東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

若狭湾を巡る(2)

2014-07-05 12:16:34 | 列車

2014年3月28日(金)      →天王寺  :区間快速天王寺行き 天王寺  →京都   :特急はるか14号 京都   →園部   :快速園部行き 園部   →綾部   :普通福知山行き 綾部   →東舞鶴  :普通東舞鶴行き 東舞鶴  →敦賀   :普通敦賀行き 敦賀   →米原   :新快速播州赤穂行き 米原   →近江八幡 :快速姫路行き 近江八幡 →大阪   :新快速姫路行き 大阪   →     :関空紀州路快速 運賃:青春18きっぷ1回分+¥270+¥1,370+¥200

若狭湾を巡る(1)から
山陰本線に乗車するのは、何年ぶりのことか。

ディーゼルカーの轟音、燃料の臭い、堅いクロスシート、開け放たれた窓からは、生暖かい風が吹き込んできた。それはいつの日の事だったか?

今や、中古とは言え221系電車である。そして車窓も違う。

嵯峨野線とアナウンスされる通り、列車が、今、走っているのは山陰本線ではなかった。

先日訪れた福知山線もそう。JR宝塚線という新線なのである。想い出に浸ろうとする行為自体が間違いであった。

かつて、山陰本線は、嵐山から亀岡まで保津峡に沿って線路が引かれており、岨を伝って列車は縫うように走っていた。眼下には谷の景色が広がっており、固唾を飲んでそれを見つめていたものだった。

それが今や、トンネルだらけの新線であっという間に駆け抜けていく。

しかし、辛うじて、かつての面影を偲ばせる場所もあった。ただ、ほんの一瞬でそこを通過するのではあるが。

この状況は、福知山線に類似している。福知山線も、かつては生瀬から道場までは、武庫川に沿って北上していた。それが複線電化に伴ってトンネルだらけの新線に移った。でも、注意深く眺めていると一瞬だが、旧線跡を見ることができる。

ただ、大きく違うのは、旧線が嵯峨野観光鉄道として残ったことである。とすれば、なぜ、福知山線もせめて一部でも旧線を残さなかったのかという思いが残る。知名度はともかくとして、景勝は保津峡にひけを取ることはなかったと思うのだが。

亀岡を過ぎると、のっぺりと長閑な風景になる。このへんも福知山線に似ている。

そして、列車は終点、園部に到着。ここで、ホーム向かい側の2輌編成の福知山行きに乗り換える。幸い、列車は空いていた。【続く】

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