東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

思い立って徳島へ(7)

2014-05-05 00:04:29 | 列車

2014年3月24日(月)      →天王寺  :普通天王寺行き 天王寺  →梅田   :地下鉄御堂筋線 大阪   →西明石  :普通加古川行き 西明石  →姫路   :普通播州赤穂行き 姫路   →岡山   :普通新見行き 岡山   →児島   :快速マリンライナー17号 児島   →坂出   :快速マリンライナー19号 坂出   →琴平   :普通琴平行き 琴平   →阿波池田 :南風7号 阿波池田 →徳島   :普通徳島行き 徳島   →高松   :普通高松行き 高松   →岡山   :マリンライナー58号 岡山   →姫路   :普通姫路行き 姫路   →大阪   :新快速野洲行き 大阪   →     :快速日根野行き 運賃:青春18きっぷ1回分+¥270+¥1,370+¥200

思い立って徳島へ(6)から
徳島駅に戻って、改札を抜けて再びホームへと向かう。次に乗車する高松行きは、間もなく入線する様である。

発車15分前に、やってきた高松行きは2輌編成であった。学生は既に春休みに入っており、通勤ラッシュには、まだ早いため、実に空いている。

予定通り、海側の転換クロスシート席を確保した。

出発間際になっても、それほど乗客は増えることなく、定刻16時5分に高松に向けて発車した。これから、約3時間の普通列車の旅が始まる。

徳島、高松間は、74.5kmしかないからこの列車の評定速度は25km/h、無茶苦茶遅い。路線バス並である。特急だと1時間ちょっとで駆け抜けるから、如何に普通列車が冷遇されているかが良く分かる。

運行に時間が掛かるということは、その間、運転手(や車掌)も拘束している訳だから、その分人件費に跳ね返ってくると思うのだが。

徳島から次の佐古までは、徳島線との単線併設らしい。やがて、徳島線と別れて、吉野川の橋梁を渡る。

そして、池谷で、鳴門線と別れて、板野から阿波大宮までは、山沿いを走る。

そして、トンネルをいくつか抜けると、讃岐相生付近で、遠くに瀬戸内海が見えるスポットがあった。


地形的に、山がそれほど険しく迫っている訳ではないため、高徳線は、海岸から少し離れた所に線路が引かれている。そのため海の眺望が叶う箇所は限られている様である。

後一カ所、鶴羽付近でも、家並みの向こうに島影を確認することができたが、正直、絶景とは言い難い。



讃岐津田を過ぎたあたりで、日没となる。

今回の旅では、日出、日没とも列車内から見ることになった。

車窓も単調になってきたので、このあたりで、夕食を摂ることにした。幸いこの列車は、始発からずっと、ガラガラに空いている。小生の座席付近にはだれも居ない。

徳島駅のそごうの地下で購入した、ヒイカの煮付けと、煮穴子。似たような味付けだが、どちらも美味しい。素材の良さを感じる味である。特に、穴子の柔らかさ、舌触りは絶品であった。

駅弁ばかりだと芸が無いので、今回は、地元の海産物を求めたのだが、大正解。分量もそこそこあって満腹になった。


ご馳走様でした。
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琴電と競合する志度まで来ると、だいぶ薄暗くなってきた。終点高松まで、後、30分ほどである。

それにしても、対向車待ちや特急待避のため、長時間停車する駅が多い。ここ志度でも14分停車である。これが、評定速度25km/hという鈍足の原因だが、いくら普通列車とは言え、もう少し、ダイヤを工夫する余地は無いものだろうか?

やがて、窓の外には闇が迫ってきて、車内は、静寂に包まれる。

高松から乗車するマリンライナーでは眠って移動することを企てているため、予め睡眠薬を服用しておく。

高架を走行する様になると、次第に、街の灯りが目に付くようになり、終点高松に到着。高徳線普通列車3時間の長旅は終わった。

乗換時間は、3分しかない。マリンライナー出発ホームへと急ぐ。
(続く)


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