下手の横好き

友人の家がリフォームすることになりました。
そのため、友人の両親、友人の弟、そして友人が
しばらくの間、仮住まいをすることになりました。
その間、家族四人は離れて暮らすことになります。
ご両親はご一緒に住まわれているので、三地点に
四人が住むことに。とっても大変そうです。

でも、いつからだったのか・・・。
友人に確認しようと話し掛けました。

「ねえ。もしかして、もう家族べろべろ？」



・・・あれ？・・・べろべろ？
ん？？べろべろ？？

友人がため息をつきながら言いました。
「ねえ。ノリって本当に本が好き？
　ブログ見ていると、
　年間１００冊ぐらいは読んでるみたいなのに。」

ねえ。
本は読んでいるんだけどねぇ。
身になっていないというか。

世のお母様方。
子どもは「読書をするだけ」では賢くはなりません。
その昔、ワタクシの母上はいろんな方に力説していました。

お盆の通勤風景

普段はまったく座れない電車も
座れるどころか、読書スペースを確保することすら難しいすし詰め状態のバスも
本日は見事なまでにすかすかです。
閑散としています。

お盆です。

会社まで、もれなく座って過ごせて嬉しいような。
毎日、長蛇の列を作っている人々がみな休みだなんて、寂しいような、悔しいような。


土日祝日や年末年始、ゴールデン・ウィークが稼ぎ時の方々を心から尊敬します。
すごいなあ。

グリコ風味

一昨日から受講していた教育が本日、無事に終了しました。
終了時に資格試験も実施。
全社的な取り組みのため、落ちることが許されないような雰囲気の試験でしたが、
めでたく、というか、運良く、というか、どうにかこうにかなんとか合格できました。
運良くでも、まぐれでも何でもいいのです。
受かっちまえば、こっちのもんなのです。
と、早速、開き直るワタクシ。
喉元通りすぎる前から熱さを忘れるタイプの人間です。

受験後、研修会場から自席にもどると、本日の受験仲間だった先輩がニコニコとおっしゃいました。

「さっき、部長にも全員の合格を報告したけん。
　ものすご、安心しとったよ
　やっぱり心配やったみたい。のりぞうくんのこと。
　のりぞうくんの合格を一番、喜んどったよ。」



・・・やっぱり？
ワタクシもワタクシのことが一番、心配でした。
解答用紙の提出時、おもわず、神頼みしてしまいましたもの。
渾身の力を込めて、神様に祈ってしまいましたもの・・・。
弱い人間でスミマセン・・・。

でも、よかった！
部長にも安心していただくことができます。
ワタクシも正々堂々、にこやかに部長へ報告できます。
ホントによかった。ばんざーいっ♪

と、喜び勇んで、直接のご報告。

おかげさまで、合格できました。
本当にありがとうございます。
・・・だから、誉めて、誉めてー♪♪♪

「本っ当におめでとう！
　よかった、よかった！ホントによかった！」
願い通り、大喜びしてくださる部長。
ひとしきり喜んでくださった後、
「で、点数はどのくらい？」
と聞かれたので、正直に答えたところ、
部長のにこやか笑顔にちょっぴり陰が差しました。

うんうん。
お気持ち、お察しします。
見事に合格ラインすれすれですもんね。
いっそ、清々しいぐらいのギリギリ具合です。

でも大丈夫！
ギリギリでもなんでもいいのです。
受かっちまえば、こっちのもんなのです。

胸を張って言い放ったところ、
「それはそうなんだけどね・・・。」
と苦笑いされてしまいました。


合格して部長を喜ばせることができたものの
開き直り過ぎて、部長を困らせる。



どうか。
どうか、一粒で二度美味しい部下だと思ってやってください。

三つ子の魂

昨日、今日と教育を受けて、明日は試験です。
受かるかなー。受かるといいなー。

・・・と、他人事のような感想を抱きつつ
ぱらぱらと問題を見・・・ていません。
昼休みも帰りの電車の中でも本を読んじまったい。
一冊、読み終えちまったい。
いつも電車の中ではあっという間に眠りに落ちてしまうというのに
本日はすんごい集中力で読書していましたとも。

あー。学生時代が蘇るなー。
ワタクシはいつだって、現実逃避派でした。

ありがとうの日

めでたく３１歳になりました。

昨日の夜から届いたたくさんの「おめでとう」の言葉。
「おめでとう」と言ってもらえて、とても嬉しい。
おめでとうという言葉を
素直に嬉しいと思える今の自分もとても嬉しい。

２９歳は嫌で嫌でたまりませんでした。
３０歳になったことよりも
２９歳を離れられたことのほうが嬉しかったほど。
すっきりした気持ちで３０歳を迎えたものの
３０歳もしばらくは苦しくてたまりませんでした。

でも、３１歳は軽やかな気持ちで迎えることができています。
３０代はまだまだ始まったばかりですが
いろんなことが待ち受けていそうな予感に満ち満ちていて
でも、今のところ、日常をいい感じに
自分のペースで過ごせている。

とってもとっても愛おしい。
そんな３１歳の始まりです。

うん。幸せだ。

３１歳を祝ってくださった方々、本当にありがとう。
日常を彩ってくださる方々、本当にありがとう。
今の私がとても幸せなのは、いろんな人たちのおかげです。

赤い糸

思い立って財布の整理をしたところ、
財布の中から殿方の写真が出てきました。



・・・どなた？
まったく見覚えがありません。
ちらりたりとも記憶にかすりません。
なぜ、ワタクシはこの写真を後生大事に持ち歩いているの？
しかも、なぜに証明写真・・・？

膨らむ疑問に対処できず、
母上に助けを求めました。
この人、誰だっけ？

勿論、母上がワタクシの疑問に答えられるわけもなく。
そもそも、はなから単なる興味だけで写真を覗き込んだ母上。
一目見て「かっこいい！かっこいいやん、爽やかやん！」
と身を乗り出し始めました。


ようやく。
ようやくようやく、母上のお眼鏡にかなう殿方を紹介できた瞬間。
あとは、この殿方と再会するばかりです。

なつやすみ

ブログを読んだらしい友人から
「最近の暴飲暴食っぷりが心配だよ。」
と、心配されてしまいました。

確かに。
最近のワタクシときたら、、食べることにいそしんでいる、
・・・いそしみすぎている日々です。
元来、「夏バテ」なんて言葉とは無縁で、
「食欲の秋」にのみ反応する体質ですが、
それにしてもさー！と思わず説教したくなるほど、旺盛な食欲です。

この週末もプチ旅行だったため、金曜の夜から食欲の夏を満喫。
もっとも、夏休みもお盆休みもない社会人にとっては、
「夏休み」も満喫できた週末でした。

土曜の朝、友人宅で目が覚めたワタクシは、
朝早くの出発にも関わらず、純和風朝食を取らせてもらい、
幸せ気分で山口県へ出発！
目指すは海遊館のふぐ！

山口県下関市にある水族館「海遊館」には
数多くのふぐがいるらしいのです。
義弟くんが飼っているふぐのおかげで、
すっかりふぐのファンになってしまったワタクシ。
海遊館は、そんなワタクシがここ半年ほど、
ずっと行きたいと願っていた場所です。

のんびり体質で愛嬌のある顔立ちがじつに愛らしいふぐ。
そのふぐがわんさかいるなんて！
きっと身も心ものんびりするに違いありません。


しかし。その前に。
サービスエリアでひと休み。
福岡市出発だと、山口は遠いのです。
勿論、ひと休みついでにおやつ☆
糖分と元気を補給し、まずは友人おすすめの唐戸市場へ向かいました。
活気溢れる市場を楽しみ、
あげたてのふぐの唐揚げや出汁たっぷりのお味噌汁を楽しみ
新鮮なお寿司をがっつりと楽しみ、
（鰯が！サンマが！えも言われぬ美味しさでした。間違いなく人生ナンバーワン！）
あまりの満足っぷりに、
危うく当初の目的を忘れそうになりながら、お隣の海遊館へ。

エイの豪快な昼食風景に目を奪われ、
くらげの美しさに心奪われ、
「ぽにょが乗ってた！」と叫んでいたちびっこたちに心ほっこりし、
ふぐたちの聞きしに勝るのんべんだらりぶりに心底共感し、
トビハゼのユーモラスな姿に心ワクワクし、
７月２６日に生まれたばかりのイルカのあかちゃんの大きさに驚嘆し、
海遊館を隅から隅までたっぷりと満喫しました。大満足。
もっとも、あまりの楽しさに体内時計を読み間違えて、
若干、のんびりし過ぎてしまったような。

次の目的地、角島へ向かう道のりでは、
深くなっていく緑や迫ってくる山々に「夏休み」を実感し、
「雑木林」と「手入れの行き届いた山」の違いや山を手入れする理由や、
手入れできなくなった山が私たちに与える影響について、
さながら夏休みの自由研究のように色々と話を聞き、
なるほど・・・とその連鎖反応的仕組みに納得しました。

勿論、おやつタイムも随時、楽しみつつ
垣間見える海のキラキラ具合に喚声を上げ
角島に向かって伸びる一本道からの壮大な景色に息をのみ、
「夏だー！夏休みだー！」という空気を満喫。
なんとなくノスタルジー漂う夏の風景に、ほんの少し、しんみりもしつつ
最終目的地、川棚の瓦そばに向かって、出発！

結論。
楽しい時間が美味しさを１割増しにしてくれます。
旅の風景と食事はよく合います。
どんなにおなかがいっぱいだと思っていても
美味しいものはもれなく別腹です。
ワタクシの胃は、美味しいものを口にするだけで
自主的に活性化してくれるお利口さんです。

さあ、次は冬の温泉旅行です。
何が食べたいかなー。

魔法

一昨日、確かに我が家にあったはずのホールケーキ３つが
今朝を以て、跡形もなくなくなりました。

一昨日の夜から今朝までの約２日間でホールケーキ３つ。
三人暮らしの我が家でホールケーキ３つ。



ワタクシの丈夫な胃腸は、間違いなく遺伝です。

勘違い

同じフロアの先輩から
「最近、肌が荒れとうやろ？
　やっぱり異動のストレス？体は素直やね。」
と話し掛けられました。




・・・単なる暴飲暴食だなんて、とても言えない。
確かに、体はとても素直です。

そして、母上の誕生日が昨日だった我が家には、
今朝現在、なぜかホールケーキが２つも残っているのです。
昨日の夕食時点では３つありました。
勿論、今朝の朝食もケーキ。

まだまだ吹き出物とお別れできそうにありません。

異動にまつわるエトセトラ２

異動した、異動した、と騒ぎ立てていますが、
実のところ、席自体はほとんど変わっていません。
以前と同じフロアで、机で作られているシマ５つ分、横に動いただけ。
距離にして約５メートルぐらいしか移動していません。

それっぽっちの移動ですが、無精者のワタクシは
業務中も休み時間も、ほとんど席をたたないため
以前、同じ部署だった方々とまったく会わなくなりました。

昼休み、遭遇した総務の先輩がワタクシを見て
「そう言えば、のりぞうくんに渡したい書類があるんやった！」
と思い出してくださいました。

じゃあ、後で取りに行きます♪と言いかけた矢先。
先輩が
「じゃあ、社内郵便で送るから。」
とにこやかにおっしゃいました。




・・・もしもーし？
郵便？
距離にして５メートルですよー。
こちらからセンパイの姿、見えてますよー。
アイコンタクトだって、取れる距離ですよー。

先輩方をお見掛けしなくなったのは、ワタクシの無精ゆえ、と思っていましたが
実はワタクシ、避けられていたのかもしれません。