山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

かけがえのない 尊い命

2013-06-12 08:44:44 | 日記


つややかに咲く 「にっこうきすげ」 です。
キラキラと輝きながら、人の心を明るくさせてくれる様な花ですが 
短い一日花で授かった限りを尽くして生きているかの様な花姿です。
一時は華やかに見えても、いつどこで終わるのか解らない人の一生に
重ね合わせて見ています。



山あじのさいの手入れをしていましたら
思いがけず珍しい 「すいかずら」 のピンクの花に出会いました。
今年はスイカズラは花が沢山咲いて 山路や田の周りで良く見かけます。
でもピンクは初めてです。
こんな花と出会えた日は 一日がとても素晴らしく思えます。
限りなく優しく それでいてどこか寂しい、
そんな風情の 花です。



以前にも投稿しました 「はないちご」 です。
可愛い綺麗なピンクの花ですが 実はなりません。
「これで実がなったらいいのに」 って言っていたら
ある日突然に ピンクと白の混ざった花が咲きました。
まさか! 実が付く様な事は・・・・・。
「三対二で白の勝ち」と傍で言ったから、
もしかしたら、美味しい実がつくかも・・・



ギボウシの間から変な色の葉がでてきました。
「なんだろう?」って思っていましたら 
間違いなく雑草の 「ニガナ」 です。
草姿は間違いないのですが、葉の色が濃い紫色で 
それはそれで又美しいものです。
種のおかれた場所を定めと決めて生きている花。
ギボウシと関わり合いながら、ひたむきに生きる花の命。
「これだってかけがえのない尊い命なのだから今年はそっとしておこう」 と
捨てないで眺めて楽しんでいます。
来年はこのあたりいっぱいに種をこぼして殖えているかも・・・。
コメント
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