今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

ペーター

2010-08-23 22:24:10 | 家族

あっ、やばい、みつかった



そーっと、そーっと、後ろ足で、ずりずり逃げてやれ



逃げてるつもりが、耳かくして頭隠さず



もういいや、めんどくさい。
あー、リラックス、リラックス。
フローリングは気持ちいいねぇ。


谷川岳アタック成功

2010-08-21 21:32:46 | 国内旅行

ロープーウェイとリフトに乗って、お気楽、楽チン登山だったはずなのに、一体どうしてこんなことになっちゃったの?
草むらの緩やかな斜面が、一転して急勾配の岩だらけの道になってしまった。

「ちょっ、ちょっ、ちょっと待って。えっ、ここ下りるの?ホントに?」

とうとう谷川岳の本性が現れた。

しかしここで躊躇している暇はない。頂上から道半ばまで来てしまったので、今更下山をやめるわけにはいかない。

前を行く隊長が器用に下りているのを見て、「よし、行ける」と確信して、岩場に手を付き、お尻をついて、足から滑るようにして下りた。

ひぇー、冷や汗が出た。 こんな下山、アラスカの山よりも危険。

100メーターぐらい向こうにはリフトが観光客を乗せて、のどかに運行を続けている。
一見すると何の問題もなさそうな、穏やかな山の山腹で、私たち3人は遭難しかかっているのであった。

「こんなところで遭難するなんてあり得ない」
「でも、ここで遭難しても、すぐに助けに来てくれるから、大丈夫だよね」

大丈夫といわれても、何が大丈夫なんだか、全く安心できない。とにかくここから早く脱出したい。

軽装備で山に入って遭難した人の例が頭をよぎった。山で遭難するってこういうことなんですね。私たちが遭難したら新聞は何と書くんだろう?こんなところじゃ、お粗末過ぎて話題にもしてもらえないかも。

とにかく転ばないように、無事に下山下山、と思っていたら、足が滑ってひざを打った。泣きそう…。(この時の青あざはその後3週間私の足に残った)

どれぐらいの間、岩場と格闘したのか覚えていない。長かったような短かったような…。

そして気がついてみれば、無事に下山に成功したのであった。(下山成功のポーズ)

 

そして気付いてみれば、何と予定していた40分よりも10分も早く下山できたのであった。

結果オーライ!

『なーんだ、結局問題なかったじゃん!』 と、いつもの私だったら、『やれやれ、ふー』で終わるところが、今回は反省も含めて深く考えました。

何事もなかったから結果オーライだったのですが、このリスクマネジメントに対する甘い考えは、大怪我に繋がる可能性が大であり、今私がやろうとしている事に警笛を鳴らしてくれたような気がしました。

要するに、「何だか良さそうな気がする。行っちゃえー」で行動すると、もしかしたらうまくいって、期待以上の成果を上げることができるかもしれないけど、でもその間には、転んだり、怪我したり、いろいろ大変ですよ、という警告を谷川岳から教えられました。

考えられるリスクは全部計算した上で行動する、ということも時には必要ですよね。


でも無事に帰れて良かった!
3日間のアクティビティの中で、本気の登山をしたのは、結局最後のこの30分だったのです。
疲れたけど、森林浴と達成感で清清しい疲れ。仕事の疲れとは違う、こういう疲れは気持ちいいですね。


谷川岳アタック開始

2010-08-21 10:29:20 | 国内旅行

リフト下り場から、尾根伝いを歩き始めて1分後、「私はここまでにしておく」と、最初から「リフトで帰ります」宣言をしていた、ばたちゃんが一抜けた。

1分で急に足場の状況が変わってきたのであった。平坦な道はどこにもなく、岩場を登ったり下ったり。「もうちょっと行けば平坦なところに出るよね~」と、リフトから見えたなだらかな道のイメージがまだ脳裏に焼きついてた。

5分歩いたら、状況はますます険しくなってきた。もうこの時点で引き返す選択肢もかなり薄れつつあった。行くも困難、引き返すはもっと困難。

歩いているのは私たち3人だけで、他には誰もいない。

「この道でいいんだよね。間違ってないよね」
「うん、さっきリフトの人が 『尾根伝いをずっと行ってください』 って言っていたから、これで間違っていないはず」

後になって後悔したのだが、私たちは地図で確かめることもせず、「ずっと」というのが、どこまでで、何分ぐらい歩けばいいのかも確認せず、「尾根伝いをずっと行く」、というその情報だけで歩き始めてしまったのであった。

そして言われた通り、ずっと行くと、足場はどんどん険しくなり、行く手にはうっそうとした木々の生い茂っているところが現れ、下るのではなく登っているようにも見えた。眼下に見えるリフト乗り場からはどんどん離れ、「何かが間違っているような気がする」という不安感が膨らんできた。

その時に、草むらの中に、獣道のような、人間一人が通れる幅の道が見つかった。案内標識も何もないし、「これだ」と確信を持つにはあまりにも頼りない道。

「これかなぁ?」
「う~~~ん…」

しばし道を見つめて考え込んだが、見落としてしまうぐらいのひっそりとした佇まいに、確信が持てない。天下の谷川岳から下りる道が、こんな道であるはずがない。

もう少し歩いたら、隊長が「ちょっとここで待ってて。この先に行って確認してくるから」 と勇敢に一人で偵察に行ってくれた。

『やっぱりさっきの道なのかな、それとも先に道があるのか?本当に40分で下りれるの?道が先に見つかればいいけど…』、いろいろ考えていたら、隊長が戻ってきた。

「やっぱり戻ろう。この先行くと、どんどん険しくなるし、どんどん離れて行っちゃうから」

『えー、戻るの?』 さっきの険しい岩場をまた歩くことを考えたら疲れが押し寄せてきた。

「さっき降り口みたいなところを見つけたんだけど、あれが降り口じゃない?きっとあれだよ」

根拠もなくそう言って、もう一度その道に戻ってみたが、やっぱりかなり微妙。

でも隊長の、「よし、行ってみよう」 という言葉で下りることに決定!

道は狭いが、誰かがこの道を作って、ここを下りたことは間違いない。ということは絶対通じているはず。その上方向的には、リフト乗り場の方向に向かっているので下りれるはずである。

実際下り始めたら、さっきまでの岩場と違って、岩のない草むらなので、楽だし傾斜も緩やか。

あー、やれやれ、これだったら大丈夫そう!

「全くさぁ~、案内表示もないし、不親切すぎるよね」
「そうだよね、こんな道、見過ごしちゃうよね~」

その通り、実は、これは見過ごすべき道だったのです。


谷川岳アタック

2010-08-21 09:07:44 | 国内旅行

谷川岳は、先のメールでも言った通り、日本百名山の一つであり、2000メートルに満たない山なのですが、かなり険しい難しい山なのです。

ところが現代の技術の恩恵で、そんな難しい山にもロープーウェイが設置され、天神峠まではハイヒールでも行けちゃう時代なのです。そしてその上の頂上まではリフトが運行され、登山しなくても行けちゃうのです。

人間、この上があると思うと、やっぱり行ってみたいじゃないですか?頂上から見る景色がやっぱり見たい!それと同時に、せっかく登山の装備で山に来ているのに、ロープーウェイとリフトだけじゃ物足りない。やっぱり山歩きもしたい!という私たちの願望を見透かしたかのように、リフトから見て、右方面に山から下りてくる人たちを見つけました。

「あの道を使えば、上から下りてこれるんですか?何分ぐらいかかりますか?」
「40分ぐらいです。ゲレンデの方から下りれば20分ぐらいですよ」

今からリフトで登って、40分で下りて、さらにロープーウェイで下りても十分帰りのバスの時間に間に合う!

「どうする?行く?」
「うん!」 

と能天気な私は、体力も運動能力も大したことないくせに、リフトから見た右方面の道がなだらかで気持ち良さそうに見えたので、あれだったら問題ないと思って、即座に答えたのでした。

問題は、その右方面に見えた道で帰れれば問題なかったのですが…。

とりあえず、この先に起こることを知らずに、天神山の頂上でヨガのポーズではしゃぐ私たち。



やっぱりヨガの先生でもある、ふみねぇのポーズは決まってる~~!



そして、ロッククライマー達を魅了して病まない、谷川岳の岩場をアタックしているふみねぇと私。

この時は、余裕しゃくしゃく。 

でも山の尾根伝いって、こんなに岩だらけなんだ~ と、リフトから僅かに100メートル離れただけで、ちょっと不安になってきたのでした。


谷川岳

2010-08-14 23:27:17 | 国内旅行

2010年8月2日

さて、3日間のアクティビティの最期は、谷川岳トレッキング。谷川岳というのは、登山家にとってもかなり難しい山であるらしく、800人もの人が命を落としている山でもあるのです。



そんな難しいアタックは山男にお任せして、山ガールはガイド付き、お弁当付きの半日トレッキングで、一ノ倉岳を目指しました。

途中で野生のサルの群れに遭遇し、

ロッククライミングの練習をしている人たちの鮮やかな手捌き足捌きを見学し、

一ノ倉岳のふもとに到着!

  

お天気良し!お弁当も美味しい!

きれいなものには毒がある。自然界にはあり得ないほどの真っ赤な色で、誘惑しようとしています。



トレッキング半日コースは無事終了。楽チンで楽しかったね~、と余裕をかましていた私たちは、帰りの新幹線までの空いた時間を有効活用しようと、谷川岳ロープーウェイに乗って、さらにリフトに乗って上を目指し、自力でリフト乗り場まで下山しようと計画したのですが、これには大きな落とし穴があったのです。


水上温泉

2010-08-14 23:25:51 | 国内旅行

2010年8月1日

またカヤック~!?と言われそうですが、しつこいようですが、私はカヤック好きです。静かな水面を自分の力だけでゆっくりゆっくり進んでいくカヤックのスピードと、水とカヤックの距離感が好きです。

山登りもいいですが、命の洗濯をしたくなったら、断然カヤック。

自然と一体化できて、何ともいえないのんびり感が心地いいのです。
都会に疲れたら、山でカヤック。こういう時間は必要ですね。





アラスカ以来の一年ぶりカヤックで、「覚えているかな」、と少し不安でしたが、アラスカで25キロの大強行軍を突破した実力は衰えていませんでした。(自画自賛)

アラスカで見たアザラシは居なかったけど、こんな可愛い犬の出迎えを受けました。


尾瀬

2010-08-14 23:00:19 | 国内旅行

2010年7月30日

自称、山ガールの私たちは思い思いの登山グッズに身を固め、朝の東京駅に集合。まだ頭も体も切り替わらない状態で新幹線に乗ったら、あっという間に上毛高原駅に到着した。時計を見るとまだ9時前。いつもよりちょっと早起きして新幹線に乗っただけなんだけど、会社の始業時間前に山の入り口に立っていることに不思議な違和感。

バスに揺られて約1時間、バスの揺れが寝不足の私の睡眠誘導剤になったかのよう。バスの窓に頭をガンガン打ち付けても、それでも睡魔が襲ってきました。よって、ツアーガイドの話は全く耳に入らず。ガイドさんごめんなさい。



尾瀬国立公園 鳩待峠で記念撮影の山ガール4人組、ばたちゃん、ふみねぇ、おすが、そして私

しばし尾瀬の自然をお楽しみください







どこまで行っても湿原地帯、テクテクテクテク、テクテクテクテク、この花なんだろう?サンショウウオいるかな?いないね、あの山なんだろう?この道はどこまで続いているんだろう? 行き交う人と「こんにちは~」と挨拶をしながら、のどかな会話をしていたら、突然ばたちゃんの人生哲学。
尾瀬で人生を考えるのも、また一興。山はいろんなものを教えてくれました。