中学校の卒業式にいって参りました。
校長先生のお言葉で最後に 「泥を投げられたら、花を投げよ」 と言われました。
国同士の争い、隣人とのいがみ合い、果ては親子の殺し合い、
あげれば限りない今の世の中。
十五歳の少女達の胸にはどのように響いたのでしょうか?
背筋を伸ばし静かに耳を傾けて聞いている少女達とその父兄。
こんな素晴らしい教育をしている学校がいまだにあったのだ・・・・と
感動して帰って参りました。
お濠の傍の桜が一、二輪 「おめでとう」と言って開いていました。
昔からのおなじみの春の草花も揃ってこちらを向いて笑っていました。
のどかな春の一日でした。
いくそ度 思ひかへても 人の世は
誠のほかに ゆく道そなき
この学校の創始者の詠まれた詩だそうです。
どんなに時代が変わろうと、どんなに科学が進もうと
誠の道は変わることは無いのです。
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