のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

神頼みより八つ当たりが得意です。

2014年06月30日 23時42分26秒 | 日常生活
ウォーキング練習に参加してきました。
今回は「若松のジェラート楽しんじゃおうぜ」コース!
なんでも練習の途中で、ジェラートのおいしいお店に立ち寄るんだとか。
ちょう楽しみっ!!

あふれんばかりの期待を胸に午前7時20分ウォーキング開始。
陣の原駅を出発し、まずは若松の汐入の里を目指します。

わたくし、決して方向音痴ではない、という自己認識でいるのですが
(地図は読める!読もうと思えば。
 最終的に目的地にも到着できる!時間をかけてもよければ。)
基本的に誰かと一緒に行動するときはその人任せのスタンスなので
地図とか道とか、土地勘とか距離感覚とか、お店の名前とか場所とか
何ひとつ正確に覚えていないのです。(覚える気がない、とも言う。)
そして、あまり冒険心がないため、自宅近辺でばかり遊んでおり
(地元友達と呑むときも、呑むからこそ!呑んでも歩いて帰れる場所をセレクト。)
基本的に自宅から車で30分程度(そして、そのうちの8割程度は、歩いて30分程度)の距離を
うろうろと生息しており、普段は「知っている場所」(つまりご近所さん)でばかり遊んでいるのです。

そんな私がウォーキング練習のおかげで、北九州市を縦横無尽に歩き回るように!
八幡西区、若松区という未踏エリアをどんどん新規開拓している自分に
「ふふふーん。」と誇らしい気持ちを隠さずにいられません。

というわけで、陣の原駅からコストコに向かう道も「私、この道、見覚えありますからね。ふふふん!」とほくそ笑み
コストコ周辺では、「あの道がここに繋がってるのかー!」と感嘆しつつ、頭の中でつながった地図にほくそ笑み、
汐入の里では、「こんなスポットが!今度、ゆっくり来るぜ。」と決意しつつ、増えた若松地区の知識にほくそ笑み
汐入の里から芦屋あたりの街並みでも
「ここ!!見たことある!!確か以前の練習で通ったことある!・・・はず。ちゃんと覚えてるっ・・・と思う。」
と若干、自信ないながらも見覚えある光景にほくそ笑み、
名前だけは聞いたことがあった青葉町の街並みに
「こんなにも閑静な住宅街だったのね。街の名前にぴったり!」と見とれ、「来たぜ!青葉に!」とほくそ笑み
再び戻ってきた陣の原駅に向かう道すがら
「おー。見覚えがちゃんとあるー。朝も通ったー!私、八幡西区の街並みに親近感を持つようになってますぜー。」
とほくそ笑み、胸を張ってゴールにたどり着いたのでした。

楽しかった!
暑かったけれど、風が吹いていたせいか、当初危惧していたよりは過ごしやすく、気持ちよく歩けました。
(寒いのは苦手ですが、暑いのは得意なのです。)
芦屋から若松にかけての風景が2月に歩いていたときからがらっと変わっていて
思わず「夏休みだ!」とにこにこしてしまうような光景だったのも面白く、その変化を見るのが楽しい練習コースでした。
そこかしこに見える木々が力強く枝を伸ばしていたり
木々の緑が力強く色付き、輝いていたり
空が私たちに近く、抜けるような青空という言葉がぴったりのが色鮮やか具合だったり、
そういう「いつか経験した夏休み(を思い出させる光景)」を見るだけで、
あの頃の楽しかった記憶がよみがえってきて、未だに楽しくなるのです。
夏休みの何もかも(宿題もラジオ体操もうだるような暑さも何もかも!)が大好きだったなー。

途中、汐入の里から有毛までは、ひとりずつのスピードウォーク練習を体験。
30秒から1分程度、間をおいて、ひとりずつ歩きました。
前後に誰もいない状況、誰の話し声も聞こえない中で歩く時間はとても新鮮でしたが
「誰かの話し声が聞こえる」ほうが落ち着いて歩けるんだな、ということを実感。
意外と寂しがりやさんなのね、私も。と思わぬところで自分のオトメ部分(と思ってます。)を発見しました。
すぐ前を歩く方を道しるべにがんばって歩きましたが、
すぐ前を歩く方が後半、どんどこ遠ざかっていくので
心折れた私のペースは、すぐ前の方と反比例を描いて、どんどこ落ちていきました。
なんていうか・・・自分の心折れる瞬間を如実に味わっちゃったな。

スピードウォーク練習のゴールでうっかり「到着ー!」と思ってしまったため、
そこがまだ本日の練習コースの半分にも満たない場所だと知って、思わず暴動を起こしそうになりましたが、
私が「きっと天使の生まれ変わりに違いない!」と信じてやまないウォーキング仲間の先輩が穏やかに
「抑えて!抑えて!」となだめてくれたため、すんでのところで、暴動中止指示を出すことができました。
(そして、「君は勝手に勘違いをして勝手に怒るくせがあるよね。」とウォーキング仲間から冷静に忠告されました。
 当たっているだけに痛い・・・。)

とはいえ、その後には念願のジェラートも待っていて
すごくすごくすごーーーーーーーーーく美味しいジェラートを満喫。
再び元気を取り戻し、ゴールを目指してさくさく歩けました。
美味しいものの威力って絶大。

ジェラートを楽しんだお店は、美味しいもの情報に詳しい妹さんも知っていて
「あらー。私、そんな有名店を訪れちゃったのね!」
と、帰宅後に私のテンションはさらに上がりました。ふふふん♪
「タルトも美味しいんよ!」という情報を仕入れたため、
もう一度、あのお店を探し出さねば。(既にお店の位置はうろ覚えです。)

しかしながら。
ジェラート後は、本日の目的を達成してしまったせいか、またもや心の余裕をすっかりなくし、
いつの間にかマイペース(=協調性のかけらも見られない)ウォーキングに。
なんだかなー・・・。
「疲れたときには誰かと一緒に会話しながら歩いたほうが気がまぎれるよ。」とアドバイスを受けて、
「そうですよねー。」と深くうなずいたっていうのに。
スピードウォーキング練習の際、誰の声も聞こえない中で歩いて、
「誰かの声が聞こえる中で歩きたいなー。」と思ったっていうのに。
私のジョシ力の枯渇具合ときたら!と心底落ち込んだのでした。
魅力的な女子というものは、総じて空気を読む能力、周囲の人の様子を見る能力、
周囲の人を(あくまでもそれとなく)サポートする能力に長けていると思うのです。
こんなね、「自分が疲れちゃったら、自分のことで精いっぱいになっちゃう。」
なんて有様は私の中で「ジョシの風上にもおけないやつ」です。
今後の私の要課題!(そして、おそらく長期的課題。)

次の練習はいよいよ夜間ウォーキングです。
徹夜なんてしたことない私は、眠たい中、歩くってどんな感じなんだろう、
眠くても歩き続けなければいけない状況って、どんなだろう、と今からどきどきしています。
周囲の方に八つ当たりしないことを祈るばかり。
自制できる自信はさらさらないため、神頼みを試みるのです。