今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

中国人は面子が命

2013-07-29 00:29:03 | 気付き

中国人は面子が命と言われます。

中国人は「面子が立たない」という表現を lose face という英語を作って、勝手に使っていると以前聞いたことがありますが、
それほどまでに面子は重要。面子のために、たとえ破産しても、故郷に土産を買ったりするらしいです。

そこまで彼らが大事にする「面子」って何?と疑問に思っていたのですが、それに関する面白い記事を見つけました。

(前文省略)

「うそ」に対する感覚がそもそも違います。

日本には、「うそつきはどろぼうの始まり」
という言葉がありますが、
中国では、「うそがばれるのが間抜け」
という感じだそうです。

「うそ」という感じではなく、
「言い逃れをしている」という感覚だそうです。

また、「依頼している明日までの仕事は大丈夫?」
と中国人に質問すると、ほぼ全員が
「没問題」
問題ないと、回答します。

ところが、よくよく聞くと、
問題ないという事実を伝えているのではなく、
「問題ないようにするつもりです」
という意思を表しているのです。

ですから、翌日依頼された仕事ができていなくても、
「うそ」をついた訳ではないのです。

ミスや他人の意見、自分の実力を
受け入れることに壁になるのが「面子」です。
中国人は「面子」を重んじると
聞かれたことがあるのではないでしょうか?

そこで、「面子」よりも重要なことがあるよね、
「面子」を一旦脇において仕事を考えると
いうアプローチを提案したところ、
中国人メンバーから、
それはありえないです!と言われました。

日本人の語感で捉えている「面子」と、
中国人の「面子」は違うというのです。
日本人の感覚でいうと
「人格」にあたるのではないかと指摘されました。
確かに、人格と捉えると、
「人格をちょっと脇に置いといて、
 仕事について考えましょう」
というアプローチはできません。

(省略)

私の上司は中国人(女性)ですが、今まで彼女と意見の食い違いや、意志疎通の難しさを
感じたことがないので、全ての中国人が同じだとまとめてしまうのは危険だと思いますが、
でもこの感覚の違いは大きいですね。

文化を理解する努力がお互い必要、ですね。


名古屋めし

2013-07-27 01:15:23 | 国内旅行

名古屋出張で、名古屋めしを満喫しました。

お昼に食べたステーキセット2500円也。(出張なのに自腹、トホホ)

大須にある知る人ぞ知る隠れ家のようなお店でした。中日の選手も通っているとか。

http://www.steak-sakai.com/index.html

それから味噌煮込みうどんと言えば、本家 山本屋。何年ぶりかでお店で食べました。

 

蓋をお皿にして食べるのが通ですが、それってどうも食べにくくて、うまくいかない。
あんまり具も入っていなくて、みそとうどんを食べるって感じですが、濃厚だけどシンプル。
やっぱりこれは名古屋人にのみ好まれる味なのかな?


初めての海外旅行

2013-07-20 00:56:49 | 気付き

姪っ子のりさちゃん、アメリカに向けてテイクオフ!

半年以上も準備期間があったのに、間際になって、準備不足が発覚し、最後の最後までバタバタだったけど、
何とか機上の人になったようです。

はぁ~、やれやれ。

16歳の一人旅、今頃緊張で心臓バクバク、寝るどころじゃないんだろうな。


ところで私が最初に行った外国はカナダのバンクーバー。大学2年生の時です。
ライオンズクラブの交換留学プログラムに運よく入れてもらうことができ、連れていかれた先がバンクーバー。

飛行機には同じプログラムで参加する学生が10人~15人同乗し、修学旅行のノリでバンクーバー空港に着くと、
あちらこちらに出迎えに来たホストファミリーが名前の書いてあるカードを持って待っていました。

あっちでもこっちでも感動の初対面をやっている中、私のホストファミリーはどこだ?と出会いの期待に
胸を膨らませてキョロキョロしていると、「Are you Yuko?」と声をかけてきた一組の夫婦発見。

『あ~会えた、良かった~』 とホッと安堵するはずが、私の場合は想定外の出会いに、目が点。
その時の私の顔を誰かが写真を撮っていたら、きっと鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていたんだろうな~。

だって、私のホストファミリーは、頭にターバンを巻いた南アフリカウガンダ出身のお父さんと、サリーを身にまとった
インド人のお母さんだったのです。

まじ……。

そういえば手紙の名前が読みにくい名前で、変わった名前のカナダ人がいるんだな~ とは確かに思ったけど、
私の貧相な経験では、まさかそれがインド人につながるとは想像すらしなかった。

それからの私の3週間は、カナダに来たのに、何でインド?という不思議な生活が始まったのでした。

お父さんはコンクリート会社を経営している社長さんだったので、自宅は大豪邸。家の中に螺旋階段がある家なんて
生まれて初めて見た。

敬虔なベジタリアンなので、肉も乳製品も一切ダメ。アルコールも飲まない。食事は3食辛くないカレー。
買い物するところはインド人街。遊びに来る親戚友人も全部インド系。家の中でも車の中でも、インドの音楽が流れ、
鼻歌までインド。

最初の海外でここまで特殊な経験は中々できるものではない?ですよね(笑)

ありきたりな観光旅行では満足しなくなってしまったのは、この最初の経験が大きいのかも…。

しばらくこのファミリーとは連絡を取り合っていたけど、いつの間にか途絶えてしまったのは残念。
どうしているのかな~?

りさちゃんの16歳の大冒険に自分の遠い昔の記憶がよみがえってきました。

がんばれ~、未来の星。


マインドマップ

2013-07-17 22:56:26 | 気付き

マインドマップを使って、会議運営についてのセミナーに参加してみました。

すご~く頭使って複雑なことやったみたいだけど、実はそうでもない。
思いついたことをズラズラ書き連ねていくだけなんだけど、短時間で結論まで到達。

食わず嫌いで、あまり真剣にやろうと思ったことは今までなかったけど、
理論的に物事を考えるのが苦手な私には適している手法なのかも。

ちょっと極めてみようかな。

 


不格好経営

2013-07-15 00:54:59 | 

不格好経営―チームDeNAの挑戦

南場さんの魅力が余すところなく書かれた本で、成功ストーリーでもあり、失敗ストーリーでもあり、
南場劇場に出てくる参加者が生き生きと描かれていて面白い。

そんなユニークで優秀な逸材を集めてチームを作ることができたのが、DeNAの成功の鍵なのかも。

南場さんの魅力に引き寄せられた人たちが、南場さんと一緒に面白い会社を作ろうというエネルギーが
感じられる本です。

ベンチャーのサクセスの経緯も面白いけど、こんなに個人の人間としての魅力が感じられる本も珍しい。

南場さんの生の講演を聞きたい場合は、下記のURLからグローバル・ウーマン・リーダーズ・サミットの講演を
聞くことができます。

http://channel.nikkei.co.jp/business/gwls2013o/4763/

最初はFacebookのCEOシェリル・サンドバーグの講演でその次が南場さん。
この二人の価値観の違いがめっちゃ面白い。

お勧めです。(でも早く見ないと消去されるので、お早めに)


後光の差している修理屋

2013-07-13 20:26:23 | 気付き

駅前にある修理屋さんでパンプスのヒールのゴム部分の交換をしてもらい、ある日の朝、新しいヒールで家を出て歩くこと30秒。
ヒールの音が急に変わり、「あれっ、何か変?」と思って靴を見たら、見事に交換した部分が取れていました。

「なんだよ~(怒)」 と朝から気分最悪!仕方がないのでそのまま会社まで行ったけど、その間ず~っと気分悪っ!

「履いて30秒はないんじゃない」と、頭に来て、その日の夜にもう一回修理屋さんに行って、惨状を訴えました。
当然、交換してくれるはず、というつもりで話をしたら、あろうことかその店の店員は、

「これはうちの過失ではないので、直りますけど、再度お支払いただきますが、どうしますか?」 とのたまいやがった。

「はぁ、でも30秒しか歩いてないんですよ。それで取れたのにお宅の過失ではないんですか?」

「ですから、ヒールの交換には……」と部品を持ってきて、自分の過失じゃないとぐだぐだ説明を始め、一言も謝らないその態度にますますむかついた。

「そうですか?お宅の過失じゃないっていうんですね。こちらの本社はどこですか?」

「本社はここです。私が経営者です」

「…… (怒り心頭)、そうですか、もういいです」

『もういいです』 とは言ったものの、あんまり頭に来ておさまりきらない。

どうやって復讐してやろうか、HPに投稿してやろうかと思って探したら、HPがない。
こうなったら消費者センターに言いつけてやる、それか商店街の管理組合に苦情申し立てしてやる。

いろいろ画策しながら、毎朝その店の前を通るたびに、キッと睨みつけて、『みなさ~ん、この店最悪ですよ、絶対やめた方がいいですよ』
と心の中で叫びながら、むなしい一人芝居をしてみたけど、全く意味なし!ばかばかしい。

どうやってこの怒りに折り合いをつけようか…、と思いながら1週間。

とりあえずこの靴を履ける状態にしよう、と思って別の修理屋に持っていったら、驚くべきことが起こりました。

なんと、無料で修理してくれたのです!

予期せぬ展開に、「えっ???」と、驚く私をよそに、「取れちゃったんでしょ、料金いいから」 とにっこり笑って、
別の作業に取り掛かかるオジサンの頭の上に後光が差しているのが見えました。

あんまり感動したんで、ケーキでも持っていっちゃおうかと思いましたよ。

それにしても、何たる対応の違い!

自分が修理した靴じゃないのに、ただで修理してくれるオジサンと、自分が修理した靴なのに、もう一回金払えというインチキ修理やの店主。

「そんなつまんないことでいつまでも怒っているのはおやめなさい、私が直してあげたから」 と後光のオジサンが思ったのかどうかは分からないけど、
捨てる神あれば拾う神あり。

やっぱり明日ケーキ持っていこうっと。


瀧山寺と運慶

2013-07-07 02:12:35 | 国内旅行

こちらは愛知県岡崎市にある瀧山寺です。12世紀の建造物です。

 

ところで瀧山寺に行ったことはあっても、宝物殿を見たことのある人は地元の人でも少ないのでは?

実は私も初めて行きました。

行ってみてビックリ。運慶が作ったとされている、観音像が3点、展示室(というよりは倉庫?)の中にむき出しの状態で並べてありました。

そのうちの一体の体内には、源頼朝のものであるらしい歯とあごひげが小箱に入った状態で体内に埋められているというからビックリ。
X線で体内を覗いたところ、確かに確認されたらしい。

ところで数年前に運慶作の仏像がクリスティーズに出品されて12億5千万円で落札されたらしい。その仏像は高さわずか66㎝。

私の目の前にある聖観音像は174㎝の巨大なもの。

「えぇ~、ってことはこの観音像はいくらぐらい?」

「さぁ、値段を付けたことがないから分からない」(解説員)

「もちろん、保険とかかけているんですよね」

「いいえ、何も…」

「え~~~~」

これには一緒に行ったダンテ君もビックリ。クレージーだと仰天していました。

ショーケースに入っているわけでもなく、むき出しのままでさらけ出されているのに、写真は撮っちゃいけないという。
なのに保険もかかっていない。

何かがおかしくないですかね~。

運慶の作品を目の前で見て感動したと同時に、無事でいてくださいと祈るような気持ちになりました。

 

 宝物殿に行かれる方は、土曜日がお勧めです。この日だけ解説員がいて、丁寧に説明してくれます。