエネルギーで満たされてくると、自分の基準を上げられる感覚になります。

「こんなちっぽけな成功で満足しているのは私じゃない、私はもっと成功できる!オ~~~(雄叫び)」 という感覚。

「自分の可能性にリミットをかけているのは自分だ」、という事に、会場のエネルギーの助けを借りて気づかされました。

 あの、決して変な薬を飲まされたわけではなく、おかしな宗教団体でもないのでご安心くださいね。
変なこと言っていると思うかもしれませんが、大丈夫、まともです。(だと思う)

高いお金を出して全国各地から集まってくる人たちの学習意欲の高さには感銘を受けました。
この7000人の中から、日本を変えていく人材が育っていくのかもしれませんね。

歴史的イベントに参加した1名として、私もがんばろうと思います!(決意表明)

 


褒めるということ

2014-04-09 00:26:30 | 気付き

私自身、子どもの頃から褒められたことによってモチベーションが上がり、
それによって能力が開発されたという経験が、記憶の中にほとんどないため、
大人になってからも、褒められることに対するリアクションが下手くそだし、
誰かを褒めることもどうも苦手。

仕事上で人材育成に深く関わっていて、

「良いパフォーマンスについては、タイムリーにフィードバックを与え褒めましょう」

なんて言っている割には、自分が出来ていなかったりします(反省)

その反面、評価があまり良くない人については、欠点ばかりを見てしまったり。

社員の人材育成もそうだけど、子供の教育もそうだよな…、と思うようなメルマガを
見つけました。

~中略~

自分の子供が、
得意科目で「A」をとり、
苦手科目で「F」をとった場合、

その親に対して、
「親としてどちらに関心があるか」という質問を行いました。

その結果は以下の通り。


【日本】    Aを重視する 18%/Fを重視する 43%

【中国】   Aを重視する 8% /Fを重視する 56%

【アメリカ】 Aを重視する 7% /Fを重視する 77%


どの世界を見ても、

【「得意科目のA」でなく、「苦手科目のF」に関心がある】

ことがわかります。


「得意科目ができたね、すごいね!」

でなく

「苦手科目がまたダメだった・・・欠点を直そうね」

と世界共通でなりがちなようです。



■これは心理学的な話なのですが、
ポジティブな要素と、ネガティブな要素が同時に存在した場合、

人は、

【ポジティブな面よりも、ネガティブな面に注目する】

という傾向があるそうです。
 
だから、自分が意図せずとも、つい

「欠点」に目がいきがちになり、
「褒めること・認めること」が疎かになってしまう。

良い悪い関わらず、
多くの人がそうなってしまう、というは事実とのこと。
 
~中略~
 
 
これは思い当ることのある話です。
 
扱いにくい人材、例えば製品知識はぴか一なんだけど、対人能力が悪すぎ、
なんて人材は、どうしても問題点ばかりを見てしまいます。
 
「あなたのここは問題だから、こう改善しろ!」と言って改善を求めるのですが、
思うようにはいかないのが世の常。

いいところをちゃんと褒めているだろうか? と自問させられました。


観桜会

2014-04-03 00:04:06 | 東京

日帰りで京都に行って桜見てきました~

 

というのはウソで、京都の庭園のように見えるお庭は、実は六本木にあります。

夜の街、六本木の歓楽街から鳥居坂をしばらく歩いたところにある、国際文化会館のお庭です。

京都の造園家が作った、ミニ京都。

ネオンギラギラの六本木の裏には、日本庭園。

東京の奥深さを感じました!