すっかり秋らしくなった早朝、可愛い薔薇たちに水をあげようとベランダへ出れば.....
何やらキラキラしながらも重たげな物体がパットオースティンの膨らんだ蕾にしがみついている。
目を凝らしてよく見れば、「なんだ、何の事はない。ただのコガネムシか.....」って、蕾、ポッカリ穴開いてるやんけ!
「コラ~ッ!お前がやったんか!?」
怒りはすれど、時すでに遅し。
穴は蕾の中心までに達しているようで、いまさらコイツをどかしたところで、何の慰めにもなりゃしない。
「仕方ない。腹は立つけど、この蕾はお前にやるよ」
でもなっ。
この蕾を食べ終わったら、さっさと出て行ってくれたまえよ。
それと。
一宿一飯の恩義、ゆめゆめ忘れるでないぞ。
聞けば
「コガネムシは金持ちだ」という。
恩返し。待っておるぞ.....
何やらキラキラしながらも重たげな物体がパットオースティンの膨らんだ蕾にしがみついている。
目を凝らしてよく見れば、「なんだ、何の事はない。ただのコガネムシか.....」って、蕾、ポッカリ穴開いてるやんけ!
「コラ~ッ!お前がやったんか!?」
怒りはすれど、時すでに遅し。
穴は蕾の中心までに達しているようで、いまさらコイツをどかしたところで、何の慰めにもなりゃしない。
「仕方ない。腹は立つけど、この蕾はお前にやるよ」
でもなっ。
この蕾を食べ終わったら、さっさと出て行ってくれたまえよ。
それと。
一宿一飯の恩義、ゆめゆめ忘れるでないぞ。
聞けば
「コガネムシは金持ちだ」という。
恩返し。待っておるぞ.....