東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

ル・シエールで待たされる

2007-03-24 07:32:00 | ANA
左:新大和、右:ル・シエール
往路:3月24日(土)
八O子 →東神奈川 :横浜線普通
仲木戸 →神奈川新町:普通品川行き
神奈川新町→羽田空港:特急羽田空港行き
羽田空港→関西空港 :ANA141便
関西空港→天王寺  :関空快速
天王寺 →     :快速日根野行き
運賃:¥690+¥440+¥10,200+¥1,030

年度末は、何かと忙しいので、今週末も土曜日朝帰りとなる。

いつものように、4時30分発の空港バスで羽田に向かうのが一番楽なのだが、なぜか、予約状況が△となっている。ANA141便なら、1時間後の5時30分発のバスでも恐らく大丈夫なのだろうが、万一の事を考えると怖い。

東京の道路事情は甘くはない。

横浜線車内 混み混みの空港バスには懲りているので、今朝は素直に横浜線経由で羽田に向かうことにした。結果的には、これが正解だったようである。

朝帰りでハイな連中も居たが、車両を選べば静粛さも保て、且つ3月も末なので車内もそれほど寒くは無い。

でも、目を瞑っていても眠れない。年のせいかな? 昔は、瞬間爆睡だったのだが。困ったものである。それなら開き直って起きていたら良かった。

東神奈川で京急に乗り換え1時間ほど耐えて、終点の東神奈川到着。

空はすっかり白んでいる。ここで京急に乗り換える。既にSUICAが使えるようになっているのは嬉しい。今年後半に向けて、せいぜいJALのマイルを貯めていかないと...

神奈川新町で乗り換え仲木戸から乗った各駅停車を、神奈川新町で降りて、羽田空港行き特急に乗り換える。今朝もまずは1タミへ向かうので、先頭近くに乗車する。

ロングシート車なのが残念だが、空いているので良しとしよう。

京急蒲田でスイッチバックして、羽田空港到着。

京急羽田から1タミへ赤色の方向に向かって進む。

ANAに乗るのに1タミへ向かったのは、言うまでも無く、タダ飯を食すためである。

3週連続で新大和に入るのも気が引けたので、今朝は、ル・シエールでタダ飯を頂くことにする。

1タミに到着スクランブルエッグセットお願いします。と注文をしたのが6時25分頃。既に、店内には空きテーブルが少なくなってきている。

前回、ル・シエールを訪れた時に、料理がやって来るのに時間が掛かったことを覚えていたが、出発まで1時間以上あるのだから大丈夫だろう。と、この時は安易に考えていた。

そして、PCを取り出して、紀行文作成を開始する。

左:新大和、右:ル・シエール10分後、漸くコーヒーがやってきた。この段階で、既に、苛チの関西人の許容限度を超えている。関空や伊丹や神戸なら、罵声の一つや二つ飛んできても不思議では無い。尤も、タダ飯なので、偉そうな態度だけは絶対止めておこうと思ったが。

その後、コーヒーをすすりながら紀行文作成を継続するが、次第に、焦りを感じ始める。

既に、6時50分である。ANA141便7時30分発。7時過ぎには店を出ないと、顰蹙を買うことにもなりかねない。

焦りが次第に大きくなる。様子を観察していると、特に、AMEXのタダ飯だから後回しにされて、遅れている訳でもなさそうである。

ルシエール店内店員は、必死になって、かけずり回り、ぶら下がっている注文伝票を一つ一つ処理しているのである。つまり、テーブルの数に比べて、店員、あるいはコックの人数が少ないように思えた。また、朝メニューは数量が予想できるのだから、予め準備しておけば、効率よく配膳できるはずなので、段取りの悪さも感じられる。

現に、新大和の方は、直ぐにタダ飯がやってくる。

後、5分待って来なかったら、店を出ようと決めた。AMEXカード、擦りたければ擦ってもらって結構。別に小生の財布が傷む訳ではないのだから。それよりも乗り遅れると困る。

その時、漸く、注文がやってきた。時に6時55分。

急いで食したので、味わうことは出来なかったのだが、決して質が悪いわけでは無い。ゆっくり味わえば、充実した朝食を楽しめたはずなのに残念である。

7時過ぎに、店を出て、連絡バス乗り場へ急ぐ。丁度、バスが待っていたので飛び乗って、2タミに到着したのが7時10分。

7時を過ぎると、保安検査場が急激に混雑する。特に今朝は搭乗手続も未だである。領収書が欲しいので、空いているチェックイン機を目ざとく見つけて発券。券を掴んで優先保安検査場へと向かう。

優先保安検査場と言っても、スーパープレミアムシートやプラチナメンバー用の優先保安検査場では無い。

保安検査場Bの左2列は、出発時刻まで30分を切った搭乗客専用のセキュリティゲートである。並ぶときに、便名と出発時刻を告げるようになっている。これとて5~6人並んでいるので、それなりに時間がかかる。

なお、呼び出しがかかっている場合は、GHさんが案内して、この列にさらに割り込みが入る。

今朝も2名割り込んできた。優先に対して割り込みが入る。

しかしなぁ、ここで割り込んでくる乗客は、本来、乗り遅れだろう。まぁ、事情によるのだろうが...

なんとかゲートを抜けたのが7時17分。既に、搭乗は開始されているはず。63番搭乗口へと急ぐ。

ANA141便なんとか、搭乗列の最後の方に並んで、いつものビジネスクラスシートに着席。

今朝のANA141便は、珍しく満席だったようで、空席待ちの案内が出ていたようであった。そのためか、定刻を3分遅れて出発。ここで3分遅れると、離陸待ちの順番が狂ってしまい、遅れが増幅され、到着も遅れる可能性が高くなる。

今朝は、用事があって天王寺まで行くので、ちょっと困る。

離陸後暫くして、シートを倒して睡眠開始。眠りはそれほど深くは無く、色々な夢を見ていたようであった。でも、一応、眠れたこともあって、着陸準備のアナウンスで起こされた時には、割とすっきりと爽快な気分になった。

関空到着は3分遅れの8時48分。まぁ、誤差の範囲と言って良い。

ルーチンのフライトポイントタッチを済ませ、みどりの窓口へと向かう。

みどりの窓口@関西空港丁度、国際線が到着したタイミングと重なっており、ここでも待ち行列は長い。皆、外国人であるので、一件あたりの処理時間が長くなる。こんなに列が長いのに、4つある窓口の1つを閉じているのは、どういうことか? 別に、係員が居ないわけではなかろうに。

国鉄がJRに変わって早20年にもなる。世代交代も進んでおり、国鉄時代を知らない人がJRの中心的存在になってきていることと思う。しかし、受け継がれたDNAの改善には、更なる年月が必要なのだろう。

10分も並んで、用件を済ませて、9時10分発の関空快速に辛うじて間に合った。いつものように一人掛けの席でまったりと過ごし、今朝は天王寺まで向かう。

天王寺で降りて、買い物を済ませた後再び阪和線で堺に戻る。久しぶりに113系体質改善車に乗車できて何となく嬉しかった。
快速日根野行き快速日根野行き

今回の教訓:AMEX、朝のタダ飯、ル・シエールは30分くらい待たされることを覚悟しておいた方が良い。急ぐなら、迷わず新大和に入るべきである。


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