東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

春の気まぐれ日帰り紀行 山陰編(3)

2014-03-29 16:13:51 | 列車

2014年3月17日(月)      →天王寺  :快速天王寺行き 天王寺  →大阪   :大阪環状線 大阪   →福知山  :普通福知山行き 福知山  →城崎温泉 :普通城崎温泉行き 城崎温泉 →鳥取   :普通鳥取行き 鳥取   →米子   :快速とっとりライナー3427D 米子   →新見   :普通新見行き 新見   →岡山   :普通岡山行き 岡山   →姫路   :こだま756号 姫路   →大阪   :新快速野洲行き 大阪   →天王寺  :大阪環状線 天王寺  →     :快速御坊行き 運賃:青春18きっぷ1回分+¥3,130


城崎温泉駅は、3面4線の地上駅であって、駅舎に繋がっているメインのホームになぜか4番線が割り振られている。

だから、駅舎のあるホームが1番線という先入観があると、違うホームで列車を待つ羽目になりかねないので注意しないといけない。

とりあえず、駅構内で、トイレとニコチン補給を済ます。そして、待合室にある売店を物色して、またまた駅弁を購入。朝から4個目である。

日常生活では、駅弁に触れることは皆無だったので、抑えていたものが一気に爆発した感じである。

改札を抜けて、跨線橋を渡って2、3番ホームへ向かう。

次に乗車する鳥取行きは既に入線していた。

思いの外、入線時刻が早い。大阪では、始発であっても入線は精々出発5分前であるので油断していた。地方では、始発列車は、出発20~15分前には入線する様である。

できるだけ良い席を確保したい場合には、入線後速やかに乗車しないと。

11時53分発の鳥取行きは、2輌編成のディーゼルカー。それも、クロスシートが沢山残っているタイプである。入線には出遅れたが、空いていたお陰で、予定通り、海側のクロスシートを確保できた。

空いていると思ったが、特急が到着するや、乗換客で席がかなり埋まってしまった。先程の福知山駅での出来事と全く同じである。

満員とまではいかないが、沢山の乗客を乗せて城崎温泉を出発。

城崎温泉から奥は、一部の例外を除いて、非電化区間であり、国鉄時代のディーゼルカーも現役で働いている。

しかし、昔と違って、空調が完備されており、窓は閉じられていることもあって、発車の際の音や燃料の臭いは殆ど気にはならない。

城崎温泉の次の停車駅、竹野は、京都からの山陰本線が初めて海と出会う駅である。

竹野浜を右手に、いくつかのトンネルを抜けて、左津、柴山に至る。



そして、香住に到着。

ここで対向列車と交換する。

香住を出発して、湾に繋がる谷田川の橋を渡ると、列車は海岸線から少し離れた場所を登っていく。

しかし、高さがあるのが幸いして、トンネルを抜ける度に遠くに海を望むことができる。

次のでは再び海が近くなる。

鎧出発後は、左にカーブしてトンネルに入るが、油断をすることなく、目を見開いておいた方が良い。

トンネルに入って暫くすると、側壁の窓がぽっかりと開いて、海の景色が漏れて出てきて、更に暫く行くと、再び壁で覆わる。そして不意を突かれたようにトンネルを抜けて、出口の山肌を過ぎると、驚くべきことに、天に昇ったような絶景が右やや後ろ側一杯に拡がる。

列車は、今、新しい餘部鉄橋を渡っている。

山陰本線随一の眺望に息を呑む思いである


途中から、展望橋のようなものが姿を現すが、これは、平行する旧鉄橋の一部が空の駅として整備保存されているものだとは、後で知った。

空の駅とは、実に上手いネーミングである。

餘部はまさに、空の駅であった。

(続く)


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