往路:12月27日(日) 八O子 →東京 :中央線快速 東京 →岐阜 :ムーンライトながら 岐阜 →名古屋 :快速名古屋行き 名古屋 →金山 :普通中津川行き 金山 →名古屋 :快速名古屋行き 名古屋 →多気 :快速みえ51号 運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510+¥490+¥510
【前回からの続き】名古屋駅の関西線ホームへ行くと、既に、快速みえはホームに入っていた。


たった2両編成の快速みえ。
先頭車両の前半分は指定席なのだが、自由席には人があふれており、指定席も満席との事。当然、小生の隣にも人が居る。
噂通り、かなり混雑している快速みえ。
車両価格が高いので、編成を増やせないのは分かるが、新幹線で儲けた金をリニアだけにつぎ込むのではなく、快速みえの4両化、いや、できれば、6両化?に投資しても良いのではないかな?
名古屋停車中に検札があって、その際、伊勢鉄道線区間の運賃¥490を精算する。

自由席だと思って座っていたら、本来の席の持ち主が現れたり、指定席と知って、空席がないかと食い下がる御仁が居たりと。
自由席と指定席とを区別するためにも、せめて、指定席にはもう少しグレードの高いシートを宛うとか、モケットの色を変えるとか、JR東海ももう少し工夫すれば良いのにと、思う。
久しぶりの関西線、馴染み深い近鉄を右手に見ながらの車窓は、新鮮で、楽しい。
暫く、景色を眺めていたのだが、なぜか木曽川、長良川を渡った記憶が無い。一瞬眠っていたのか、それとも???
記憶は無いのだが、現に川を渡ったのだろう。
列車は、間もなく桑名に到着する。再び、右手側に近鉄特急と養老鉄道線が現れた。


近鉄側から関西線を見る機会の方が圧倒的に多いものだから、同じ物でも、視点が異なると全く違って見える。当たり前だが。
JR四日市を過ぎて、伊勢鉄道線に入る。

一瞬、路線が、非電化ではあるが複線の高規格路線になったように思われたが、暫くすると土地付きの単線区間になり、そのうち、普通の単線になった。
かなり中途半端である。
伊勢鉄道、関西本線とも、所々単線区間がある(と、いうよりは、所々複線区間があると言った方が適切か??)。これで、近鉄特急に対抗しようというのだからJR東海も良い根性をしている。でも、快速みえの加速のエンジン音はなかなか快いので、気概だけは充分くみ取れる。
再び、近鉄が右手に見て、そして、紀勢本線と繋がって、津に到着。
ワイドビュー南紀と、鳥羽行きのアーバンライナーPLUSに会合する。

このアーバンライナーは、名古屋発7時50分、鳥羽着9時25分。一方、小生が乗車している快速みえは、名古屋発7時49分、鳥羽着9時40分。 つまり両者は、モロに競合しており、8時40分に津で相見える事になる。
運賃はJR+伊勢鉄道線の方が、安いのだが、直ぐに満席になる指定席、一方、自由席なら並ばないと座れない事を考慮すると、近鉄の方に軍配があがりそうな気がする。

さて、津を過ぎて、紀勢本線を走る。

単調な平野の風景が続く。が、天気が良いため、見飽きる事は無い。3度目に、近鉄の線路が右手に見えてきて、松阪に到着。

小生は、松阪では降りず、暫くは空いた座席でくつろぐ事にする。
そして、次の停車駅、多気で降りて、ニコチン補給のために一旦改札を抜ける。
